*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩惑 (31)
岩永は話しを続ける。
「合併の提案者はまず同業の自分の会社よりも格上の会社の中間職を、引き抜き今現在の職務よりも上の職務に就かせる事にしたの。大隈専務は社長に就任よ。始めは実を言うと御堂部長さんが欲しいと言われたんだけど断ったのよ。幾ら、新会社で重役に慣れると言ってもそんな賭け事をする人間はなかなか見つからなくって…どうしょうか困っていたのよ。貴方が言った通りに権力思考が強い方だから、お蔭さまで依頼に添えられたわ。」
「納得しましたよ。あんな強い魔力を社内に撒き散らしているから何をしているかっと思いました。噂を封じていたとは。」
「人事部も騒ぐし大隈専務なんてご覧の通りだからギリギリまで、記憶改ざんまでして黙らしておいたわ。大隈専務の退職に伴い、御堂部長が昇進されて専務取締役になりました。部長の後釜は佐伯君よ。」
御堂は隣に立って居る霧島を見上げて話す。
「と言う事だ、霧島。いつでも、霧島を私の元に戻せる権限は私にある。副主任ではなく私の片腕となる秘書としてだ。」
「孝典様…‥」
御堂と霧島はお互いしばし見つめ合っていると~ 岩永がわざと咳ばらいをすると2人は岩永が居た事を思い出し岩永を見る。
「祝杯にワインを、用意致しますね。」
「戴こう。」
そう言うと霧島はグラスとワインを取りにダイニングへ用意しに歩く、霧島はワインとワイングラスを用意してダイニングテーブルに戻って来た。
ダイニングテーブルの椅子に座っている御堂と岩永の前に霧島はワインとワイングラスを置き、ワインオープナーでワインのコルクを抜きワイングラスにワインを注ぐ。
御堂はワインが注がれたワイングラスを手で持ち霧島にワインについて尋ねる。
「このワインは??」
「はい、私は、ワインについては孝典様の様に熟知しておりませんのでワインの購入先の店員によるとシャトー・ヴィユー・リヴァロンの赤で1978年のものになります。原産国と地域はフランス・サンテミリオンで樹齢の長い葡萄の木で実った葡萄で作られ通常のワインをよりも手間隙を惜しむ事なく作られ、熟成環境にもこだわり作られたこのワインは奇跡のビンテージワインと言う呼ばれるものとのございます。」
「奇跡と呼ばれる程にその数は出回ってなく、よくぞ私の為に今まで眠りつづけていたと言う事か。ワイン好きなら飲んでみたいワインだ。」
「人間で偉いわ、美味しい物を作る情熱は凄い。私もワインの事は詳しくないですわ。」
「なら、霧島に私が指導してやろう。」
「光栄に存じます、楽しみにしておりますよ。」
御堂と岩永は手にしたワイングラスを目の高さに上げてお互いを見つめ合い…‥
「感謝とこれからに乾杯。」
御堂はそう言うとワイングラスを軽く廻しワインの長き眠りから、目覚めたばかりの匂いを瞳を閉じて堪能しワイングラスに口づけて一口含む御堂はワインの余韻を楽しんで居る。
岩永は御堂がした様に飲むが五感で味わう様なそぶりではなく、直感的に美味しく感じたらしく軽く飲み干す。
「何これ、凄くこのワイン美味しい…‥お代わりしても良い??」
御堂は目を開けて秒速で飲み干した、岩永を呆気に取られた表情で岩永を見る。霧島は苦笑いをし岩永のワイングラスにワインを注ぐ。
「今夜は、貴方の働きに敬意と感謝を篭めてお注ぎしましょう。どうぞ、召し上がれ。」
「霧島、こっちに来なさい。」
「はい。」
霧島は御堂の隣に来る。
「もっと近付け。」
そう言うと御堂は霧島のネクタイを片手でグイグイと引っ張り御堂は霧島と身体を密着させるとワイングラスを持ち御堂はワイングラスに口づけ一口含む。
岩永はきょとんとして御堂と霧島を見つめている。横に向いた御堂の目の前には中腰で立って居る霧島の顔があり、御堂は霧島のネクタイを思い切り引っ張り霧島は体勢を崩し御堂を抱きしめると御堂は霧島に唇づけて口移しで口に含んだワインを霧島に飲ませた。
御堂は片目を開けて霧島に言う…
「マナーがなってないぞ??」
「失礼致しました。孝典様、貴方を一滴も遺さず戴きましょう。」
そう言うと霧島は瞳を閉じて御堂に深く唇づけ御堂の首筋にも唇づけを落とし御堂の口からは色香を醸し出した喘ぎ声が溢れ出し…
岩永はワインを飲み干し鞄からポケットティッシュを出し口をつけたワイングラスを軽く拭い、拭いたティッシュを鞄に投げ入れて鞄を閉じて持ちテーブルの椅子から立ち上がる。
「明日の東京巡りはキャンセルで良いわよ??私の事は気にせず、今夜は夜通し飲み明かしてくださいませ。私は失礼致しますわ。」
そう言うと岩永は鞄を持ちスタスタと歩きダイニングから玄関に去って行く。霧島は岩永の捨て台詞を聞きながらも御堂に愛撫を与え続けた。
眩惑 (32)に続く。
