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哲学者か道化師 -A philosopher / A clown-

映画、小説、芸術、その他いろいろ

11月の美術展

2007-11-04 | 展覧会
<上野>
・東京国立博物館
『大徳川展』
 ~12月12日(日)

・国立西洋美術館
『ムンク展』
 ~1月6日(日)

・東京都美術館
『フィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術』
 ~12月24日(月)

・東京藝術大学大学美術館
『岡倉天心―芸術教育の歩み―』
 ~11月18日(日)


<東京>
・ブリヂストン美術館
『セザンヌ4つの魅力―人物・静物・風景・水浴―』
 ~11月27日(日)


<竹橋・九段下>
・東京国立近代美術館
『天空の美術』
『近代日本の美術』
 ~12月24日(月)

・東京国立近代美術館・工芸館
『工芸館30年のあゆみ』
 ~12月2日(日)


<六本木>
・国立新美術館
『アムステルダム国立美術館所蔵 フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展』
 ~12月17日(月)

・森美術館
『六本木クロッシング2007:未来への脈動』
 ~1月14日(月・祝)

・サントリー美術館
『鳥獣戯画がやってきた! 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌展』
 ~12月16日(日)


<渋谷・青山・恵比寿>
・Bunkamura ザ・ミュージアム
 なし
(『故郷スイス村のぬくもり アンカー展』12月1日(土)~)

・青山ユニマット美術館
『印象派展』
 ~2008年4月20日(日)

・東京都写真美術館
『写真新世紀東京展2007』
 ~11月25日(日)
『「昭和」写真の1945-1989第4部 50年代以降「オイルショックからバブルへ」
 ~12月9月(日)
『東松照明 Tokyo曼陀羅』
 ~12月16日(日)


<清澄白川>
・東京都現代美術館
『SPACE FOR YOUR FUTURE アートとデザインの遺伝子を組み換える』
 ~2008年1月20日(日)


<世田谷・用賀>
世田谷美術館
『夢からの贈り物 ルオー・ルドン・長谷川潔・駒井哲郎』
 ~12月2日(日)

 11月の展覧会は10月からの引き継ぎがほとんど。見たい展覧会は多いけれど、ヒマなし…。とりあえずは、ブリジストン美術館か。

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Bunkamuraザ・ミュージアム『ヴェネツィア絵画のきらめき』

2007-10-20 | 展覧会
 Bunkamura ザ・ミュージアムの『ヴェネツィア絵画のきらめき 栄光のルネサンスから華麗なる18世紀へ』(~10月25日(木))を観てきた。まあその名の通り、ルネッサンス以降の(マネリズムだっけ?)の絵画を集めた展覧会だけど、なかなか良かった。ルネッサンスのきらめくような人間主義でも、近代絵画のジャンル的な複雑さでもないという、まあ中途半端といえば中途半端な感じの絵が多いが、その中でもおもしろいものは、ある。ギリシャ神話やキリスト教の寓話をモチーフとした絵画が多いのだが、ファンタジックな絵も多くて、味わいは広く深い。
 いかにもBunkamuraらしい、エスタブリッシュな感じのする展覧会だけど、渋谷で時間が余ったとかなら是非観に行くといいと思う。それほど混んでいないしね。

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損保ジャパン東郷青児美術館『美しき女性印象派画家 ベルト・モリゾ展』

2007-10-10 | 展覧会
 損保ジャパン東郷青児美術館の『美しき女性印象派画家 ベルト・モリゾ展』(~11月25日(日))を観てきた。

 モリゾと言えば、ルノワールやモネといった、印象派の巨匠に隠れがちだが、れっきとした印象派の中心人物である、という感じの展覧会だった。
 茶色や灰色が多い、あるいはキャンバス地の大部分が見えているという地味な印象の絵も多いが、ルノワールみたいな緑や赤を混ぜた色合いの華やかな絵は絶品。その中でも特に、若い女性や少女(自分の娘のジュリーなど。愛情を感じる)を描いた絵が非常に良い感じだ。子犬などの小物と一緒に描かれて、正統派少女小説(まあ『赤毛のアン』とかになるのだろうか)の挿絵に使えそうな絵も多い。そういった絵はルノワールの画風にも似ているのだけど、ルノワールが割とふくよかな印象の女性を描いたのに対し、モリゾは儚げな印象の絵を描いていて、個人的にはこちらの方が好きだ(調子に乗って言ってしまえば「萌えた」というにもやぶさかではない)。重ね重ね言えば、非常に良い感じ。

