もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

鬼畜眼鏡 Mr.Rの通販 backVirginkiller! tHe end

2010-08-20 10:00:58 | 腐女子の御伴
         *ご注意*



もぐ菜の妄想ですので、本気にしないでください。ほんとタダの遊びだからね。


*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*



        Mr.Rの通販 backVirginkiller! tHe end




こんばんわ~ 腐女子の皆様。

愉悦(ゆえつ)享楽(きょうらく)快楽(かいらく)の水先案内人であるMr.Rです。どうでしょ?? お楽しみ頂けましたか??

今回、佐伯様とご一緒に私も霧島さんを貪(むさぼ)ってみました。 願望(がんぼう)と夢を現実に変え飽(あ)きなき欲望を叶(かな)えるそれがCLUB-Rです。

佐伯様の最愛の奥様である片桐さんが悪夢を見たとの事で、その夢ネタを気になっていらしゃる。 えぇ、こちらにご用意を致しました。

覚えていらしゃる方も居ると存(ぞん)じてますが、とある腐女子の妄想です。それも旅行先で思いついた妄想小ネタ。



『腐女子一匹旅行妄想 鬼畜眼鏡でパラレルな短文の御堂さん×片桐さん。』




床の間に飾られた一輪挿(さ)しに活(い)けられた、可憐(かれん)な花を見て何故(なぜ)か妄想が舞い降りて来たと言う。

あの後の続きはちゃんとあった様で、どうやら片桐さんは最後まで御堂さんと霧島さんに頂(いただ)きます。をされてしまったみたいですねぇ。

佐伯様がご執着されるだけあり、片桐さんは身も心もほんと淫乱で乙女な方です。でも、片桐さんご本人は認識せずに誰に対しても無意識なのである意味では強者(つわもの)でしょう。

そして今回のCLUB-Rの特別通販案内はこちら─────────  熟達(じっくたつ)したそれも素晴らしいお耳をお持ちな小数の趣味嗜好(しこう)を持つ腐女子様方々にお勧めするのはこちらです。

鬼畜眼鏡のドラマCDではないかと思われますが、えぇ 貴女(あなた)様のような稀(まれ)に見る腐女子様にお贈りするお品物は…………

音声では初でしょうね~ ドラマCD『鬼畜眼鏡S』秘密のベールに包まれた容姿(ようし)がとうとう明かされた霧島秋彦編 これは一般販売しても売れる品物ではございませんので、数量限定でのご提供です。CLUB-Rだけの特別通販でのご案内になりますね。

内容はもちろん、オール書き下ろしでお約束のアダルトは濃厚(のうこう)で、そしてどんな甘味(かんみ)な物よりも甘く貴女(あなた)様の心を蕩(とろ)けさせます。

カップリングはもちろん、霧島×御堂 御堂×霧島と言う前代(ぜんだい)未聞(みもん)のお品物となっております。

鬼畜眼鏡Sと言う題(だい)するだけあり、内容はスペシャル、スイート、サドスティック、センセーション、とSから始まる物語を是非(ぜひ)貴女(あなた)様にお贈り致しましょう。

私は、大衆の趣味嗜好(しこう)からごく一部の趣味嗜好(しこう)を好まれる腐女子様の方々にご満足戴(いただ)ける様にさらに特典をお付け致します。

御堂さん原寸大の抱き枕です。霧島さんが監修されただけがあり、御堂さんのプロポーションを余す事なく表現されておりますよ。

御堂さんの絵柄がプリントされた、ただの抱き枕ではございません。抱き心地がまるで御堂さんと言う世にも素晴らしい絶品な抱き枕。

限定数を知りたいと?? 大量に生産出来る物ではございませんので、数が多ければ良いと言う物はないので一点ものとさせて頂きましょう。

まずは抱き枕のパンフレットが欲しいと?? お気になる様ですね。パンフレットの送付のお問い合わせとご案内はこちらまで。



霧島が現れた!!!!


