人間の感覚には実に不思議な相対性が含まれている。東京の感染者数が1000を超えた時は、これはやばくない?と思った。
2000を超えた時もそうで、今日は1200くらいに減少したら少し安心してしまう。単なる相対評価でそういう感覚になる人が多いみたいだ。
10日くらい前に立ち寄った。ここではつけ麺以外は全て食べたが冬はやはり温かいラーメンがいい。
濃厚煮干しラーメンをオーダー。麺大盛りは控えた。麺を大盛りにするとスープが少なくなってしまうラーメン屋が多い。
濃厚と言ってもマイルドな煮干しスープだ。チャーシューは鶏肉と豚肉の2種類で仕込みがよくできている。メンマも濃厚出汁でよく煮込んであって美味しい。
お腹の空き加減や体調によって味覚の感覚も相対的なのだろうか?
最初3回くらいの訪問で食べた美味しさの感覚と少し異なるズレを感じた。何度リピートしても美味しい、飽きないラーメンが理想だ。
脳が受け取る味覚の信号は意外と思い込みや先入観によって支配される部分があるのだろう。TVのCMなんかはまさにその効果を刷り込もうとしている。
脳内の感覚をいつもニュートラルにする感性はとても大事だと思う。