2024年1月17日(水)
単位認定試験を受験した感想
1月16日(火)9時から1月24日(水)までの間に、2024年度2学期の単位認定試験の期間である。
この間なら好きな時間にどこの場所でも、単位認定試験の受験ができる。私は何があるかわからないので、いつ
も初日か2日目に受験することにしている。今学期は、16日の午前中に受験した。まだ単位認定試験が始まっ
たばかりであるから、試験内容に関わることは記載しない。一応、受験した感想を述べておこう。
まず最初に受験したのは、『生物環境の科学'16』である。放送授業の名称からわかるように、生物学の生態学
に関する科目である。私は生物学が得意でないが、この科目は面白かった。15講分の放送授業はきちんと聴講
した。開講年度が16年と古いこともあって、私が所持している単位認定試験の過去問もかなりの回数分となっ
ていた。試験前の1ヶ月前から、過去問を1問1問ていねいに解いていった。そうした学習の成果もあったのだ
ろうか、1~2問わからない問題もあったけれど、この科目の試験は比較的良くできた。ただ、試験時間50分
のほぼすべてを費やした。正直、疲れた。
続けて受験した科目は、『生活環境と情報認知'20』である。この科目と『生物環境の科学'16』の履修は、以前
にも述べたことであるが、放送大学エクスパート(学校教育法第105条の科目群履修証明制度に対応)のひとつ
である「環境科学の基礎」取得するためのものであった。私は今までに5つの放送大学エクスパートを取得してい
るが、今回の取得がおそらく最期となるであろう。私がこの「環境科学の基礎」という資格修得するために他にふ
さわしいと思える科目がなかったことから、この『生活環境と情報認知'20』を履修したわけである。今思うと、こ
の科目の選択は、失敗だったと思っている。難しく、また放送授業を視聴していてもわからないことが多かった。
それでも、単位認定試験を受験しないわけに行かないので、3回分の過去問はていねいに解いて試験に備えた。印
刷教材を参照にしながら受験すれば、何とかなるだろうという気持ちで受験した。
受験した結果、問題が易しかったこともあって心配する必要がなかった。大変よくできた。ほぼ全問正解だろう
との感触である。確かめる時間も含めて、試験開始から30分ほどで終了した。
問題数は10問で、四者択一式の出題形式であった。これは、『生物環境の科学'16』も同様だった。
多分2科目とも合格していると思うが、とにかく2月中旬の成績発表を期待して待とう。この2科目の合否は、
私の卒業に影響を与えない。放送大学エクスパートの「環境科学の基礎」の取得もできることだろう。
本部、岐阜学習センターから継続入学の案内が郵送されてきた
放送大学本部からの継続入学の案内のハガキ
2023年度2学期で「卒業見込み」となっている学生に対して、毎年この時期になると大学本部からと所属の
岐阜学習センターから「継続入学の案内」が送られてくる。放送大学の場合、一度卒業しても卒業していないコー
スに再入学できる。私も最初の「自然と環境」コースを卒業(2019年度)した後、継続入学(学士入学)をし
て「人間と文化」コースを卒業(2021年度)した後に、再び入学した「情報」コースが卒業見込みとなってい
る。
その文書をここで掲載しておこう。放送大学の再入学(学士入学)がどういうものかを理解するのに、よくわか
る文書であるから、紹介しておこう。
岐阜学習センターからの継続入学の案内のハガキ
大学本部からの継続入学の案内
放送大学の学生は、卒業しても別コースに全科履修生として再入学(学士入学)をする人が多い。私の知ってい
る人は教養学部の全コースを卒業して、名誉学生になっている。その一方で、全科履修生であっても卒業を全く目
指さなくて、好きな少数の科目を履修している学生も多い。放送大学の学びは、人それぞれである。
私は今年の3月で3コースを卒業することになるが、名誉学生を目指すことに興味がない。また、大学院のいく
つかの科目は履修してもいいと思っているが、試験を受けて全科履修生として大学院に入学することも全く考えて
いない。卒業後に学位授与機構に学位の申請を行うこともあって、他大学でいう1年間の科目履修生に該当する選
科履修生として再入学することに決めている。学位授与機構での学位の取得ができたならば、その後は学費の面か
ら「社会と産業」コースまたは「教育と心理」コースの全科履修生として再入学する。今度は卒業を目指すのでな
く、好きな少数の科目を気楽に履修していきたい。学位の取得ができなければ、選科履修生を最長3年間続けるこ
とになると思う。
単位認定試験が終わったので、そろそろ学位授与機構に提出する数学のレポートのための文献等の収集を始めた
い。