「誰が孝典様の抱き枕を、監修した言うのです!! そんな、ドラマCDまでも!!」

「何を言うのです。光栄に思いなさい。」

「ブログを見た方々が、誤解する様な事を止めさせに来たのですよ。」

「壁を打(ぶ)ち破って来たと思えば、まぁ、腐女子様方々の希望を叶えるのが私の役目ですからね。私はおいとまです。それ~」

Mr.Rは鬼畜妖精を召喚(しょうかん)した!!

「霧島の旦那~ アレ?? Mr.R様は??」

Mr.Rは気配(けはい)と姿を消してしまった。

霧島は鬼畜妖精を掴み握り絞めると、鬼畜妖精はバタバタ羽をばたせつかせ必死に逃げようとするが無理だった。


「死ぬでやんすよぉ~ 霧島のだんなぁぁ!!」

「貴方が仕える御主人であるMr.Rの居場所を教えなさい。」

「そんなぁ、喚(よ)び出されて、これはないでやんすよぉぉぉ。だってこれは、残暑見舞なんですから多めに見てゲホッ。」

霧島は渋々(しぶしぶ)と鬼畜妖精を手放した。

「もぐ菜…… が、言ったんでやんすよ。ブログの御来院者でカッコ腐女子様をもてなす様にと。あっしも帰るでやんすぅ~ ほいっと。」

鬼畜妖精の身体は光り気配(けはい)と姿は消えた。


霧島は独(ひと)り取り残され…… 来た場所から帰宅した。




どうももぐ菜です遅くなりましたが、残暑お見舞い申し上げます♪

鬼畜眼鏡 霧島×御堂 backVirginkiller! (4)

2010-08-20 10:00:35 | 腐女子の御伴
         *ご注意*




*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*





         backVirginkiller! (4)





御堂が名を呼ぶ声が聞こえる。

秋彦??


秋彦!?


孝典様……

ゆっくりと気配(けはい)を確認し目を覚ますと、いつもの見慣れた自分の部屋のベッドで眠って居る。隣には御堂が眠っていて何処(どこ)となく霧島を心配して見つめて居た。

霧島は全身びっしょりに汗をかき目覚めると同時にせわしなく息をし、御堂に有無を言わさずに抱きしめた。

「孝典様──────── ご無事で、安心しました。貴方にもしもの事が、あったなら私は………」

「私がか??どうした。」

「申し訳ありません。もう少し、このままで居させてくださいませ。」

御堂はくすりと笑い言いながら、泣いた子供をあやす様に霧島の頭を優しく御堂は撫でた。

「恐い夢でも見たか??」

「恐い夢と言うのでしょうか、夢にも種類があると知っておりましたが~」

「夢と言っても種類は様々で正夢(まさゆめ)に予知夢(よちむ)に悪夢(あくむ)や白昼夢(はくちゅうむ)とそれぞれに意味がある。」

霧島はハッとする正(まさ)しく自分が見た夢は悪夢(あくむ)であると気づく霧島であった。確かにあんな悪夢(あくむ)を見て目覚めて片桐がショックで半泣きになったのが分かった気がした。

あの夢を見たのが自分で良かった─────── もし、あの夢の中で御堂を佐伯とMr.Rに蹂躙(じゅうりん)されたのであればゾッとする。御主人様を護(まも)るそれを、優先すべき事といつも自負(じふ)して居る。

霧島は深く深呼吸をし安堵感に浸(ひ)ったた。この温もりが愛(いと)おしいそれと同時にせつなく思う失(うしな)いたくない手放したくない。

御堂は霧島の頭を撫で終えると抱きしめた。

二人は再び眠り淵(ふち)へ誘(いざな)われ、お互いの温もりを確かめる様にうとうと朝の柔らかく優しい陽射しに部屋は包み込まれた。






霧島は漸(ようや)く悪夢からの幻影から抜け出し一息つく。ベッドサイドテーブルに置かれた目覚まし時計を見た。

時間は時刻は9時過ぎだった。御堂も同じく目覚まし時計を見るとのんびりと小さく欠伸(あくび)をした。

抱きしめてもそれだけでは、飽き足らないで御堂の首筋や胸元に唇(くち)づけの雨を降らす。

「こら、ぁあんん。」

「孝典様、貴方(あなた)の全てが欲しい。何もかも。」

唇(くち)づけだけで終わらせ様とするが歯止めが利かない。御堂の唇(くち)びるが赤く熟れ誘い、お互いに唇(くち)びるを重ね合わさると色づいたため息が零(こぼ)れた。

