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二つ目が大きくなるS字切り返しコーナー

2006年06月21日 | 中級テクニック
このレイアウトで、スタートしてすぐの右1から左2への切り返しや、市街地左下の左15から右16への切り返しは、「二つ目が小さくなるS字切り返しコーナー」とは逆の「二つ目が大きくなるS字切り返しコーナー」になります。

二つ目が小さくなるコーナーと異なり、スピードの調整はもっと容易になります。一つ目のコーナーは普通に小さなUターンとして回り、回り終わったところで切り返し二つ目のコーナーは倒し込んだ後、徐々に加速をしながら膨らんでいくという回り方になります。



16の円弧から17の大きい円弧へとスピードを上げていくにつれて自然に膨らんでいくわけです。

ポイントとしては、一つ目のUターンが終わって加速を始めてから切り返そうとすると、バイクを起こすことはうまくできてもさらに反対側に倒すことが難しくなります。加速している最中なのでフロントが浮いてキャスター角が大きくなって直進性が高まっているからです。ですからうまく操作しないと、加速して、ラインが膨らむので倒し込んで、また加速して、という感じでギクシャクしてしまいがちです。
そこで切り返してしっかりと倒し込みと向き変えを完了してからアクセルを開けて膨らませるようにします。

もしも、その切り返しで16のコーナーが詰まってしまう(難しい表現ですが、16に対して小さく回り過ぎて芝生に突っ込んでしまう)ようでしたら、
1)切り返しをゆっくりして、16から離れたところで向き変えができるようにする。
2)15から16に向かって直線を作り、16までに加速と減速を作り右ターンをこなす。
などの回避策を考えます。
16から17にかけてのコーナリングは回転半径が大きくなるので、多少ギクシャクしてもこなせるのですが、できればスムーズな荷重を作りたいものです。


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