信州日だまり生活

東京から長野に移り住んで、はや23年。
としさんとあきさんとモモが、信州の暮らしをお届けします。

陶芸家 亀井朝雄

2019年10月16日 | つれづれ
なかなかアップできませんでした。
私やあきさんにとって、とても悲しい出来事です。
体調を崩した陶芸家亀井朝雄先生が先月亡くなられました。
今年の6月はじめに作品展で会い、元気な姿はその時が最後となってしまいました。

亀井先生は、私が唯一先生という言葉を素直に言える方でした。
長野に移り住んで陶芸教室でお世話になり、私の時間の使い方が難しくなってからはもっぱら公園でのお祭りか、作品展でお会いする関係でしたが、陶芸を通し、大変大いに色々なことを学ばせていただきました。
陶芸や仕事への姿勢は当たり前に、細々としたことから大きな人生観まで、どれも本当に、のびのびと見えたその生き方には憧れていましたし、先生がいなければ、今、私はここにいない気もします。人の命は順番に尽きてしまうものと分かっていながら、永遠の関係や時間を求めてしまい、途絶えた瞬間、その存在の大きさと重大さを重く受け止め悲しくなるんでしょう。今はその思いです。

亀井先生。先生の作品は、幾つも手元にあります。
これからもそこから教わること、今後も何度もあると思います。
作品を通し、今後もご指導ご教示いただきたいと思います。
本当にありがとうございました。





今年は、台風の関係でアートフィスティバルは中止でした。
でも登り窯は、1日遅れで例年通り火が入りました。
みんなの思いを込めて。

Written by Toshi
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