御堂の咥内(こうない)に霧島は舌を入れお互いに舌を絡(から)め合う。クチュクチュと唾液(だえき)を溢れ出したので、唇(くち)づけを止め霧島は御堂の口許(くちもと)に付いた唾液(だえき)を全て舐(な)めとった。

御堂は呼吸(こきゅう)を調(ととの)えた。

「秋彦。」

「孝典様。」

そう御堂を呼ぶと霧島は深く胸の中に御堂を抱きしめ閉じ込めた。御堂は顔を上げて言う。

「新商品に付けるノベルティは、悪い夢を食べてくれるバクの可愛いマスコット人形にしようと思う。枕元に置いても良いし、携帯電話のストラップに付けても良いと思う。イラストの原案を描いて貰うイラストレーターはネットで検索し私が探した。」

「お早いですね。バクですか。」

そういえば夏貴がバクのお産を手伝うとか言ってったのを霧島は思い出した。以前に見たあれは夢だったのだろうか??

「私も是非、そのバクのマスコット人形が欲しいですね。」

御堂はニッコリとご満悦に微笑(ほほえ)んだ。





鬼畜眼鏡 Mr.Rの通販 backVirginkiller! tHe end

鬼畜眼鏡 佐伯×霧島 backVirginkiller! (3)

2010-08-20 10:00:12 | 腐女子の御伴
         *ご注意*




*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。 一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。*




         backVirginkiller! (3)




佐伯は霧島に覆(おお)い被(かぶ)さる様に上半身を躯(からだ)に密着させた。

咄嗟(とっさ)に霧島は佐伯を蹴り飛ばそうとすると、触手(しょくしゅ)が二匹が霧島の足首にがっちりと巻き付き開脚させると間に佐伯は躯(からだ)を入れて来た。

触手(しょくしゅ)達は総勢(そうぜい)四匹で霧島の躯(からだ)の動きを封じ込め拘束(こうそくし)締め上げた。

いつもなら、こんな触手(しょくしゅ)ごとき屈(くっ)する霧島ではないが────────室内に立ち込めた匂いが霧島の意識を朦朧(もうろう)させ反撃の力を削ぎ落とされていく。

「御堂にまだ、後ろを弄(もてあそ)ばれてないのなか??喜べお前のbackvirginを頂いてやる。光栄に思え。」

御堂に確かに後ろを許したが───────── そんな報告を佐伯ごときにする必要はない。

「悪食(あくじき)!!」

「御堂と同じプレイが良いか!?」

いつからか不明でMr.Rが佐伯の隣におりニコニコと見つめ無邪気に笑い霧島を見下(みお)ろして居た。

「それでは、飽き飽きでございましょう。これなら、どうでしょう。」

Mr.Rは指先を振り翳(かざ)すと~

触手(しょくしゅ)達は粘液(ねんえき)をドロリと出すと、霧島が着ていたスーツ上下にネクタイとワイシャツが透明(とうめい)に透(す)き通り──────── 霧島は素肌を晒(さら)し全裸となった。

