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福祉マネジメント&デザイン

SocialWelfare Management&Design
〜福祉サービスに経営と創造を〜

3月30日(金)のつぶやき

2018年03月31日 | Twitter

3月29日(木)のつぶやき

2018年03月30日 | Twitter

自治体の各福祉計画から自施設の方向性を検討する

2018年03月29日 | 経営戦略
昨日は介護福祉士国家資格の合格発表がありました。
合格した方は資格を取って初めてスタートラインに立ったと言えます(私も同じ立場です)。
ぜひ、介護福祉士という資格を取得するために積み上げてきた経験や知識を介護現場で思う存分発揮して欲しいと思います。
また、今回は受からなかった方も諦めずに、来年度も挑戦してください。
恥ずかしながら、私は現場実習の1年半を含めて、資格取得まで5年かかりました。
「忙しくて勉強できない」という状況は分かりますが、合格した後の姿をイメージして、時間を作る努力をして挑戦を続けてください。

さて、4月を目前に控えた3月23日に「平成30年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.1)」が、本日「平成30年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)」が示されました。
すでに関係する箇所については確認されていることと思います。
医師や多職種との連携に関わる解釈などが明確になるなど、新たな加算取得に向けた方向性の可否判断の参考にしましょう。

高齢福祉業界では4月以降の介護報酬改定が直近トレンドですが、皆さんの施設や事業所が属している自治体の各福祉計画はチェックされていますか?
第7期介護保険事業計画について、東京都では、パブリックコメントが寄せられ、最終案がアップされています。

例えば、特養では、平成29年度の定員数(平成30年2月1日時点の定員数)が、区部で25,027名、多摩部で20,815名、島しょで322名、計46,164名となっています。
それが第7期の計画では、平成29年度比で、平成30年度49,038名(1.57%)、平成31年度51,340名(1.64%)、平成32年度53,152名(1.68%)となっており、3年間で6,988名分定員を増やす計画となっています。
単純に定員100名の施設が70施設も整備される計算になります。
また、平成37年末までに3万人分確保することを目標に打ち出していますから、32年度以降はさらに加速度的に施設整備が行われるということです。

しかし、建物が出来ても、そこで働く職員を採用することが困難な状況が顕在化してきています。
先日、Twitterでも、埼玉県において、介護職員不足により特養開設がストップ?という記事をリツートしました。

特養実態調査に携わっている身として、なんとか職員を採用し、利用率を維持したいと考えている施設が多く、そのために給与水準を引き上げ、収益に見合う人件費とのバランスを失い、結果的に厳しい収支状況に陥ってしまう、という悪循環を生んでいます。

埼玉県ではそれも通用せず、開設してもユニットを開けられないといった状況が、多くの施設で発生し、ついに行政が歯止めをかけたと考えられます(慣例に流されず、賢明な判断だと評価できます)。
福祉医療機構(WAM)が3月23日付で公表した「特別養護老人ホーム開設時実態調査」では、開設して1年6ヶ月で利用率が28.9%から88.5%になり、新設法人にも比べ、既存法人の方がこれまでのネットワークや資源を投入することができ優位である結果となりました。
福祉計画通りに施設整備を進めるため、1法人1施設のような小さい組織や地方法人が進出してきても、事業を安定させるまでにどのくらいの時間を有するのでしょうか。
サ高住や有料老人ホームの乱立により、職員の奪い合いが激化したことが大きな要因の一つにもなっているといえます。

福祉医療機構(WAM)が3月29日付で公表した「特別養護老人ホームの入所状況に関する調査」では、1年間で利用率が低下した施設は約2割で、待機者が減少したと回答した施設は約半数にのぼっているとのことです。

各自治体がシンクタンクやコンサルティングファームなどに依頼し、各福祉計画の策定を行っています(自力で作成している自治体もあるのでしょうか)。
果たして皆さんが住んでいる、働いている地域の実態をきちんと反映した計画、内容となっているでしょうか。

既存事業の大規模修繕や建て替え、新規事業展開などを検討している法人・事業所においても、闇雲に地域ニーズだけに耳を傾けるのではなく、自治体が今後どういった福祉施策を進めていくかを吟味した上で、中長期的な事業計画や事業構想を練る必要があります。
ネットリテラシーという言葉もありますが、情報社会の中でより実態を表している情報をキャッチし、事業経営の方向性やビジョンを定めていきましょう。

管理人

3月22日(木)のつぶやき

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3月14日(水)のつぶやき

2018年03月15日 | Twitter

福祉職の皆さんの専門性とは?

