すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

社会政策論とは。

2011年02月11日 | 大学卒業への道
「福祉国家の重要な柱となっている社会保険は、
人為的に作り出されたゲマインシャフト(共同社会、運命共同体)
であるということができる。
大勢の人々を国家が強制的に加入させ、
個人の制御できない偶発的リスクが発生した場合に、
加入者全員に負担させるというのが社会保険の機能である。」

私たちの身近な制度の一つである社会保険制度を、
こういう見方をしたことがなかったので、
ちょっと感動しました。

そう。次に読んだ「社会政策論」という教科は、
福祉制度や社会保険制度、労働観などの歴史と、
その背景の社会情勢などを学ぶ教科だったんですね~。

テキストを読んだ感想は、
今、この時代に労働する私たちの、
労働者としての主張が、どれほど多く、
法に守られ、現代の制度になるまでに、
どれほどの人が国家という巨大な権力と戦い、
どれほど多くの血と涙が流されてきたか。
そして、ここから、社会情勢と社会福祉が
どう変わっていくか、私たちは、
目を背けたり、世の中を恨んだり、
無関心になったりせずにしっかりと
目を見開いて、主張していかなければならない、
と思いました。

ところで、この「社会政策論」という教科は、
私が選択した科目で、レポートを書いて
筆記試験を受ける科目にあたり、
今回初めてそういう科目のレポートを
書くことになります。

スクーリングの受講ができる科目だと、
レポートは2つで済みます。
4つの提示された課題のうち、
2つを選んで書くことができます。
でも、筆記試験を受ける科目は、
提示された4つの課題を4つ全て、
レポートをパスしないと試験を受けられないんです。

その上、今までの倫理学や社会学と違い、
経済学部の専門科目なので、
その分、内容をしっかり把握していないと、
レポート自体が合格評価に達しない、
ということもあり得ます。

2月の目標のレポートはあと1つ。

時間を無駄にしないで、
レポートを書き、次のテキストも
読み進めていかなきゃ、ですね。




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