霧島の首筋にたっぷりと愛撫(あいぶ)を施(ほどこ)すと、霧島はぐっと唇(くち)びるを噛み締める。霧島の口許(くちもと)が血で滲(にじ)む。

「無理をしなくって良いぞ。思う存分(ぞんぶん)にはしたなく啼(な)けばイイ。もっとイイ声を聴かせろよ??」

佐伯は片手で霧島の敏感にビリビリと立つ乳首を掌(てのひら)で転がす様に撫で、もう片方の乳首を廻りを唇(くち)びるでわざと避(よ)けて徐々に乳首へ。

乳首を抓(つね)り押し潰すしと赤々とぷっくりと乳首は色づく。痛みと言葉は言えない愉悦(ゆえつ)が霧島を支配し始めた。

霧島は苦しげに唇(くち)びるを薄く開くと、Mr.Rは床に屈み込みここぞとばかりに霧島の唇(くち)びるに重ね合わせ奪った。

霧島の口許(くちもと)からはどちらかのモノか分からない、唾液(だえき)を溢れ垂(た)れ流す。Mr.Rの舌を拒(こば)もうとすると絡(から)められ頬の裏までも丁寧(ていねい)に舐められた。

御堂の声が微(かす)かに幻聴の様に聞こえる。霧島の名を必死に呼び探す声がした!! この様な浅ましい姿を見せる訳にはいかず霧島は瞳をぎゅっとつぶりやり過ごす。


(来てはいけません!! この様なおぞましい事は私の躯(からだ)で充分。)


今、声を出してしまえば御堂の名に救いを求めてしまう、御堂がこのHOUSE-Rに来てしまいそうな錯覚に陥(おちい)る。

Mr.Rは唇(くち)びるを離し霧島をしげしげと見つめため息をつく。

「ほんと、いこじ家(や)さんですねぇ。」

霧島の乳首から顔を上げて佐伯は言う。

「当たり前だ、こんな事で音を上げられてしまっては調教しがいがない。」

そう言うと佐伯は霧島の乳首に唇(くち)びるを寄せて甘噛(か)みをし、さらに強く噛み赤々と霧島の乳首に痕(あと)を残す。

霧島は思いも因(よ)らない刺激を与えられ叫び声を上げた!!

「あぁああああああ!!」

霧島は佐伯に与えられる快楽に慣らされ、それを求めて躯(からだ)を浅ましく変化させていた。霧島は気がついたこの匂いはまさしく媚薬(びやく)であると。

躯(からだ)が熱く佐伯に触れられて居るだけで、物欲しげに躯(からだ)をくねらす。

佐伯の掌(てのひら)が熱く熟れた霧島の牡芯(おしん)に、触(ふ)れ包み込まれると先走りの透明の蜜をしたららせた。

「うっくっぅあっぁあ。ゃっあ。」

佐伯の掌(てのひら)に包み込まれ今にも欲望を達(たっ)してしまいそうな牡芯(おしん)を抜かれMr.Rが舌先でちろりと舐めつつっき弄(もてあそ)ぶ。

霧島のアヌスに指が奥まで入れられグチヤグチヤと粘着(ねんちゃく)した音が霧島の耳を犯す指が乱暴に増え掻(か)き混ぜられた。

お前のここは何本でも美味(うま)そうに喰い貪(むさぼ)る。まだ、イケそうだな。モノ足らなくとうとう腰を振り出したか。いい様だ、もっと喘(あ)ぎ啼(な)けばイイ。

いっそう意識を無くしてしまえば良いと思う。早く終る事のない、無限に貪(むさぼ)られる快楽から救(すく)い出されたい────────


俺に縋(すが)り付きねだれよ。これで、お終(しま)いだ、欲しいんだろ……たっぷりと味わえよ??


予想もしない強い衝撃(しょうげき)が霧島の躯(からだ)を貫き通す!!一度だけではなく、強く何度も打ち付けられ思いも因(よ)らぬ在(あ)らぬヶ所を擦(こ)られ突かれる。

霧島の躯(からだ)中で何かが弾(はじ)けた。それと同時に霧島はぷっつりと記憶を手放し意識は途絶(とだ)えた。





backVirginkiller! (4)

鬼畜眼鏡 佐伯×霧島 backVirginkiller! (2)

2010-08-20 09:59:42 | 腐女子の御伴
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         backVirginkiller! (2)