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩惑 (31)
岩永は話しを続ける。
「合併の提案者はまず同業の自分の会社よりも格上の会社の中間職を、引き抜き今現在の職務よりも上の職務に就かせる事にしたの。大隈専務は社長に就任よ。始めは実を言うと御堂部長さんが欲しいと言われたんだけど断ったのよ。幾ら、新会社で重役に慣れると言ってもそんな賭け事をする人間はなかなか見つからなくって…どうしょうか困っていたのよ。貴方が言った通りに権力思考が強い方だから、お蔭さまで依頼に添えられたわ。」
「納得しましたよ。あんな強い魔力を社内に撒き散らしているから何をしているかっと思いました。噂を封じていたとは。」
「人事部も騒ぐし大隈専務なんてご覧の通りだからギリギリまで、記憶改ざんまでして黙らしておいたわ。大隈専務の退職に伴い、御堂部長が昇進されて専務取締役になりました。部長の後釜は佐伯君よ。」
御堂は隣に立って居る霧島を見上げて話す。
「と言う事だ、霧島。いつでも、霧島を私の元に戻せる権限は私にある。副主任ではなく私の片腕となる秘書としてだ。」
「孝典様…‥」
御堂と霧島はお互いしばし見つめ合っていると~ 岩永がわざと咳ばらいをすると2人は岩永が居た事を思い出し岩永を見る。
「祝杯にワインを、用意致しますね。」
「戴こう。」
そう言うと霧島はグラスとワインを取りにダイニングへ用意しに歩く、霧島はワインとワイングラスを用意してダイニングテーブルに戻って来た。
ダイニングテーブルの椅子に座っている御堂と岩永の前に霧島はワインとワイングラスを置き、ワインオープナーでワインのコルクを抜きワイングラスにワインを注ぐ。
御堂はワインが注がれたワイングラスを手で持ち霧島にワインについて尋ねる。
「このワインは??」
「はい、私は、ワインについては孝典様の様に熟知しておりませんのでワインの購入先の店員によるとシャトー・ヴィユー・リヴァロンの赤で1978年のものになります。原産国と地域はフランス・サンテミリオンで樹齢の長い葡萄の木で実った葡萄で作られ通常のワインをよりも手間隙を惜しむ事なく作られ、熟成環境にもこだわり作られたこのワインは奇跡のビンテージワインと言う呼ばれるものとのございます。」
「奇跡と呼ばれる程にその数は出回ってなく、よくぞ私の為に今まで眠りつづけていたと言う事か。ワイン好きなら飲んでみたいワインだ。」
「人間で偉いわ、美味しい物を作る情熱は凄い。私もワインの事は詳しくないですわ。」
「なら、霧島に私が指導してやろう。」
「光栄に存じます、楽しみにしておりますよ。」
御堂と岩永は手にしたワイングラスを目の高さに上げてお互いを見つめ合い…‥
「感謝とこれからに乾杯。」
御堂はそう言うとワイングラスを軽く廻しワインの長き眠りから、目覚めたばかりの匂いを瞳を閉じて堪能しワイングラスに口づけて一口含む御堂はワインの余韻を楽しんで居る。
岩永は御堂がした様に飲むが五感で味わう様なそぶりではなく、直感的に美味しく感じたらしく軽く飲み干す。
「何これ、凄くこのワイン美味しい…‥お代わりしても良い??」
御堂は目を開けて秒速で飲み干した、岩永を呆気に取られた表情で岩永を見る。霧島は苦笑いをし岩永のワイングラスにワインを注ぐ。
「今夜は、貴方の働きに敬意と感謝を篭めてお注ぎしましょう。どうぞ、召し上がれ。」
「霧島、こっちに来なさい。」
「はい。」
霧島は御堂の隣に来る。
「もっと近付け。」
そう言うと御堂は霧島のネクタイを片手でグイグイと引っ張り御堂は霧島と身体を密着させるとワイングラスを持ち御堂はワイングラスに口づけ一口含む。
岩永はきょとんとして御堂と霧島を見つめている。横に向いた御堂の目の前には中腰で立って居る霧島の顔があり、御堂は霧島のネクタイを思い切り引っ張り霧島は体勢を崩し御堂を抱きしめると御堂は霧島に唇づけて口移しで口に含んだワインを霧島に飲ませた。
御堂は片目を開けて霧島に言う…
「マナーがなってないぞ??」
「失礼致しました。孝典様、貴方を一滴も遺さず戴きましょう。」
そう言うと霧島は瞳を閉じて御堂に深く唇づけ御堂の首筋にも唇づけを落とし御堂の口からは色香を醸し出した喘ぎ声が溢れ出し…
岩永はワインを飲み干し鞄からポケットティッシュを出し口をつけたワイングラスを軽く拭い、拭いたティッシュを鞄に投げ入れて鞄を閉じて持ちテーブルの椅子から立ち上がる。
「明日の東京巡りはキャンセルで良いわよ??私の事は気にせず、今夜は夜通し飲み明かしてくださいませ。私は失礼致しますわ。」
そう言うと岩永は鞄を持ちスタスタと歩きダイニングから玄関に去って行く。霧島は岩永の捨て台詞を聞きながらも御堂に愛撫を与え続けた。
眩惑 (32)に続く。