永遠の生命、安心

永遠の生命と永遠の安心を得る方法を紹介します。

農暦新年 (きらく仙女さんの日記の転載)

2023年01月22日 | 日記
農暦の元日となりました。
新年おめでとうございます!

太陰暦は馴染みが薄い方も多いかもしれません。
最近はお宮やお寺の行事なども殆ど西暦のようですね。

ただ、どなたにも、新月は新鮮な印象ではないかと思います。
昔から、地鎮祭など改まった祭典は新月の日に行うのが最適です。

日々鎮心経の誦経をしておりますが、今朝は驚くほどパワフルでした。
今日の新月は特に、過去992年間で最接近のスーパームーンだそうです。

黒部ダム完成やTVアニメの放送開始など画期的な出来事も癸卯の年でした。
何か、これから特別な事が始まりそうな気配が感じられてまいりませんか?

さて、干支の話は前回も少しお伝えいたしましたが、癸と卯の文字について、
思い当たる事など少々お話しして、軽くご参考にして頂ければと思います。

癸卯の癸はご存じのように十干の〆ですね。来年からまた、甲、乙・・・と
巡ってゆきます。草木が枯れて平坦になった大地の象形との説もありますが、

甲骨や金文では、四方に突起が出た、矢車草の花のような象形です。やはり、
回転して元に戻る義で、旬やとも近いという解釈が適するように感じます。

卯の方は門などの扉を左右に押し開けた形であると一般的に謂われています。
そこで、癸卯では扉が開いて新しい世界が見えてくるイメージになります。

ただ、卯の開始は自然に起こるのではなく、人為的と申しますか、無理に
押し開ける意味を含んでいるようで、その点は要注意な気がいたします。

ですから、愈々新しい事が始まるための大切な準備時間という認識で、
気持ちを引き締めて、静かに目標確認など致したいと改めて感じます。

そして、一瞬一瞬とまではゆかずとも、一日一日をしっかり楽しみ、
善いと思う事を丁寧に行い、ポジティブに過ごしたいものです。

常に今日が一番素晴らしい、特別の日でありますように!
どうぞ本年も、時々日記にお立ち寄りくださいませ。
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新年 (きらく仙女さんの日記の転載)

2023年01月01日 | 日記
卯の新年おめでとうございます!
皆様、清々しい元日をお迎えでしょうか。

卯に当てられる兎は、飛び跳ねるイメージから飛躍に、
多産な事から子孫繁栄に通じるとか謂われます。また日本では、
月と兎の連想で、卯年はツキが巡ってくる好運年とも謂われます。

私の兔イメージは、おとなしく黙って、静黙の見本的な動物です。
人もミッフィー風に口を✕して無駄な発言を控え、必要な情報には
耳を澄ませて聴覚を働かせるのが今の社会に適するかもしれません。

さて、寅の年始には、天地人開闢のような話をお伝えいたしました。
子丑寅という時間の流れで、先ず天地が開闢して、その天地の中間に
人霊が位置して三才が立して後に万物が展開されるという順序です。

ただ、現実の時間では人の先に多くの植物や動物が出てくるわけで、
生存できる環境が整ってから後天身体の人が生まれる順序になります。
卯の時間に万物が発生し展開して、愈々人の生存環境が整うのでしょう。

また逆に、後天人体を持つ人々が万物の繁栄を整えて善い環境を作りつつ、
自身の修養を実行し、やがて真実の人と成る、そのような努力をすべき時期、
その実現の可能性や希望が示されている時期が到来した、とも言えそうです。

道院の基本経典であります「太乙北極真経」は十二支の順に説かれていますが、
卯集の「形性命分篇」には「鎮心経」の中の天枢数十万衆の逸話も登場します。
真形と天性天命のお話で、「生きる!・・・」の心性命の図とも関係します。

結論を申せば、自己の天命を確立する事と自己本来の善性を安定させるには
自己固有の真霊の形成が必要で、その実現には真坐に由る修養が必要です。
その実行は「一命主炁」即ち自己の性命を保ち炁を主す、とも謂われます。

又、「形性命の立は、実に真境に帰す」とも説かれてrます。簡単には、
玄関の窔で静黙を楽しむ境地になると真霊も性命も整えられるという事です。
色々な情報に振り回されず、静かに本心を寛がせる、自身に誠実な善功です。

それが卯集の主旨ですので、その仕組みをなるべく良く理解しながら実践する、
それも成功を急がずに、ゆっくりと丁寧に楽しみながら取り組む、そのような
修養の時間を持つのに適する時期が、今年巡って来たとも言えると思います。

飛躍しようと思えば出来る状態で尚エネルギーを蓄えてタイミングを測るのも
宜しいでしょう。或いは個人的な安楽や栄華の願いを公の大願に昇華するのも
宜しいのではないでしょうか。ご自身の本心と良く相談されるのが大事です。

特に今日、元日に今年の希望や方針などを意識する事は有意義と思います。
今年には今年ならではの、為すべき事、為しやすい事があるはずです。
勢い良く一歩を踏み出す前に、それらを静かに思ってみましょう。

やはり常に「平静」は基本です。炁に直属する静を忘れず、そして
飛び越え難い高いハードルや厳し過ぎるノルマを自身に課せずに、
現実のウサギのように穏やかに柔らかく再起動いたしましょう。

色々と面倒な課題や訓練が続いてゆくかもしれませんけれど、
一つ一つ適正に対処してゆくにも静の力が頼りになります。

今年が読者の皆様にとりまして、本当に喜ばしい、
記録的な程の素晴らしい年になりますように!
心より祈念させていただきす。
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