MGNの正面入口で御堂は不安げに霧島と立って居た。取引先が指定して来た時間に迎えの車を手配したので、霧島にその迎えの車に一人で乗る様にと指示があった。


「霧島……」

「ご心配なさらずに。」

そう会話をして居ると黒色の高級外車が走って来て霧島の目の前で停まった。

「行って参(まい)ります。御堂専務の身辺(しんぺん)警護は岩永に、命じておりますのでご心配はありません。」

不安げな瞳でただ霧島を見つめる御堂に優しく言い含めて、霧島は迎えに来た高級外車のドアを開き乗り込んだ。車の車窓には真っ黒なフィルターが貼られており車内の様子は窺(うかが)い知れず。

霧島が車のドアを閉めたのを確認すると車はスピードを上げて走り去って行く───────────


車内に居る霧島は目隠しをされ手には拘束(こうそく)具を付けられて居た。

(一体何が??)

霧島は不安が胸を過(よ)ぎる。もし最悪な事態になったら、手段は一つと独(ひと)り結論に達した。


目隠しをされて居るのでMGNを出てから何時なのか何処(どこ)に付いたのかも不明で、迎えに来た車から降りただ言われるがままに従い連れて行かれた。

ソファーに座らさせられ気配(けはい)を察すると室内らしいが霧島は、今までに感じた事もない気配(けはい)を察知(さっち)した。それと共に淫靡(いんび)な匂いを感じる。仄(ほのか)に甘く快楽へ唆(そそのか)す香りで果実や花とは違う、香水とも言い難(がた)い。その匂いは霧島の感覚を奪い麻痺(まひ)させ様と意識的に纏(まと)わり付く。

聞き覚えがある声が聞こえた───────


ようこそ、いらしゃいました。HOUSE-Rへ……

(やはり… そうだったか。)

霧島は口許(くちもと)で笑いソファーから立ち上がり拘束(こうそく)具を素早く意図(いと)も簡単に、捩(ねじ)り壊すと足元に叩き落とし目隠しを剥ぎ取った!!

「ほんと、御主人様である御堂様に似ていらしゃり、短気ですね。此処(ここ)は我が麗(うるわ)しき王である佐伯様が支配する世界。大人しくして戴(いただ)きましょうか。霧島さん。」

霧島のやや離れた正面にはMr.Rがいつもの姿で立ち瞳を細目て笑う。眼鏡のブリッジに手をやりグローブをした右手に柘榴(ざくろ)を持ち愛(いと)しいげに見つめた。

「全部は飲んでいらしゃらない??なら、それも一興(いっきょう)でしょう。」

薄暗(うすくら)がりの闇を仕切る赤いカーテンの向こう側から男の声が聞こえた。

「もう良い、さっさっとすませろ。」

「はい、ではその通りに。」

Mr.Rは返答をし嬉しげに笑う。

絨毯(じゅうたん)を徘(はい)ずり緑色の触手(しょくしゅ)が霧島の足元に纏(まと)わり付いた。触手(しょくしゅ)を踏みにじろうとすると何処(どこ)ともなく触手(しょくしゅ)の数が殖(ふ)えて霧島の身体をねっとりと巻き付く。

