新年度が始まり早1か月、そろそろ資格の勉強や習い事を考えている人もいるのではないだろうか。そこで、アイシェアは、同社のサービス会員に対し「資格・習い事(2010年版)」を実施、2010年5月17日、調査結果を発表した。
【画像が掲載された記事】 有効回答数は521名。回答者の男女比は、男性:51.2%、女性:48.8%。年代比は、20代:27.8%、30代:36.5%、40代:35.7%。調査期間は、2010年4月21日~26日の6日間。このうち、受講期間や回数を問わず、習い事やスクール・講座を「現在受講している」人は6.9%、「過去に受講したことがある」人は54.5%、「受講したことがない」人は38.6%。
それによると、受講予定の有無に関わらず、今年気になっている習い事やスクール・講座が「ある」人は全体の23.6%。男性の19.5%に対して女性は28.0%と8.5ポイント高く、年代別では20代(16.6%)に比べ30代(28.4%)・40代(24.2%)で高め。
また、習い事やスクール・講座を「現在受講している」人のうち、気になっている習い事やスクール・講座が「ある」とした人は52.8%と半数以上にのぼり、「過去に受講したことがある(27.5%)」人や「受講したことがない(12.9%)」人の割合を大きく上回った。
続く以下の質問には、気になっている習い事やスクール・講座が「ある」とした123名に答えてもらった。
習い事やスクール・講座が気になっている理由についてすべて答えてもらったところ、「趣味に役に立ちそう」が51.2%で最も多く、「現在の仕事でスキルアップできそう」と「自分に自信を付けられそう」が同率の32.5%で続いた。以下、「転職の武器にできそう(25.2%)」「仕事で独立する武器にできそう(15.4%)」「交友関係を広げられそう(13.8%)」の順。
女性では「趣味に役に立ちそう(60.6%)」、男性では「現在の仕事でスキルアップできそう(48.1%)」がそれぞれ最多。また、男性では「転職の武器にできそう(30.8%)」「仕事で独立する武器にできそう(25.0%)」と仕事に関する理由が女性より9.7ポイント以上高く、男性は“仕事”、女性は“趣味”を受講目的として重視する傾向がみられた。
実際に習い事やスクール・講座を受講するならば、どのような形態で受講してみたいかすべて答えてもらったところ、「スクール」が69.9%と一番人気だが、「eラーニング(インターネット学習)(35.0%)」や「通信教育(32.5%)」といった在宅講座も3割半と高め。20代では「通信教育(45.8%)」「eラーニング(41.7%)」で、ほかの年代よりやや高いのが目立った。
ちなみに、今気になっている習い事やスクール・講座を自由回答形式で聞いたところ、「英会話」「中国語」などの語学関連や「税理士」「社会労務士」「簿記」「医療事務」といった資格関連を始め、「ヨガ」「ダンス」「音楽」「着付け」など趣味として楽しむものまで多岐に渡っていた。
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