goo blog サービス終了のお知らせ 

福祉マネジメント&デザイン

SocialWelfare Management&Design
〜福祉サービスに経営と創造を〜

goo blogからnoteへ(最後の更新)

2019年05月12日 | その他
事前に告知はされていたのでしょうが、(知らない間に)Twitter連携が終了しておりました。
要するに、Twitterでのつぶやきもこちらでは更新されなくなります。
記事を書くまとまった時間がなかなか取れない私にとっては、Twitter連携は非常にありがたいサービスでしたので残念です。



学生時代からgoo blogを利用していましたので、勝手もよくわかっていたのですが…。
しかしながら、この度、noteに移行しようと思います。

今後はTwitterとnoteで更新していきます。
少しずつですが、記事をnoteへ移行していきますので、noteの方も興味があれば、フォローお願い致します。



これからもコンセプトは変わらず、福祉業界の健全発展に向けた情報発信などを行ってまいります。
これまで閲覧いただいた皆様、ありがとうございました。
noteでお会いしましょう。

管理人

"令和"の時代を生き残る社会福祉法人・組織となるために、アップデートし続けることが必要!

2019年04月30日 | 経営戦略
前回の記事が平成最後の投稿にはなりませんでしたね(笑)
年度末までの繁忙期が終わり、ホッとした矢先、2019年度業務がどっと押し寄せ、10連休どころではない状況になってきました。
世間は新天皇即位にあやかって、海外旅行やレジャーを楽しむ方が多いと思いますが、福祉施設や医療機関、サービス業などにおいては、それどころじゃないことをお察しします。


さて平成最後の記事は、「アップデート」について取り上げます。
意味としては、「ソフトウェアやデータベースを最新の状態に更新すること」として用いられており、自己研鑽の意味合いとして用いることもあります。

iPhoneやスマホ、その中に入っている様々なアプリも、定期的なアップデートが行われ、サービス内容が充実したり、バグの解消といったアップデートもあります。
このようなデジタルに関するソフトウェアにはアップデートとう概念があることで、アジャイル的な迅速なサービス開発・提供とサービス内容の改善・高次化に常に取り組むことが出来ます(逆にここを怠ると、誰からも見向きもされないソフトウェアやアプリになってしまうでしょう)。
以前、介護ロボットのアップデートで出来ることが増えていくという話をしましたが、インターネットに接続されているIoT機器は常に進化を遂げることができる強みを持っています(先日の「名探偵コナン」の映画では、IoTテロという脅威も映像化されていましたが)。

組織の弱体化を打ち破るためには古い慣習を捨てる」でもお伝えしましたが、古い慣習は捨てましょう。
特に福祉業界では、これまで培ってきた歴史を重んじながら、「〜しなければならない」「〜あるべきだ」という思考回路に陥りがちですが、それでは時代遅れになってしまいます。
そういう習慣は平成に置いて、令和の時代には持ち越さないようにしましょう。

車の自動運転支援システムやスマホによる電子決済という新しいサービスが生まれ、痛ましい高齢者による交通事故ゼロやお財布を持たない社会が現実味を帯びつつあります。
そうした新しいサービスが生まれるというのは、「もっとこうなったらいいなぁ(向上力)」の賜物といえます。

では、皆さんの施設・事業所はこれからの社会や地域住民から求められる役割を全うできるような機能強化や役割を担う準備が出来ていますか?
社会福祉法人のあり方検討会の流れを受けた社会福祉法の改正に伴う、ガバナンス強化や情報開示による透明性の確保、地域公益的取組の推進など社会福祉法人に求められる責務が明確化されましたが、はっきり言って、こんなのは序の口です。
これから本格的な少子高齢社会を迎える中、制度の持続可能性を鑑みれば、介護保険制度は聖域なきさらなる変革が断行されるでしょう。

ケアプランの有料化や軽度要介護者の介護保険からの切り離し(総合事業:介護予防・日常生活支援総合事業への移行)は避けて通れません。
地域住民同士の支え合い(互助、共助)の促進、予防介護による医療・福祉サービスは本当に必要な利用者への重点化が進められ、我々国民の意識も「病院・介護事業所から地域(いわゆるサードプレイス)へ」に変わっていくでしょう(デイのプログラムも団塊の世代用にアップデートが必須です)。
また、現場におけるデジタル化や介護ロボット・福祉機器の導入は加速するので、パソコンが使えない職員でも、スマホやタブレットで記録を残したり、会議はペーパレス化が推進されるでしょう(国会でもタブレットを導入しているのですから)。