 あと、意外に知られていないことだけど、東郷青児美術館には常設展として、ゴッホの『ひまわり』とゴーギャン、セザンヌの三点が展示されている。とくに『ひまわり』は超々有名な絵なので、ついでに観てくるのがよい。

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10月の美術展

2007-10-07 | 展覧会
<上野>
・東京国立博物館
『東洋の名品―唐物』
 ~10月8日(月・祝)
『大徳川展』
 10月10日(水)~12月12日(日)
『仏像の道-インドから日本へ』
 ~2008年4月6日(日)

・国立西洋美術館
『ムンク展』
 10月6日(土)~1月6日(日)

・東京都美術館
『フィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術』
 10月10日(水)~12月24日(月)

・東京藝術大学大学美術館
『岡倉天心―芸術教育の歩み―』
 ~11月18日(日)


<東京>
・ブリヂストン美術館
『セザンヌ4つの魅力―人物・静物・風景・水浴―』
 ~11月27日(日)


<竹橋・九段下>
・東京国立近代美術館・美術館
『平山郁夫 祈りの旅路』
『崩壊感覚』
『近代日本の美術』
 ~10月21日(日)
『天空の美術』
『近代日本の美術』
 10月27日(土)~12月24日(月)

・東京国立近代美術館・工芸館
『工芸館30年のあゆみ』
 ~12月2日(日)


<六本木>
・国立新美術館
『安齊重男の“私・写・録”1970-2006』
 ~10月22日(月)
『アムステルダム国立美術館所蔵 フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展』
 ~12月17日(月)

・森美術館
『六本木クロッシング2007:未来への脈動』
 10月13日(土)~1月14日(月・祝)

・サントリー美術館
『BIOMBO(ビオンボ)/屏風 日本の美』
 ~10月21日(日)


<渋谷・青山・恵比寿>
・Bunkamura ザ・ミュージアム
『ヴェネツィア絵画のきらめき 栄光のルネサンスから華麗なる18世紀へ』
 ~10月25日(木)

・青山ユニマット美術館
『アンドリュー・ワイエス展』
 ~10月14日(火)
『印象派展』
 10月16日(火)~2008年4月20日(日)

・東京都写真美術館
『キュレーターズ・チョイス07「対話する美術館」』
 ~10月8日(月・祝)
『「昭和」写真の1945-1989第3部「高度成長期」』
 ~10月14日(日)
『鈴木理策:熊野、雪、桜』
 ~10月8日(月・祝)
『マザー・テレサ メモリアル 母なることの由来+母なるひとの言葉』
 ~10月19日(金)
『鈴木理策:熊野、雪、桜』
 ~10月21日(日)
『「昭和」写真の1945-1989第4部 50年代以降「オイルショックからバブルへ」
 10月20日(土)~12月9月(日)
『東松照明 Tokyo曼陀羅』
 10月27日(土)~12月16日(日)

<清澄白川>
・東京都現代美術館
『SPACE FOR YOUR FUTURE アートとデザインの遺伝子を組み換える』
 10月27日(土)~2008年1月20日(日)


<世田谷・用賀>
世田谷美術館
『夢からの贈り物 ルオー・ルドン・長谷川潔・駒井哲郎』
 ~12月2日(日)

 10月の美術展です。なんか紹介している私自身、身辺が立て込んでいて、なかなか美術館に足を運ぶことができないでいるのが残念なところです。けれど、10月から始まる美術展のなかにはかなり良さそうなのも多く、できれば時間を捻出して心を落ち着けて美術品を観る時間が欲しいところです。美術を見るというのは、精神的なリラクゼーションにも格好ですからね。

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9月の美術展

2007-09-10 | 展覧会
<上野>
・東京国立博物館
『東洋の名品―唐物』
 ~10月8日(月・祝)
『仏像の道-インドから日本へ』
 ~2008年4月6日(日)

