昨日は久しぶりによく降った雨の一日だった。
寒い一日だった。
桜が咲くのは来週あたりになるのだろうか。
昼間は所属する手話サークルが終わった後、3月で地元へ帰ることになった会員と
食事した後珈琲を飲みに行った。
自分はまだサークルへは入ったばかりなので、その人のことをよく知らない。
しかし、その人はそんな知らない自分を誘ってくれたのだ。
これから手話を学んでいくにはどうしたらよいか自分に色々教えてくれた。
サークルの時には話しにくいこともある。
そういうことをごく親しい人と別の場所で話す、というのは必要だと思う。
夜は急遽頼まれてケアに入った。
予定のヘルパーがぎっくり腰になってしまい、代役を頼まれたのだ。
自分は本職以外に介護のバイトをしていて、若い脳性麻痺の男性のケアを
月に数回している。
昨日はその男性が、3月で卒業して地元へ帰る大学生の友人と最後の食事を
した後のケアを頼まれたのだ。
男性にとって、とても大切な友人だったということが雰囲気で窺えた。
一方、自分はこの男性と友人だといえるだろうか?と考えた。
自分はこの男性のところへは主にヘルパーとして仕事で来ている。
この男性にとってヘルパーは生活する上でなくてはならないものだ。
しかし「必要な人間=友人」ではない。
ヘルパーという仕事の性質上親しくなるだろうが。
この男性にとって友人とはどういう存在なのだろうと思った。
そして自分にとっても。
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