永遠の生命、安心

永遠の生命と永遠の安心を得る方法を紹介します。

聞けば分かることも (きらく仙女参の日記の転載)

2016年03月27日 | 日記
今の季節は、春休みのせいか、
大阪信州間の高速バスの乗客にも、
学生たち、乳幼児を含む家族連れ、
単身の小中学生なども多いようです。

先日も、私の後席に幼児たちが、
陣取って大声ではしゃいでいました。
乳児を連れた母親が傍にいて、時々
シーッ、シーッとか言うのですが、
少しも効果がありませんでした。

電車などならば、他の車両へ移動、
という事も可能ですが、全席指定の
バスは数時間の瓶詰状態となります。
最近はシートベルトも義務となりました。

私の隣席は、小学校高学年くらいの
行儀の良い女の子が座っていました。
その子は、スマホを開いたり、眠ったり
英語のドリルなどをしていました。

後ろがあまり喧しいので、私は
その3~4歳くらいの男の子の一人に、
「あのね~、自分ちの車で出かける時は、
大きい声で話したり、歌を歌ったりしても
いいのよね。バスでも、借り切ってる時は
好きな事してもいいと思うけどね、今日は、

ほかの人が一緒に乗ってるでしょ?それで、
静かにしたい人もいるの。疲れてる人とか、
お勉強したい人とかね。だから、いつもより
静かにしないとダメなの!」と説明しました。

最後の「ダメなの!」はちょっと強めに。
すると即時に「はい」と返事がありました。
本当に通じたのか不審感がよぎりましたが、
間もなく、言ってみるものだと思いました。

一人に言っただけなのに、その幼児2人ともが
静かになりました。それどころか、大声を発する
乳児に対して、注意をするではありませんか。
「うちの車とちがうんやから、静かにせんと
あかんねんで!」・・・何とも頼もしい姿です。

母親は私に、「すみません」と言っていました。
信州の人なのですね、きっと。大阪の人なら
「ありがとう」と言うでしょう、多分。

理由というか訳を説明してもらえば、
幼児でも要点を理解して、問題解決や
行動改善のきっかけになる可能性が
十分にあると改めて思った次第です。

因みに隣席の静かな女の子は、私の
定番の喉飴と、お弁当のレーズンと胡桃の
カンパーニュを分けてもらいました。
めでたし、めでたし。
コメント
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