・国立西洋美術館
『ムンク展』
 10月6日(土)~1月6日(日)

・東京都美術館
『トルコ・イスタンブール歴史紀行トプカプ宮殿の至宝展 オスマン帝国と時代を彩った女性たち」
 ~9月24日(月)

・東京藝術大学大学美術館
『金刀比羅宮 書院の美―応挙・若沖・岸岱―』
 ~9月9日(日)
『歌川広重《名所江戸百景》のすべて』
 ~9月9日(日)
『自画像の証言』
 ~9月17日(月)
『ICHIKEN展』
 9月20日(木)~9月27日(木)


<東京>
・ブリヂストン美術館
『青木繁と《海の幸》-青木繁6作品』
 ~9月30日(日)


<竹橋・九段下>
・東京国立近代美術館・美術館
『平山郁夫 祈りの旅路』
『崩壊感覚』
『近代日本の美術』
 ~10月21日(日)

・東京国立近代美術館・工芸館
『たんけん!こども工芸館』
『現代のガラス』
『人間国宝・巨匠コーナー』


<六本木>
・国立新美術館
『安齊重男の“私・写・録”1970-2006』
 9月5日(水)~10月22日(月)
『第92回 二科展』
 ~9月17日(月)

・森美術館
『ル・コルビュジエ:建築とアート、その創造の軌跡』
 ~9月24日(月・祝)

・サントリー美術館
『BIOMBO(ビオンボ)/屏風 日本の美』
 9月1日(土)~10月21日(日)


<渋谷・青山・恵比寿>
・Bunkamura ザ・ミュージアム
『ヴェネツィア絵画のきらめき 栄光のルネサンスから華麗なる18世紀へ』
 9月2日(日)~10月25日(木)

・青山ユニマット美術館
『アンドリュー・ワイエス展』
 ~10月14日(火)

・東京都写真美術館
『キュレーターズ・チョイス07「対話する美術館」』
 8月11日(土)~10月8日(月・祝)
『「昭和」写真の1945-1989第3部「高度成長期」』
 ~10月14日(日)
『鈴木理策:熊野、雪、桜』
 ~10月8日(月・祝)


<清澄白川>
・東京都現代美術館
『磯辺行久展』
 ~9月30日(日)
『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』
 ~9月30日(日)
『MOTコレクション 第2期』
 ~9月30日(日)


<世田谷・用賀>
世田谷美術館
『夢からの贈り物 ルオー・ルドン・長谷川潔・駒井哲郎』
 ~12月2日(日)

 遅まきながら9月の美術展案内です。今回はあまり大物はないかなあ。とりあえず東京現代美術館の『MOTコレクション』でも観に行こうかと。

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国立科学博物館『失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展』

2007-08-28 | 展覧会
 国立科学博物館の『失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展』(~9月27日(月))を観てきた。要は、中南米の三大文明を紹介する、夏休みの学生向けの展覧会だが、結構楽しかった。展示もわかりやすく、会場は音楽も含めて雰囲気が高められていて、美術展なんかじゃついぞ見られなくなってしまったエキゾシズムがむんむんと漂う展覧会。かなり大きな石像とか、本物のミイラとかが置いてあって、展示物も迫力がある。それ以上に、中南米の文明の歴史、というかそういう重みを感じられる展覧会だったと思う。
 普通の美術展には飽きたとか、夏休みが終わるけれど最後にどこか行きたいという人にはお勧め。平日の3時から入ったが、会場は適度に混んでいると言う程度。

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国立新美術館『日展100年 一目でわかる!日本の美術この100年』

2007-08-22 | 展覧会
 国立新美術館の『日展100年 一目でわかる!日本の美術この100年』を見てきた。正直「一目で分かる!日本の美術この100年」というコピーでなかったら、行くことはなかったと思う。国立新美術館の開設の目的の一つが、日展などの公募展に対応するためのものだったで、ある意味では国立新美術館の価値が問われる美術展である(今回は、公募展ではないが)。というのは、国立美術館自体、日展などの政治家にも影響力をもつ美術団体が後押しして作らせたものだという、まあ事実に基づく批判があるので、批判に答えるためにも日展などは国立新美術館でそれなりの成果をださなければならないからである。それに、日展は日本最大の美術団体だが、もともと官主導の団体だったこともあり、その保守性も批判されている。というわけで、この美術展は日展そのものの価値を問うものでもあると思う。

