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270度の小さなターン

2006年06月22日 | 中級レイアウト
実際には違っていたのですが、6月3日の貸切コースのレイアウトを推理していたときに、⑱のところに270度の小さなコーナーが示されていました。初級では、これは難しすぎるのではないかと書きましたが、このような270度のコーナーは中上級でもなかなかありません。同じ大きさのUターンよりも数段難しくなります。実際のレイアウトとしては、市街地コースでこんな例がありました。AとCのコーナーが270度です。


他に、中級でこういうコースがありました。これも中級としてはかなり制約された難しいコースですね。22、23の部分が270度のコーナーになります。

またこんなコースもありました。市街地の左上、青い網掛けの部分です。この場合は入りと出の部分が道幅がありますので、少し楽だと思われます。


270度のコーナーは、入り口と出口が切り返しになりますでの、イメージとしては切り返して小さな半径の定常円旋回に入り、定速で旋回した後、そのスピードのまま切り返して離脱することになります。入り口のスピードを出口でも維持しているということが特徴です。
途中でスピードが落ちるとアイドリング回転まですぐに落ちてしまうのでスロットルコントロールによる立て直しがとても難しくなります。

上記12月23日のコースで、敢えて芝生の角を舐めないで膨らんでスピードが維持できるラインを作ることを書きましたが、それはこれらのコーナーが270度のコーナーで加速も減速もしないでコーナーを回り切ることが必要だからです。

もし失速してしまったら、後ブレーキを使いながらアクセルを開ける方法でスピードを回復させるようにします。


また、バリアブル中級基本コースの最終コーナーも、大きな270度コーナーと考えることもできます。このサイズになると、記事で書いているように、回っている中でコーナーをいくつかに分けて直線を作りながら「立て直す」ということができるようになります。


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