2018年03月15日 | 人財育成
社会福祉士の合格発表が3月14日だと思い込んで、誤ツイートをしてしまいました。
大変失礼いたしました。
手帳を見たら、ちゃんと15日の14時発表と書いており、思い込みの怖さをあらためて痛感しました。

さて、社会福祉士の合格発表の後、3月28日は介護福祉士の合格発表でもあります。
私も現場経験4年半ほどあるので、受験資格は有していますが、現在の仕事に就いてしまって結局介護福祉士の資格は持たずじまいです。
初任者研修課程修了後、実務経験3年で受験できる介護福祉士は、介護の現場職であれば登龍門であり、高い専門性の証といえる国家資格です。

でも、高い“専門性”って何でしょうか?
弁護士であれば、リーガルマインドが求められますし、医師であれば、言わずもがな医療的な莫大な知識や手術などの技術が専門性といえるでしょう。

では、高齢者介護の担い手である介護職(介護福祉士)の方の専門性とは?
児童・保育の担い手である保育士の方の専門性とは?
障害福祉の担い手である介護職(介護福祉士)の方の専門性とは?
社会福祉士、ケアマネジャー、看護師、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)、保健師などなど、福祉に携わる専門職の皆様の“専門性”とは?
皆さん、一言で伝えることができますか?

以前、堀江 貴文さん(ホリエモン)が「保育士は誰でもできる仕事」という発言をして、賛否両論を巻き起こしたというニュースがありましたね。
リンク先の方の考えとしては、「賛成」のようです。

福祉サービス第三者評価で認可・認証保育所に行って、園長先生からヒアリングさせていただくことが多いですが、子どもの発達に応じた保育(養護・教育)や保護者支援、地域の子育て家庭向けの地域交流事業、保幼小学校との連携など多岐に渡っています。

共働き世帯が増え、オートロック付きのマンションに住み、近所との関係性が希薄となり、助けてもらえる親戚なども近くにおらず、保育園の地域交流事業などで知り合ったママ友との広く浅い関係性がかろうじて保護者の孤立を防いでいる、なんてこともざらで、子どもより、保護者支援の方が大変という実態もお話としてよく聞きます。

そんな大変なことをしている保育士の皆さんの仕事が誰でもできると言われてしまうのは、その専門性をきちんと“発信”していないからだ、と私は思います。
はたから見れば、クラスで膝の上に子どもを乗せて本を読み聞かせている、だけではなくて、実は他の子どもの様子が見えるように本を構え、周囲に意識を巡らせておく、そんなことを保育士は実践しているわけです。

これはデイサービスや特養の介護職も同様で、広いフロアや食堂で利用者の動きを察知し、さっと側によって声をかけながら歩行介助したり、トイレ誘導していくわけです。
介護職の皆さんにとっては当たり前かもしれませんが、実はそれが専門性の一つと言えるのです。
事例発表会や公開保育などを行うと、客観的に自分たちの取り組みが良い・悪いを把握することができるので、積極的にそのような機会を持ってもらいたいと思います。
東京都福祉サービス第三者評価などを参考に、他施設・事業所の取り組みを参考に、自施設・事業所の立ち位置(先進的・独自性の高い取り組みか、時代遅れなのか)を客観的に比べてみてはいかがでしょうか。

ただし、気をつけてもらいたいことは、その“専門性”が誰得の“専門性”なのかという点です。
先日、Twitterで「オムツをつける技術を完璧にしたい。絶対に漏らさない。」みたいなツイートがありました。
このツイートをみて、私は違和感を感じました。
要するに、「オムツをつける技術を完璧にしたい」のは、ツイートした介護職自身であって、「絶対に漏らさない=漏らしてしまった場合の処理の手間がかかるから」という趣旨のツイートではないかと思ったからです(現に私はそう捉えました)。

たしかに介護職の専門性として、排泄介助は重要ですが、その目的に利用者が衛生的で、快適に過ごしてもらいたいという思いがなければ、自己満足の専門性になりかねません。
利用者本位の福祉を実現していくために、職員一人ひとりが原体験(その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの)を踏まえたキャリア形成を意識し、自己研鑽に励み、専門性を高めていく必要があります。

誤った専門性の高さは、結果的に本質が見透かされてしまい、利用者や家族(保護者)との信頼関係を壊すことにつながりかねません。
相手にとって苦言になるようなことも、専門職(専門性の高い職種)という立場であれば、きちんと伝えなければならない場面も出てくることでしょう。
私もコンサルタントの端くれですから、経営層が誤った経営判断をしそうな時は、「◯◯すべきです。」と言わせていただきます。
こういったことが言える信頼関係が構築されているからこそ、皆さんが専門性を持っている証と言えるのではないでしょうか。

皆さんの専門性、一言で伝えるとなんでしょうか?
読者の方はさまざまな福祉職の方だと思いますので、ぜひコメント欄に記述していただき、共有できれば幸いです。

管理人


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2018年03月08日 | Twitter

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