 で、展示されている美術だが、ちょっと有名なものもあったが、戦前のものは感性の問題かあまり面白くない。それに、これは展覧会の度に展示室を組みなおせるという国立新美術館のフレキシブル性がアダになったのだと思うが、要は作品が入っているケースとかがハリボテで、長い屏風の入っているケースなど、ガラスの合わせ目や枠が目に入って、見づらい。国立西洋美術館とか据え置き式の展示室ではほとんどないことである。それでも、戦後の美術のコーナーにはいると、俄然面白くなって、結構良かった。正直、日展侮りがたしと行ったところである。展示品の数は、「100年」というわりには多くはなかったが、いろいろなジャンルのものが展示されていることで、それなりに満足できた。
 ただ、解説のなかに、要約すれば「日展は最も社会的権威の高い美術団体であり、それに反発する在野の団体も多かったが、これは総じて日展が日本の美術に刺激を与えてきたということである」と言うようなことが書かれていたのが気になった。確かに、第三者的に言えば、それは正しいのだろうが、お前が自分で言うなよというツッコミである。
 日展が日本の美術を代表することはすでにできなくなっているらしいが(今や日本の美術は村上隆だし)、一美術愛好家(超アマチュア)としては、楽しめる作品が出てくるに越したことはないわけである。ツッコミどころは多いが、せっかく立派な美術館を立てたのだが、どうせなら有効活用していただきたい。日本の美術に幸あれ。

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国立西洋美術館『パルマ―イタリア美術、もう一つの都展』『祈りの中世 ロマネスク美術写真展』

2007-08-14 | 展覧会
 国立西洋美術館に『パルマ―イタリア美術、もう一つの都展』『祈りの中世 ロマネスク美術写真展』を見に行ってきた。

 『パルマ展』は、パルマがフィレンツェと並ぶイタリア美術のもう一つの中心ということを示す展覧会。基本的には、ルネサンス以後の美術が展示されている。絵画に装飾に結構ボリュームはある。しかしいかんせん、僕のよく知らない分野の美術なので、あまりコメントできない。イヤホンガイドが、オペラ歌手の錦織健がやっているということを売りにしていたが、これが通じるなら、人によっては能登○美子や堀○由衣がイヤホンガイドをやったら来たがる人もいるのではないかと思ってしまった。まあそのうちオタク展みたいのが大々的に開催されることがあれば、そういうのもあるかもしれない。入り口前の、プラズマテレビに映されたパルマとパルマ美術の紹介映像のナレーターは、関○彦だったが。むちゃくちゃ似合ってた。

 『祈りの中世 ロマネスク美術写真展』は、そのまんまというかヨーロッパの田舎のほうの修道会の装飾の写真展。四コママンガみたいな絵柄の宗教芸術もあっておもしろい。

 今回、気づけば記憶にある限り初めて国立西洋美術館の常設展を見たのだが、すごい豪華。モネの絵ばかり10点以上も展示されている部屋や、ゴッホ、ルノワール、ゴーガン、ミロなどのそうそうたる顔ぶれの作品が並んでいたりする。個人的にうれしかったのは、サム・フランシスの絵があったこと。

 国立西洋美術館は広くて疲れるが、その分コストパフォーマンス高し。

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国立近代美術館『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』『アンリ・ミショー展 ひとのかたち』

2007-08-08 | 展覧会
 国立近代美術館に『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』と『アンリ・ミショー展 ひとのかたち』を見に行ってきた。

