あと少しで平成は終わり、令和という新時代に変ってゆきますね。
我が家にとってはいろんなことがあった、いや、多すぎた時代だったように思います。
平成元年春、夫の転勤に伴い、生まれ育った中通りを出て、夫の故郷、浜通りに住むことになりました。
母も一緒に、一家5人での引っ越しでした。
母にとっては、80歳過ぎて見知らぬ土地への移動。どんなにか不安だったろうと思います。
でも孫と一緒で少しは慰みになったかと思っています。
引っ越して2年目に、夫の両親の助け(企み?)もあって、我が家を作ることが出来ました。
その後母が他界(二年ほど寝たきり)
夫は単身赴任となり、二人の息子と三人暮らしとなりました。
二人して悪ガキで、なんど頭を下げたことか・・・
下の息子、家出同様に東京へ行ってしまったり、
上の息子が結婚。だけど向こうの家のお婿さんになってしまった。
でも本人が幸せならそれでいい。親も幸せ。
悲しい時、切ないとき、夫の実家に行くと、いつも笑顔で迎えてくれた義父と義母。
そんな義父が他界。
その一年後、平成23年3月11日、あの東日本大震災発生。
翌日から住民避難となり町を離れる。
息子達とも離れ離れとなる。
その後8年の現在も帰宅困難区域のまま。
親戚の家~社宅~仮設住宅~アパートと移り住む。
平成14年秋、中通りのこの町に終の棲家を見つけることができた。
義母の骨折、下の息子の股関節手術にアタフタ。
昨年、夫と共に建てた浜通りの我が家、息子達と過ごした我が家が 解体。
どこのご家庭も、それぞれ、泣いたり笑ったり、いろんな出来事があったことでしょうね。
生かしてくれた平成の時代に感謝し、そして次の令和の時代も歩いてゆきましょう。
皆さんも、どうぞ元気で、令和の時代を迎えましょう。