goo blog サービス終了のお知らせ 

福祉マネジメント&デザイン

SocialWelfare Management&Design
〜福祉サービスに経営と創造を〜

フレームワークを用いて、組織の課題や方向性について可視化する

2017年05月10日 | 経営戦略
以前、フレームワークの事例として、”バランスト・スコア・カード”を紹介しました。
そのほかにも、”SWOT分析”や”PDCAサイクル”なども「フレームワーク」と呼ばれるものです。

「フレームワーク(FrameWork)」とは、「枠組み」や「構造」などと訳され、分析ルールや思考の枠組みとして、経営戦略を立案する際や業務改善などを行う際の基本的な考え方(視点)です。
ケアマネジメントを行う上では”PDCAサイクル”は一般的なフレームワークとして認知されていると思います。
「Plan(計画:プラン作成)→Do(実行:ケア)→Check(評価:モニタリング・アセスメント)→Action(確認:見直し)」という4つの視点で、モノゴトの進捗管理・目標達成を図るフレームワークです(カッコ内はケアマネジメントの内容です)。

また、事業計画書を作成する上では"SWOT分析"で「強み(Strengths)・弱み(Weekness)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) 」のマトリクスで整理し、重点目標やアクションプラン(行動計画)を検討されているのではないでしょうか。


(参考:ロジックツリー)

フレームワークを用いることで、漠然としていた問題が整理され課題が明確になったり(ロジックツリー)、法人内の事業所の現状分析を通して資源配分の合理化を図り差別化・差質化を図ったり(ビジネススクリーン)、モヤモヤっとしたことを可視化するために活用することができます。
私のようなコンサルタントはこのフレームワークを活用して、法人・施設などの現状分析を行い、課題抽出をしたり、月次管理の進捗管理を行います。
私自身、文字量の多い資料などをみてもさっぱり頭に入ってきませんが、フレームワークや図(パワーポイントのSmartArt)でイメージ化された資料の方が頭に入りやすいと思っています(当ブログは文字ばかりで申し訳ありません)。
さらに、イメージ化されるメリットとして、職員にも説明しやすい、理解を得られやすいという効果もあります。


次回はフレームワークを活用した福祉マネジメントにおける戦略(ストラテジー)について考えていきたいと思います。


管理人

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。