 ブレッソンとは「決定的瞬間」という言葉を生み出した有名な写真家らしいのだが、写真には疎い寡聞にしてしらない。そもそも、写真の見方というのが分からないのだ。絵画なら結構見ているので割りと見当が付くのだが、写真はさっぱり。というわけで、今日もほとんと写真は分からなかった…損してるなあ。ブレッソンは日本を含め20世紀の世界各国を回り、人々の生活を撮って回った。ちなみに写真はみんな白黒だ。
 面白かったのは、ブレッソンが撮った文学者や画家などの写真だ。サルトル、エズラ・パウンド、フォークナー、マティス、ピカソ、その他諸々。普通、今見れるそういう人たちの写真て昔の肖像画のような体裁で撮られるので、わりとかっきりしているのだが、これらの写真は日常的な風景のなかに、なんか濃い人たち(笑)が映っているという感じでよかった。また、ブレッソンは写真を撮ることを弓道に見立てていたという解説もあり、それなら微妙に写真が分かるかなと思った。結局、僕はまだ写真芸術のなんたるかが分からないのだが、見る人が見れば面白いのだろう。

 『アンリ・ミショー』は人や顔がのたくったような絵を描く人だが、軽やかでちょっと面白い感じだった。ポストモダンぽい感じ。

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8月の美術展

2007-08-06 | 展覧会
<上野>
・東京国立博物館
『足利義満600年御忌記念「京都五山 禅の文化」展
 ~9月9日(日)
『仏像の道-インドから日本へ』
 ~2008年4月6日(日)

・国立西洋美術館
『パルマ―イタリア美術、もう一つの都展』
 ~8月26日(日)
『祈りの中世 ロマネスク美術写真展』
 ~8月26日(日)

・東京都美術館
『トルコ・イスタンブール歴史紀行トプカプ宮殿の至宝展 オスマン帝国と時代を彩った女性たち」
 ~9月24日(月)

・東京藝術大学大学美術館
『金刀比羅宮 書院の美―応挙・若沖・岸岱―』
 ~9月9日(日)
『歌川広重《名所江戸百景》のすべて』
 ~9月9日(日)
『自画像の証言』
 ~9月17日(月)

・上野の森美術館
『第20回日本の自然を描く展』
 8月5日(日)~8月24日(金)
『第14回泰書展』
 8月26日(日)~8月30日(木)(入場無料)


<東京>
・ブリヂストン美術館
『青木繁と《海の幸》-青木繁6作品』
 ~9月30日(日)


<竹橋・九段下>
・東京国立近代美術館・美術館
『近代日本の美術』
『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』
『アンリ・ミショー展 ひとのかたち』
 ~8月12日(日)
『崩壊感覚』
『近代日本の美術』
 8月18日(土)~10月21日(日)

・東京国立近代美術館・工芸館
『たんけん!こども工芸館』
『現代のガラス』
『人間国宝・巨匠コーナー』


<六本木>
・国立新美術館
『スキン+ボーンズ―1980年代以降の建築とファッション』
 ~8月13日(月)
『日展100年 一目でわかる! 日本美術この100年』
 ~9月3日(月)

・森美術館
『ル・コルビュジエ:建築とアート、その創造の軌跡』
 ~9月24日(月・祝)

・サントリー美術館
『水と生きる』
 ~8月19日(日)


<渋谷・青山・恵比寿>
・Bunkamura ザ・ミュージアム
『ルドンの黒 眼をとじると見えてくる異形の友人たち』
 ~8月26日(日)

・青山ユニマット美術館
『アンドリュー・ワイエス展』
 ~10月2日(火)

・東京都写真美術館
『世界報道写真展2007』
 ~8月5日(日)
『FASHION MAGAZINE マーティン・パー写真展』
 7月7日(土)~8月26日(日)
『キュレーターズ・チョイス07「対話する美術館」』
 8月11日(土)~10月8日(月・祝)
『「昭和」写真の1945-1989第2部「ヒーロー・ヒロインの時代』
 ~8月19日(日)
『「昭和」写真の1945-1989第3部「高度成長期」
 8月25日(土)~10月14日(日)



<清澄白川>
・東京都現代美術館
『磯辺行久展』
 ~9月30日(日)
『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』
 ~9月30日(日)
『MOTコレクション 第2期』
 9月30日(日)


<世田谷・用賀>
世田谷美術館
『青山二郎の眼展』
 ~8月19日(日)
『夢からの贈り物 ルオー・ルドン・長谷川潔・駒井哲郎』
 8月11日(土)~12月2日(日)

 遅ればせながら8月の美術展。…最近昼夜逆転(朝4~7時がブログ以外なら一番筆が進む…)の生活のせいで、あまり美術展にいけず。8月は国立西洋美術館がおもしろそうか。

