ある数学愛好者のひとり言

数学好きな私がひとり言をつぶやきます。

放送大学の2024年度1学期の成績発表と2学期の科目登録について

2024-08-17 00:00:46 | 放送大学等の学び

2024年8月17日(土)

 

2024年度1学期の成績発表

 放送大学の8月15日(木)の10:00から全科履修生、14:00から選科履修生科目履修生

2024年度1学期の成績発表がシステムWAKABA上で行われた。私は、選科履修生なので、この日の14:

00過ぎに成績を確認した。単位修得の可否だけならば、いわゆる教務システムWAKABAの裏技で放送授業の

『樋口一葉の世界'23』について合格していることがわかっていた。また、面接授業の『精神医学の基礎』

ついても、「所属コー変更・カリキュラム移行シミュレーション」から偶然に合格していることがわかった。

だから、気楽に成績表を見ることができた。

 私はそれほど成績にこだわっていないので、ここに公表しておこう。

 感想として、単位認定試験が「できた」と言う感じがしなかった『樋口一葉の世界'23』の単位が修得でき、

Ⓐであったことにおおいに満足している。あせって時間がなくなり、勘に頼ることが多かった受験であった。

ただこれまで、放送授業を最終講義まで2回視聴していたし、印刷教材もよく読んでいた。関心があったこと

もあって、私なりに一生懸命学習した科目であった。直観で出した解答が多かったとは言え、それまでの学習

がプラスに働いたことは事実であろう。今まで『人間と文化』コースの国文学関連の科目の成績はすべてⒶ で

あったが、それが維持できたことになる。

 面接授業については、そのときどきの好きな科目・関心のある科目をとっているので、受講することに意義

を見いだしている。『精神医学基礎編』の受講は、大変有意義であった。『地球科学概論』は、宇宙科学は得

意であるが、苦手な地球科学を学習しようと思って履修した科目であった。岩石学を含めてだいぶ理解できる

ようになってきた。プレートテクトニクスについては、本当によく理解できた。2学期も、同じ先生の地球科

学関係の面接授業を履修する。

 全体に,非常に満足できる成績であった。

 

 話題が変わる。前からも最近もSNSでよく話題になるのは、次のことである。このことに触れたい。

(1)放送大学での単位修得は、難しいか?

(2)放送大学は、卒業しやすい大学か?難しい大学か?

 私は、2023年度2学期までに10年間放送大学に在籍した。現在は学位授与機構への学位の申請のた

に、選科履修生になっている。その10年間に選科履修生に4年、全科履修生に3コース2年ずつ6年在籍し

た。それまでに編入学での認定単位数62単位を除いて、144単位修得している。登録科目で単位を落とし

た科目はない。そのうち,放送授業で再試験となったのが1科目(再試験で合格)、後はすべて最初の単位認定

試験で合格している。コロナ禍前はそれぞれの学習センターなどで同一科目全国一斉に単位認定試験が実施さ

れていた。印刷教材・ノートの持ち込み可の試験もあったが、持ち込み不可の試験が多かった。コロナ禍のと

き、それ以降は自宅試験ですべての科目が印刷教材・ノートの持ち込み可である。また、放送大学の単位認定

試験はほとんどが択一式である。

 そうしたことから、総合的に判断して私は放送大学での単位修得は、易しいとは言えないがそれほど困難で

ないと思っている。単位認定試験の前提となる通信課題もほとんどの科目が問題も択一式で、提出することに

意義があるという感じで、聞いている他大学の通信課題に比べると容易に感じる。私は通信制大学に選科履修

生として玉川大学通信教育部に籍を置いた(数学科目の履修)のが遙か昔の50年以上前になるが、そのとき

の通信課題・単位認定試験に比べると両方とも放送大学の方が容易だと思っている。(玉川大学の当時のテキ

スト・通信課題・試験問題が最近偶然に見つかり、現在保持している。なつかしい。)

(1)について着実に学習していれば単位修得自体は、他大学の通信制大学に比べて易しい方と言っておきた

い。ただし、放送大学の授業科目の内容は、大学教育にふさわしく相当高度である。

(2)について。毎年の卒業者を新規入学者数で割った数値を卒業率と見なすと、大体50%弱ぐらいである。

この数字が高いか低いかは議論の余地がある。それよりも、放送大学の全科履修生にははじめから卒業を目指

さない人も多い。現に私が所属しているサークルの人は、ほぼ卒業など意識していない。それにもかかわらず、

卒業を目指す全科履修生として入学する理由は、長期(最高10年)に在籍する場合に全科履修生が一番入学

金(24000円)がかからないからである。(選科履修生だと、1年ごとに9000円必要である。)

 私は前述したように、全科履修生として2年ごとに3コース卒業した。私の経験から、最初の卒業は確か

数がかかる(私自身は、再入学であった)。再入学でない場合、4年で卒業することはおそらく難しいと思う。

しかし、学生の中には10年かけて卒業した人もみえる。(2)の「放送大学は、卒業しやすい大学か?難し

い大学か?」の答は、本人の学習に対するチベーション次第であろう。放送大学の学習は、一人で学ぶこと

が大部分であるからである。あえて言えば、卒業する意思さえあれば、卒業することが他の通信制大学比べ

て決して難しい大学でないと思う。

 

2024年度2学期の科目登録

 今学期は、①成績発表、②継続入学申請・科目登録申請、単に認定試験の解答広報がすべて同一の8月15

日(木)となった。成績発表の後、これを見て②の手続きを行うのが常識であり、今学期はその通りとなった。

私は選科履であるので、この日の14時過ぎに成績発表を見てから2学期の科目登録申請を行った。登録

した科目は、私のブログ、 

    放送大学の2024年度2学期の履修予定科目 (2024年6月25日)

に記した科目のうち、1科目変更することにした。結局、履修登録した科目は、以下の表の通りである。

   『樋口一葉の世界'23』の単位が修得できたので、学習の負担を考える必要がなくなった。予定どおり、放送

授業2科目・面接授業1科目を申請した。ただし、『日本の教師論'22』については、2025年度1学期以降の

履修にしようと思った。その理由は、放送大学の学長である岩永雅也先生の『教育社学概論‘19』がこの2学期

で閉講になるからである。私は、かって岩永先生の講演を岐阜県立図書館で聞いたことがあったが、非常に興味

深く拝聴させていただいた。そのこともあって、閉講前に聴講しておこうという気になったので、履修科目をブ

ログ書いた科目から変更したわけである。

 ここで、『教育社会学概論‘19について、印刷教材と講義内容を掲載しておこう。

 

 『教育社会学概論'19』の印刷教材

 

 『教育社会学概論'19』の講義内容

 

 現在、私は1学期から『枕草子の世界'24』を学習をはじめていたこともあって、第9章まで放送授業を聴講し

ている。『教育社会学概論'19』については、どんな講義の雰囲気なのかを知るために第1章を視聴した。面接授

業はセミナーの講師小嶋智先生による1学期の続きの地球科学の授業である。

 今後、ゆっくり学習していきたい。

 

2024年度前期の単位認定試験の解答の公表

 成績発表の8月15日(木)に、システムWAKABA 上で2024年度前期の単位認定試験の解答が公表された。

題は既に8月1日に公表済みであった。

 私は、ノートに問題と同じの場所に解答を貼り付けて整理した。単位認定試験の学習の際に、過去問を解くなど

して今までも役立ててきた。今後履修する予定の科目も、ノートに整理している。

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)8月15日(木)のFacebook投稿より

 待望の雨が夕方に、そして19時20分頃に降りました。21日ぶりだそうです。

 草木も弱っていましたので、恵みの雨になりました。

 

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