また、機能や役割という点については、救護施設では、一足早く、自らの施設の社会的役割強化を明確化し、全国的に救護施設の認知度アップや情報開示の強化に向けた福祉サービス第三者評価受審を進めています。
特養においても、看取り介護に注力した終の住処としての専門性を、地域住民向けの勉強会などを通して、発信している施設もあります。

小規模法人の大規模化・協働化については、国も推進する姿勢を示しており、地域公益的取組の推進を含め、協働購買や法人横断で本部機能をBPOするなど、社会福祉法人のあり方の多様化が現在進行形で進んでいます。
すでに、危機感を感じている法人では、これまでの「〜しなければならない」「〜あるべきだ」から脱却し、自分たちの生き残りをかけてアップデートするための「戦略」を描き始め、それを実行しています。

2000年以前の措置の時代(福祉1.0)、2000年以降の介護保険制度導入:市場原理の導入(福祉2.0)、2017年社会福祉法改正:社会福祉法人のあり方の再考(福祉3.0)、2025年団塊の世代が後期高齢者となる:少子高齢社会に突入(福祉4.0)という、段階を経てきています。
そして、2040年問題(福祉5.0)にどう対処していくか、どう適応していくかという脅威が目前まで来ています。
介護保険制度の持続可能性を担保する前に、社会福祉法人や施設、事業所の経営を担保しなければ、社会インフラとして福祉や介護サービスは途切れてしまう最悪なシナリオも容易に想像ができてしまうような時代が来ようとしています。

と、平成最後の記事がなんだか暗くなってしまうのもアレなので、だからこそ、アップデートし続ける必要性を最後に伝えたいと思います。
施設を長期的な視点でクローズすると決めている施設長もいらっしゃいます。
それはそれで一つの役割を果たしたと判断できれば、納得ができるのではないでしょうか。
しかし、経営理念を実現するという社会福祉法人の使命を果たし続けるために、その時代時代にあった機能や役割を担い続けていく必要性があると、生意気ですが私は思っています。

戦略を描く、職員を育てる(マネジメント感覚の醸成)、経営成果や組織変革といった結果を残す、そのために組織を作るということに取り組んでいます。
お客様から評価していただいたり、フィードバックをいただくことは、私自身のアップデートがお客様に貢献できた証です。

令和の時代も、さらに厳しい事業環境となることが予想されます。
皆さんの法人や施設もぜひ利用者、家族、地域住民、関係者の方から「あってよかった」「お願いしてよかった」と言ってもらえるよう、アップデートをし続けてください。
一緒に良い時代を迎えましょう。

管理人

4月23日(火)のつぶやき

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あなたにとっての「後追い」で組織は強くなる

2019年04月17日 | 経営理念
新年度に入りましたが、まもなく"平成"が終わり、新しく"令和"の時代を迎えようとしています。
お客様との契約や提案書には和暦ではなく、西暦を使用することが全社的なルールになっています。
そのため、「令和元年〜」という記載は個人的にあまり見かけませんが、先日、とある施設で記録の書き方研修を行った際、ケアプランの見直し時期が「〜R2年○月○日」という記載をみて、「"R"eiwa(令和)が来る」と改めて感じました。
Blog(Macで)を書いていても、"れいわ"の変換はまだ一発では出てこないですが、万葉集の巻五、梅花の歌三十二首、序文の「初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」のごとく、社会が温かい雰囲気に包まれ、木々が芽吹くよう活気溢れる時代を迎えられるよう、私自身、微力ながら福祉業界に貢献出来るように頑張りたい所存です。

平成最後(?)の投稿になるかもしれませんが、今日は理念研修をさせていただいているある法人様のお話です。
このBlogでもお馴染みの"コア・マネジメント"の概念に沿って、「経営理念」「事業計画書」「人事諸制度」に関する話を体系的にしてきた法人様があります。

理念研修のテーマが一巡したことを機に、法人主体でこの数年間の研修について職員アンケートを行いました。
法人全体と拠点ごとでの集計がされていました。
法人全体の結果はというと、「大変よく理解できた」「理解できた」で約6割という成果です。