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青山ユニマット美術館『アンドリュー・ワイエス展』

2007-08-01 | 展覧会
 今日、朝起きたら美術館に行こうと思い、どこの美術館にしようかと美術館のサイトを見て回ってたら、青山ユニマット美術館が開館1周年で今日まで毎日先着100名に栞をプレゼントしているということで、ここにしようと思い行ってきたのだ。でなくても、青山ユニマット美術館は好きなところだし。

 青山ユニマット美術館はビルに入った比較的小さな美術館で、四階、三階、二階と上から下に展示を見ていく。四階と三階は常設展で、四階はマルク・シャガールの絵が、三階にはピカソなどエコールド・パリの絵が展示されている。展示されている面々はそうそうたるもの。僕はこの美術館で、ミロとユトリロのファンになった。

 そして、現在の企画展はアメリカの在命の画家アンドリュー・ワイエスの展覧会である。一枚目から度肝を抜かれた。ワイエスの絵は水彩画とテンペラ画なのだが、油彩画とは当たり前のことだが、質感からして違うのである。テンペラ画だと写真のようで、水彩画だとことによれば水墨画のようなストイックな雰囲気をたたえている。最近、美術鑑賞への情熱が薄れ、マンネリ化していたのだが、久しぶりにショックを受けた。人がいないのをいいことに、おー、おー、いやあ、いやあ、とうなりながら見ていた。なんか(好きな小説ではないが)村上春樹の『海辺のカフカ』みたいな雰囲気といえば、分かってくれるひともいるかもしれない。人が描かれていなくて、虚ろで、居心地のいい空虚感というかなあ。かといって、眼に見えて退廃というわけではないし、うーむ、いい。小さめのポスターでもあれば買ってきたのだが、絵葉書も含めてあまりグッズはなし。どこか、もっと大きな美術館でワイエス展やってくれないか。

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ブリヂストン美術館「じっと見る 印象派から現代まで」第二期

2007-07-14 | 展覧会
 ブリヂストン美術館の「じっと見る 印象派から現代まで」第二期を見てきた。ただし、「第二期」というのはちょっと誤解を招く表現かも。というのは、第一期からいくつかの作品が交換されたので、僕は第二期と呼んでいるというだけで、公式の名称ではないからだ。

 というわけで、並んでいるほとんどの作品は「第一期」とほとんど変わらないのだが(気づいたのは藤田嗣治の作品だけ)、巨匠の素晴らしい作品が並んでいる。セザンヌ、モネ、ルノワール、コロー、ゴッホ、ピカソ、藤田、ルオー、その他色々。美術館自体シックだし、土曜の午後という時間にもかかわらず、それほど人がおらず、至福の時間を満喫できた。最近の画家の作品も、確か中国の画家だったと思うが、ザオ・ウーキーの作品なんかも結構良い。たぶん、僕にとっては今年一番良かった美術展になると思う。7月16日(月・祝)までで、多分最終日でもそこまで混まないと思うので、このエントリーを読んで興味を持った方は、連休のひと時をブリヂストン美術館で過ごしていただきたい。(マジお勧め)

 ところで、これは個人的な問題だが、最近、絵画を観るのに慣れてしまい、しかも僕個人の問題が山積してきてしまったため、美術館に行ってもなかなか絵画を集中して見られなくなってきている。なんか良い感じの雰囲気に浸ると、考え事をしてしまうのだよなあ。…困ったもんだ。絵を見るときこそリラックスして、そちらに没頭するべきなのだが。うーむ。まあ、おいおい解決するのだろうか。

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7月の美術展

2007-07-01 | 展覧会
<上野>
・東京国立博物館
『平成18年度新収品』
 ~7月16日(月)
『仏像の道 インドから日本へ』
 7月27日(金)

・国立西洋美術館
『パルマ―イタリア美術、もう一つの都展』
 ~8月26日(日)
『祈りの中世 ロマネスク美術写真展』
 ~8月26日(日)

・東京都美術館
『サンクトペテルブルク国立ロシア美術館展 ロシア絵画の神髄』
 ~7月8日(日)

