世田谷美術館でやっている、『ダニ・カラヴァン展』を見てきた。世田谷美術館に行ったのは初めてだが、小振りだけどもなかなかどうして立派な美術館だった。さすが、特別区。
さて、肝心の『ダニ・カラヴァン展』自体は、ちょっといまいちだったかも。カラヴァンは環境彫刻家として名をはせているのだが、絵を描いていた時期や舞台デザインをしていた時期などいろいろあり、小振りな展示スペースにそれらを総花的に収めようとしてしまったせいで、ちょっと物足りない感も。液晶テレビやプロジェクターを用いて、環境彫刻を見せるのもどうもまどろっこしい気がするし。まあ、これは僕がよほど気に入った作品でもなければ、かなりのハイペースで見ていくことにも起因するのだが。
ところでたまたまなのだが、その日、ホールで『ダニ・カラヴァン 一粒の砂』とかいう、50分程度のカラヴァンについてのドキュメンタリーを上映していたのだが、こちらはなかなか面白かった。なかなかジョークの達者な人だし、ダニ・カラヴァンの時に数キロに及ぶ環境彫刻のダイナミズムも感じられた。どうせこの展にいくなら、このドキュメンタリーを上映している日をホームページで確認して行った方が良いかも。
なお常設展に、北大路魯山人先生(どっかのお茶のCMに引用されてた人だ)の食器や、僕は知らない日本人の芸術家の作品が置かれていて、こちらもおもしろかった。案外、足はのばしてみるものだなあと、しみじみ感じる美術館だった。
さて、肝心の『ダニ・カラヴァン展』自体は、ちょっといまいちだったかも。カラヴァンは環境彫刻家として名をはせているのだが、絵を描いていた時期や舞台デザインをしていた時期などいろいろあり、小振りな展示スペースにそれらを総花的に収めようとしてしまったせいで、ちょっと物足りない感も。液晶テレビやプロジェクターを用いて、環境彫刻を見せるのもどうもまどろっこしい気がするし。まあ、これは僕がよほど気に入った作品でもなければ、かなりのハイペースで見ていくことにも起因するのだが。
ところでたまたまなのだが、その日、ホールで『ダニ・カラヴァン 一粒の砂』とかいう、50分程度のカラヴァンについてのドキュメンタリーを上映していたのだが、こちらはなかなか面白かった。なかなかジョークの達者な人だし、ダニ・カラヴァンの時に数キロに及ぶ環境彫刻のダイナミズムも感じられた。どうせこの展にいくなら、このドキュメンタリーを上映している日をホームページで確認して行った方が良いかも。
なお常設展に、北大路魯山人先生(どっかのお茶のCMに引用されてた人だ)の食器や、僕は知らない日本人の芸術家の作品が置かれていて、こちらもおもしろかった。案外、足はのばしてみるものだなあと、しみじみ感じる美術館だった。