2023年9月14日(木)
前回のフーリェ展開と無限級数のブログ
関数f(x)=|x|のフーリェ展開と無限級数 (2023年9月12日)
につづいて、フーリェ展開について考えてみよう。
ブログの展開は、ほぼ前回と同様である。まず、フーリェ展開の定義をふたたび述べる。その後、f(x)に不
連続点がある場合に適応されるフーリェ収束定理を述べ、その証明を与える。そして、最後に関数
f(x)=cos(ax)
のフーリェ展開をおこなう。
なお、フーリェ余弦係数、フーリェ正弦係数 a_nとb_nの積分の両端は、すべて[-π, π]で考えることにして
いる。これは関数の偶関数・奇関数の性質を利用することで、計算を容易にしたいからである。
(訂正)
本文2枚目上から12行目
(誤)寺澤順著『π飛び績分の23話』(日本評論社、2006.9)
→(正)寺澤順著『πと微積分の23話』(日本評論社、2006.9)
ちょっと、休憩 ~9月10日のFacebook投稿より
来年度の使用教科書が決定されたようですので、掲載しておきます。岐阜県教育委員会のホームページか
らの引用です。
小学校の教科書は来年に一部改訂期を迎えますので、変更があります。中学校は来年4年目ですので、教
科書の変更はないでしょう。
私個人的には、算数の教科書を大日本図書から東京書籍に変更した岐阜地区(岐阜市を除く)や東濃地区
に関心があります。大日本図書は昨年度に他の県で教科書汚職を引き起こしたこともありますし・・・。そ
れに岐阜大学教育学部の数学科の影響力の強い(同窓会の影響が強い)大日本図書の教科書は好きでありま
せんし・・・。
算数教科書はどれも日本数学教育学会(日数教)の影響を受けていて大差ないですが、大日本図書の教科
書一辺倒から東京書籍の教科書に変えた岐阜地区・東濃地区の教科書採択協議会があったことは、それでよ
かったと思います。これらの地区は、2年度の中学校の教科書採択も見直すことになるかも知れません。
岐阜県教育委員会のホームページより引用