・東京藝術大学大学美術館
『JR東日本展―“鉄道のデザイン~過去から現代・未来へ~”
 7月3日(火)~7月17日(火)
『金刀比羅宮 書院の美―応挙・若沖・岸岱―』
 7月7日(土)~9月9日(日)

・上野の森美術館
『朱徳群展』
 ~7月10日(火)
『FURUKAWA MASANORI RECENT WORK―そして森へ…』
 ~7月4日(水)
『竹下勝雄 ドローイング・ワーク展』
 7月6日(金)~7月16日(月)


<東京>
・ブリヂストン美術館
『印象派から現代まで 第二期』
 ~7月16日(月)
 会期が延長。ピカソや藤田など新たに13点を追加展示
『青木繁と《海の幸》-青木繁6作品』
 7月18日(水)~9月30日(日)


<竹橋・九段下>
・東京国立近代美術館
『近代日本の美術』
『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』
『アンリ・ミショー展 ひとのかたち』
 ~8月12日(日)

『友禅と型染』
『元祖インダストリアルデザイナー:クリストファー・ドレッサー』
『人間国宝・巨匠コーナー』
 ~7月8日(日)


<六本木>
・国立新美術館
『大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産』
 ~7月2日(月)
『スキン+ボーンズ―1980年代以降の建築とファッション』
 ~8月13日(月)
『日展100年 一目でわかる! 日本美術この100年』
 7月25日(水)~9月3日(月)

・森美術館
『ル・コルビュジエ:建築とアート、その創造の軌跡』
 ~9月24日(月・祝)

・サントリー美術館
『水と生きる』
 ~8月19日(日)


<渋谷・青山・恵比寿>
・Bunkamura ザ・ミュージアム
『プラハ国立美術館展 ルーベンスとブリューゲルの時代』
 ~7月22日(日)
『ルドンの黒 眼をとじると見えてくる異形の友人たち』
 7月28日(土)~8月26日(日)

・青山ユニマット美術館
『アンドリュー・ワイエス展』
 ~10月2日(火)

・東京都写真美術館
『世界報道写真展2007』
 ~8月5日(日)
『「昭和」写真の1945-1989第2部 「ヒーロー・ヒロインの時代』
 ~8月19日(日)


<清澄白川>
・東京都現代美術館
『トーキョーワンダーウォール公募2007作』
 ~7月8日(日)
『磯辺行久展』
 7月28日(土)~9月30日(日)
『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』
 7月21日(土)~9月30日(日)

<世田谷・用賀>
世田谷美術館
『絵画が語る 1945±15』
 平成19年度第1期収蔵品展
 ~8月2日(木)
『青山二郎の眼展』
 ~8月19日(日)

 というわけで、7月の美術展です。……6月ので、結構抜けている美術展が多くて驚いた。今回はちゃんと出来ている、はず。

 しかも6月からのを更新するなかで、この美術展行っておくんだったーと、(ちゃんと書いていたのに)今更見逃して悔しい思いをする美術展を見つけたり。こういうことのないように、このコメントを作っているのだが、ツメが甘い。やはり気になる美術展は、見逃さないためにも、鑑賞者が増えない早めの時期に行くが吉。

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国立新美術館『大回顧展モネ』『スキン+ボーンズ ―1980年代以降の建築とファッション』

2007-06-21 | 展覧会
 国立新美術館で『大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産』と『スキン+ボーンズ ―1980年代以降の建築とファッション』を見てきた。他にもいくつか公募展をやっていたけれど、そちらはスルーで。

 『大回顧モネ』は、今日12時前に言ったのだが、入場40分待ちという、久々の込みよう。有閑マダムなどの中年以上の方の多い「サロンパス」臭い展覧会であある。なんか、まともに絵を見ていられる環境ではなかった。まず言いたいが、これから観に行く人はできれば開館と同時に行った方が良いと思う。僕が『モネ展』を出たときには、20分待ちになっていたので、混み方のムラはあるが。
 展示自体は『大回顧』というだけあって、大したもの。この展一つだけで、モネの画歴が分かるほど。人物が、ルーアン大聖堂、積み藁、河、日の出、柳、睡蓮、橋などなど、モネの主要なモチーフの絵が、たぶん全て含まれている。ただし、ガツンと来るような、あまり超大作は見あたらないかも。あと、「モネの~と通じるところがある」と強引な解説しながら、現代芸術家の品もぽつぽつ並べられているのだが、そちらは来館者に一瞥しかされなかったりして、ちょっと寂しい。正直、人が多くてろくに絵を見られなかったが、条件さえ整えば良い美術展なんだろう。もうちょっと会場の道の作り方とか考えてほしかったが。