正直言って、これまで「経営理念」の「り」の字も意識してこなかった法人様だったので、約6割が肯定的に評価されたこと自体驚きでした。
職層(等級)ごとでの集計がなされていなかったので、どの層に浸透が不十分かは分かりませんが、おそらく、1等級や2等級の若手職層の理解・浸透が課題になっているのではないかと察します。

自由記述欄にも肯定的な意見を多数いただきましたが、中には「現場業務で活用できる場が思い浮かばない」「研修の目的や目標が分からない」「事業や経営のことばかりなので難しい」と言った声が寄せられていました。
現場業務(現場職員)だからこそ、理念に沿ったケアや支援が必要だと思うのですが、現場職員=ケアや支援、経営層=経営理念といった誤った認識がされているのでしょうか。

と、とある法人様の理念研修の振り返りをみてきたわけですが、正直いって、年に1回、私の講義とグループワークを3時間足らず受けたところで、何かが激変するわけがありません。
大事なのは、組織や拠点ごとに学んだことをいかに意識して実践できるか、継続できるかが何よりも大事です。

もう少し踏み込んで結果を分析してみると、法人全体でいずれか「理解できた」と回答したのは全体の約6割でした。
しかし、事業所や施設の規模にもよりますが、かなり拠点ごとに理解度のばらつきがあったのです。
何が違うかというと、経営層が理念研修を受講する職員をどのように送り出している(いた)か、に違いがあったのです。

ある施設長は「法人理念の○○というテーマで研修があるから、施設でも実践できるようしっかり聞いてくるように。」と声をかけられて送り出された職員がいました。
一方、「法人必修の理念研修があるから、勤務を調整して必ず受講してきてください。」と送り出したある施設長とでは、受講する職員の研修に対するモチベーションは雲泥の差でしょう。

また、前者の施設長は会議や内部研修の際など、事あるごとに法人理念を取り上げ、私の研修で「こういっていたのを覚えていますか?」と投げかけたり、「あなたはグループワークの際にどう考えましたか?」と研修を良い形で現場で展開し、後追いをきちんとしてくれていたのです。
そうすると、たかだか3時間ばかりの研修が、何倍も効果的な"教材"となります。
それは外部研修を受けた職員が、会議の際に報告、共有し、一人の学びを組織の学びに昇華するプロセスに似ています。
全職員に同じ内容で研修を受講してもらう目的は、職員間で共通言語化することで直ちに現場に落とし込み、理解・浸透を促進させ、成果(結果)につなげることです。

残念ながら、この法人様では経営層による理念研修の後追いの差が、結果的に法人理念の理解・浸透と理念研修に対する酷評につながってしまった、といえます。
このような状況を生む原因として、合意形成(コンセンサス)が十分ではなかったり、当事者意識が欠落しているなど理由はありますが、一人ひとりがその必要性を認識することです。

自由記述欄の肯定的な意見には、「難しい内容でしたが、私なりに少しずつ理解できたと思います」「利用者のために出来ることをやっていきたい」「理念に対して、自分の仕事をどう生かしていけば良いか分かった」と言った声が寄せられています。
お分かりの通り、肯定的な意見は自分事として捉えられている意見です(否定的な意見は依存的で、他者批判なのです)。

今回のタイトルに「後追い」という言葉を入れていますが、意味は「ハイハイやつかまり立ちができるようになり行動範囲の広がった赤ちゃんが、保護者のかたが視界から消えたとき、後を追いかける行動」を指します。
ハイハイからいきなりシャキシャキ歩きはじめたらビックリするように、「後追い」は乳児から幼児、青年になるための必要な成長過程なのです。
「法人がやっている理念研修なんて大きなお世話」ではなく、「理念研修のきっかけをどう生かしていこうか(まずは真似てみるか)」という姿勢が大事なのです。

今日は理念研修を継続してきた法人様の事例をご紹介しました。
現場に法人理念を理解・浸透させることは、一夜にして成し遂げられることではありません。
だからこそ受講した研修やいいなと思った書籍・映像などをあなたなりに繰り返し繰り返し「後追い」してみください。
それが組織力を高めるために必要なあなたにとっての成長過程です。

管理人

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