霧島は触手(しょくしゅ)達にソファーに押し倒されてしまい、身動きが取れずに居ると手首は頭上で一つに触手(しょくしゅ)が拘束(こうそく)した。

「お前は、もう良い下(さ)がれ。」

そう言われるとMr.Rは一礼をすると闇に同化し気配(けはい)と姿を消した。

赤いカーテンを潜(くぐ)り姿を表したのは佐伯だった。

「佐伯?克哉??」

「いいざまだな。どうだ、主人である御堂の身代わりになれた気分は。」

「何がしたいのか、まったく。悪趣味ですよ。」

「ほぉ… 御堂と自分は棚上げか。あの人に、夢の中でこれよりも、御堂と一緒に悪趣味な事をしなかったか??」

「夢??」

「あぁ、夢と言えどもな… 赦(ゆる)さん!!」

誰の夢で御堂と一緒に何をしたのか?? 一瞬考えるが思いつかずに霧島は佐伯を睨む。

「土曜日の朝だった、稔さんが半泣きで目覚めて俺にしがみつき────── 俺は稔さんをあやし慰(なぐさ)めた。暫(しばら)く俺はお預けをだったんだ。」

「お預け??」

「よくよく聞けば、稔さんは夢の中で御堂とお前に蹂躙(じゅうりん)され続け泣き叫んでも助けてくれずに……」

「それは片桐課長の個人的な夢で御主人様である、孝典様と私には関係ないと思いますが。」

「ある!! 御堂とお前は稔さんを傷つけた!!俺の大切な存在である、稔さんを護(まも)るのが夫である俺の役目だ。と、俺にbackvirginを捧(ささ)げろ。」

霧島はあんぐりと口を開けて、真顔でいけしゃしゃと言う佐伯を呆(あき)れ見た。

「余程、私に性行為を仕掛(しか)ける方が不貞(ふてい)で片桐課長への裏切り行為では??」

「調教とお仕置きだ。心配するな、お前の心と躯(からだ)は快楽でドロドロに熔(と)かしてやるさ。」

佐伯は笑いソファーに拘束(こうそく)され仰向(あおむ)けに捩伏(ねじふ)せられた霧島の元に近づいて来た。






backVirginkiller! (3)

鬼畜眼鏡 ??×霧島 backVirginkiller! (1)

2010-08-20 09:59:16 | 腐女子の御伴
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         backVirginkiller! (1)




そこはいつも見慣(みな)れた御堂の執務室──────────



御堂はデスクチェアーに座り新商品の企画書を目を通して居た。デスクには新商品のサンプルで一本の栄養ドリンク剤の小瓶(びん)が置かれている。

霧島は忙しく雑務を片付け終え御堂のデスク前に来ると、御堂は新商品の企画書から顔を上げ新商品がかなり良いらしく満足げに笑う。

「今回の栄養ドリンク剤は、斬新(ざんしん)な味で反応が楽しみだ。」

「えぇ、満足げに新商品の企画書を、お目を通されていらしゃる様でした。栄養ドリンク剤のお味は??」

「あぁ、柘榴(ざくろ)味だ。」

「柘榴(ざくろ)味?? 新商品の企画書には、お味は確か─────────」

霧島はデスクに置かれた栄養ドリンク剤の茶色の小瓶(びん)を見ると、長方形の白いラベルには新商品Aとしか表記されてない。

御堂はデスクに新商品の栄養ドリンク剤の企画書を置くと、栄養ドリンク剤の小瓶(びん)を左手で持ち右手でキャップを開けるとプッシュと小さな音がした。



御堂は栄養ドリンク剤の小瓶(びん)を左手で持ち唇(くち)びるを寄せ一口含み飲んだ……



霧島はいつもの穏やかな表情を変え慌てふためいた!!

「孝典様!! それは、企画書とお味が違います。お飲みになられるのは危険です!!」


霧島にそう名前を呼ばれ御堂は顔を上げると目の前には、血相(けっそう)を変えた霧島の表情を見て驚く。


霧島はやや屈み込み咄嗟(とっさ)に御堂に唇(くち)づけ咥内(こうない)の栄養ドリンク剤を口移しで飲み込んだ!!



咥内(こうない)には濃厚(のうこう)な柘榴(ざくろ)果汁の甘味と共にほろ苦さが広がり、飲み込むと甘酸(あます)っぱさと酸味(さんみ)が舌に微(かす)かに残り喉(のど)越しは良かったが────────────



霧島は瞳を細目る…… 目の前に居る御堂を見ようとするが、まばゆい光が一瞬の間阻(はば)み邪魔をされ見れない。視界はぼやけ霧島の意識はやや白くぼんやりと霞(かす)み持ち堪(こた)えた。




秋彦??