 『スキン+ボーンズ』は、『モネ展』とは別料金だが、『モネ展』のチケットをもっていると100円割り引いてくれる。この展覧会は、ファッションと建築の共通性を見ていく、ぐらいの趣旨で、パリコレにでも並ぶのだと思われる、奇怪な形をしたドレスや、妙ちくりんな形をした建物の模型が並んでいたりする。ドレスについては、もはや服じゃねえ、みたいな飛び抜けたデザインのものがたくさんあっておもしろかった。あれって売っているのか、そして誰か買うのか?と思うのだが、どうなのだろう。もうちょっと普通のデザインにデチューンしてから、売るとか聞いたことがあるようなないような。そういえば、男物のファッションてジーンズが2本しかないのだが、地位が低いのだろうか? まあ、『モネ展』のついでにでも来てみると面白い展示ではあると思う。

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6月の美術展

2007-06-07 | 展覧会
<上野>
・東京国立博物館
『レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像』
 ~6月17日(日)
『拓本の世界 槐安居(かいあんきょ)中国碑帖コレクション』
 ~7月1日(日)

・国立西洋美術館
『パルマ―イタリア美術、もう一つの都展』
 ~8月26日(日)

・東京都美術館
『サンクトペテルブルク国立ロシア美術館展 ロシア絵画の神髄』
 ~7月8日(日)

・東京藝術大学大学美術館
『パリへ―洋画家たち百年の夢~黒田清輝、藤島武二、藤田嗣治から現代まで~』
 ~6月10日(日)
『新入生歓迎・春の名品選』
 ~6月10日(日)

・上野の森美術館
『アートで候 会田誠 山口晃 展』
 ~6月19日(火)
『朱徳群展』
 6月23日(土)~7月10日(火)

<東京>
・ブリヂストン美術館
『印象派から現代まで 第二期』
 ~7月16日(月)
 会期が延長。ピカソや藤田など新たに13点を追加展示

<竹橋・九段下>
・東京国立近代美術館
『近代日本の美術』
 6月5日(火)~8月12日(日)
『友禅と型染』
『元祖インダストリアルデザイナー:クリストファー・ドレッサー』
『人間国宝・巨匠コーナー』
 6月2日(土)~7月8日(日)

<六本木>
・国立新美術館
『大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産』
 ~7月2日(月)
『第63回 現展』『第78回 第一美術展』『第21回 日洋展』
 ~6月11日(月)

・森美術館
『ル・コルビュジエ:建築とアート、その創造の軌跡』
 ~9月24日(月・祝)

・サントリー美術館
『水と生きる』
 6月16日(土)~8月19日(日)


<渋谷・青山・恵比寿>
・Bunkamura ザ・ミュージアム
『プラハ国立美術館展 ルーベンスとブリューゲルの時代』
 6月9日(土)~7月22日(日)

・青山ユニマット美術館
『アンドリュー・ワイエス展』
 ~10月2日(火)

・東京都写真美術館
『昭和 写真の1945-1989第1部 オキュパイド・ジャパン昭和20年代)』
 ~6月24日(日)
『大地への想い 水越武写真展』
 ~7月1日(日)

<清澄白川>
・東京都現代美術館
『マルレーネ・デュマス―ブロークン・ホワイト』
 ~7月1日(日)

<世田谷・用賀>
『絵画が語る 1945±15』
 平成19年度第1期収蔵品展
 ~8月2日(木)
『青山二郎の眼展』
 6月9日(土)~8月19日(日)

 という感じの6月の美術展です。…すいません、ちょっと遅れました。6月は、4月に開会した美術展がそろそろ終わってしまったためか、それほど華々しい展覧会は多くないのです。こういうときにこそ、上野以外のちょっと穴場的な美術館に行くが吉、なのですよ。

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