日曜日。
朝6時、愛車ネロ号(ロードバイク)を伴い、バスに乗って大槌町へ。
良いお天気に恵まれました
自転車組み立てて、あとはのんびりしていました
おおつちヒルクライムは、
大槌町役場をスタートし、
産直つつじの里付近まで距離8km、標高差66mのパレード区間を経て、
そこから新山高原に向かって13キロぐらい、標高差 844m、平均斜度6.4%のコースを上っていきます。
パレード区間のみの参加も可能で、
それにしようか、坂も上ろうか、エントリーの時相当迷いました。
トライアスロンをガンガンやっていたころには、
上りは得意なほうだったんですが、
自転車は、震災後にツールド三陸に出るために再開して、
年に1回それに出る以外はほとんど練習していないし、
5月だと雪解けからの期間が短くて練習時間もないし・・・。
でもたぶんパレードのみだと物足りなくて後悔するだろうなーと思ってね
上りきれずに立ちゴケの可能性が大きいので、
クリート付けずに参加することにしました
続々と参加者が集まってくるのを見ていると、なんだかとっても不安になってきました。
女性の参加者、少ないなー、何人ぐらい出るのかなー、
大丈夫かなー私・・・とか
開会式。
大槌町長も短いパレード区間に参加するようです
8時になって、ウェイブスタート。
沿道には地元の皆さんが・・・
ほんとにお天気に恵まれて、気持ちよく走れましたが、
パレード区間で思ったより速くて遅れがちになってしまったので、
この先ヒルクライムに入ったら相当ヤバイんじゃないかしら・・・と
不安が募る・・・
ヒルクライムのスタート地点に到着。
もう、開き直るしかありません。
できれば完走したいけど、
何回か自転車降りて休みながらでも行ける所まで行って、
タイムアウトになったらそれで仕方ありません・・・。
エリート男子から順番にスタート。
女子はその次で、15名くらいかな。
その半分から後ろのほうに並んでいたんですが、
スタートしてすぐに女子何人かに追い越されて、
そのあとからスタートした男子一般の人たちがぐあーっと来てすごい勢いで追い抜かれて、
あーもうビリケツになっちゃうけどしょうがないーってかんじで、
よいしょ、よいしょ、と上っていきました。
少し先で、もうどうにも息が切れて、坂も急になってべダル回せなくなったので、
一回自転車降りて呼吸を整えて、
前も後ろもギア一番軽くしてひたすら回す
そしたらちょっと慣れてきました
もうおしりも太もももパンパンでしたが、なんとか残り2キロ。
上のほうに行ったらちょっとなだらかになりましたが、
ぐいぐい行く力も残ってないんで、
のんびりと・・・
ああもうちょっとで自転車降りられる・・・
そしてゴール
ああよかった、何とか完走できた・・・。
なんか食べ物くれるみたい・・・
大槌産のハチミツを付けたパン
ちょっと登ったところから景色でも見てみますか!
わーすごい!
海も見えますね
向こうにきれいな山が見えるなーと思ったら、
早池峰山だって近くにいた人が教えてくれました。
いわれてみれば早池峰山だ。
距離感と方向がつかめなくて、まさかここから早池峰山が見えると思ってなかった
あー気持ちいい!
参加してほんとによかった。
キツかったけど楽しかった。
これ、天気悪かったらここまでこれなかったかもしれないし、
来てもこの景色のご褒美がなかったら悲しくなっちゃいますね
そして、下山の時間となりました。
皆さん自由に下りていきます。
私はせっかく苦労して上ったのでぐあーっと下りてしまうのが惜しくて、
景色を見たり写真を撮ったりしながらのんびり下りました
役場に戻ったら閉会式。
お昼をいただいたり、
伝統芸能を見たりしながら、周りの人とお話しさせていただきました
そして帰る時間となりました。
不安いっぱいで参加しましたが、
ほんとに出てよかったし完走できてほっとしました。
来年はもうちょっと練習して1回も自転車降りないで完走したいなーなんて思いつつ・・・。
近くのショッピングセンター、マストまで自転車で行って、
自転車たたんで、バスにて釜石に戻りました。
ありがとう、大槌町
またねー
結構、輪行で来ている人もいて、
帰りの釜石線の中でいろんな人とお話ししました。
盛岡駅にてお疲れさんのビールを飲んで、新幹線にて新函館北斗へ。
40分ほど屋外待機でやっと深夜バス到着。札幌へ。
疲れているんだけど、おしりも脚もパンパンだし痛みでうまいこと眠れなかった・・・
そして、朝5時過ぎ、札幌駅前到着。
自転車組み立てて自宅までゆっくりサイクリングで戻りました。
あー、先週洞爺でフルマラソンそして昨日のヒルクライム・・・
すごいやり切った感満載で、しばらく燃え尽き症候群になりそうです
ゆっくり休もう。
おわり。