御堂が霧島の名前を呼ぶが喉(のど)が焼け付く様にヒリヒリして、霧島は必死に声を出そうとするが返事が出来なかった。




霧島は目の前に居る御堂を見ると、御堂は俯(うつむ)き何かを悩み苦悩な面持(おもも)ちで瞳は暗い。

「御堂専務??」

「あぁ、私はこれからMGNの専務取締役として取引先へ、行くことになった。我社が損害を補償(ほしょう)せねば謝罪をしたとは言えない。」

MGNが何かの不祥事(ふしょうじ)?? 霧島は冷静に考え様とするが、御堂は両手で顔を多い身体をわなせつかせ声を震わせた。

「私が取引先の言い分を全て、飲めば良いだけの話しだ。部下の責任を負うそれが私の役目。」

「御堂専務…… 取引先は何と??」

「取引先に電話をして、その相手に私が出来る事ならと言うと────────── 接待する様にと。」

「孝典様、貴方をその様な事をさせる訳にはいけません。私がまずその取引先へ伺(うかが)いましょう。」

「秋彦…… これは公(おおやけ)の事だ私が責任を負う。」

「大切な御主人である貴方の、身代わりと成れるのであれば私は喜んでこの身を差し出しましょう。」

「確かに私は秋彦の主人だ。これは私の仕事として責任を負(お)わなければならい。」


御堂と霧島が押し問答(もんどう)をして居るとデスクの電話が鳴る………霧島は電話の受話器を素早く取り出ると外線で受付が受けた電話を廻した、用件を言い終えると霧島は外線に繋ぐと取引先の相手が出て用件を述べた。


取引先の相手はなんと霧島を指名して来た。

霧島は電話の受話器を戻した。

御堂は何か不安げな瞳で霧島を見つめた。

「秋彦…… 私は不安だ。」

「貴方を危険に晒(さら)す事の方が、余程(よほど)堪(た)え難(がた)く恐ろしいです。御堂家の末代(まつだい)に、拘(かか)わる事を削ぐそれが私の役目でございます。相手は私を指名して来たので安心しました。これから、車で私を迎えに来るそうですので仕度(したく)を致します。」

「こんな事に……なるとは。」

御堂はため息を深くつく。





backVirginkiller! (2)

腐女子様江 残暑お見舞い申し上げます。

2010-08-20 09:58:48 | 腐女子の御伴
どうも、もぐ菜です。ごろ寝してまったりとしてたらカキ出来たので更新します。楽しんでくだされば嬉しいです。

黒執事の小説のみの御来院者様は驚くかも知れませんが、もぐ菜は鬼畜眼鏡で小説をカキ始めた腐女子なんです。

鬼畜眼鏡と出会ったからこそ今現在もぐ菜は生きて居るのです。熱海最高゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜と言うのも片桐さんが教えてくれたのよん。


で、残暑お見舞いと言う挨拶の遊びなので本気にしないでください。一個人の妄想にお付き合い出来る方だけお読みくださる様お願い致します。

やあ。

2010-08-20 09:45:35 | お出掛け日和
海上花火大会はほんと凄かったお。海上だから、大迫力で花火が綺麗でした。音が良いね。花火が打ち上げられて行く音に火薬が弾ける音まで聞けるんだよ。

間髪入れずに打ち上げられてどれも良かった。来年も見たいな。

カキカキしてみた。

2010-08-19 18:19:58 | 腐女子の御伴
まったりして元気になったから残暑見舞ネタをカキしてみたよ。あとね、半分とラストの1話を書ければ更新出来る予定です。

でも、カキしまくったから疲れたから一休みするよん。 旅先に構成ノートと電子辞書を持って来て良かった。腐女子冥利(みょうり)に尽きるわ。

夜は海上花火大会だから花火を見るナリ。

熱海@二日目。

2010-08-19 09:17:13 | お出掛け日和
今日は海上花火大会だお。ただ今、ごろ寝中です。で、今日はかき氷を食べたい気分なの。サンビーチ沿(ぞ)いのお店がぽつぽつ海の家みたく軽食をやったりしてるらしいく、色々とあるので覗きに行って来るさ。

今日はやや曇りがちかな。ほんとうは花火は冬に見ると綺麗なんだけどね。

関東平野育ちのもぐ菜には海上花火は夢でした。嬉しいな。