初級で2速走行から1速走行に挑戦する時には今までよりも小さい半径でパイロンを回る必要があります。1速だとエンジンブレーキが強くかかるので、アクセル全閉でパイロンを旋回している間にスピードがどんどん落ちていってしまうからです。アイドリングまで落ちてしまうとそこからはバイクを起こして徐行してハンドルだけで残りを回らなければならなくなります。
そうならないためにアプローチの速度を高めるのですが、それ . . . 本文を読む
これは中級テクニックに属することだと思います。ハンドルを切って曲がるか、倒して回るかという話の続きです。
コーナリングのスピードを高めると遠心力が大きくなるので、それに対抗するためにバンク角を大きく(車体を倒す)します。また、同じスピードで走っていても旋回の半径が小さくなると遠心力が大きくなるのでバンク角を大きくする必要がおこります。旋回の半径はバンク角とハンドルの切れ角で合成される実舵角によ . . . 本文を読む
この図は9月23日の初級のレイアウトです。
初級で走っていて、セカンドギアで走ることはできるがローギアに落とすとギクシャクしてしまってうまく走れないという人は多いと思います。1速で走ると、色々なバランスが変わってくるのですが、大きくは二つの要因によって操縦が難しくなります。一つはアクセルの操作に対してエンジンが敏感に反応するため、より微妙な操作をしないとガクガクとした動きになり、スリップやオ . . . 本文を読む
土曜日の上級のコースです。イントラさんはN口さん、Mみさんでした。二人とも、燃えに燃えたイントラ大会の余熱はすっかり抜けたようでスッキリとした顔つきでした。
午前のコースはいつものバリアブル基本コースです。まずじっくり自分を振り返り、確認しなさいという親心でしょうね。
はい、これについては、特に言うことはありません。
午後は期待通りのコテコテのコースを作ってくれました。コテコテといっ . . . 本文を読む
9月16日の中級の最後のレイアウトです。傍目でみていてという話ですが、バリアブルの基本コースのバリエーションになっていました。何度か過去に経験したことがあるレイアウトです。いつものコースと異なっているのは、入り口の部分です。いつもは小さなオフセットになっているか、もしくはUターンになっているところがZターンになっています。
同じレイアウトを以前にZターンの記事でも紹介しました。
そこで書い . . . 本文を読む
9月16日の上級のレイアウトです。設計はT網さんでした。バリアブルに3.6m間隔の直パイ3本を加え、他はいつものコースにいくつかのラインの制約を加えたものです。全長450m、実走400mほどの比較的短いコースになります。
コースに出る前にイントラさんから「かなりきついコースですからセパハンの人は通れないかもしれません」というアナウンスがあって、実はわくわくしたのですが、細かいと言うよりはライン . . . 本文を読む
コーナーを旋回するときに、バイクを立ててハンドルを切って曲がるか、バイクを寝かせて小さな舵角で回るかという深遠な話題です。図らずもそう書きましたが、ハンドルでは「曲がる」、バンクでは「回る」という感覚がぴったりきます。
バイクの最小回転半径というのは、バイクを直立させてハンドルをフルロック(それ以上回らないところ、ストッパーに当たるところまで切った状態)にして回った時の前輪の回転半径と理解さ . . . 本文を読む
ハンドルとアクセルを使ったマシンコントロールです。低速のバランス走行で最初に教わることですが、バイクが倒れようとする方向にハンドルを切るとバイクが起き上がるといいます。その理屈は図のようになります。
バイクのフロントフォークは直立ではなく、斜めに前方にキャスター角と呼ばれる角度を作っています。そのため、ハンドルを切るとバイクは「く」の字になるわけです。それによって重心Gが前輪接地点と後輪接地 . . . 本文を読む
マシンコントロールを総合すると、いかにパイロンを「速く」回るかということが目標になります。一つのパイロンに対して素早く回るためには、色々な要素を次々と的確に処理していかなければなりません。
パイロンへのアプローチから順を追って考えると、以下のような要素を一つ一つスムーズに的確に素早くできるようにならなければなりません。これらをひとつずつ自分自身の課題として練習し、克服し、向上させていくことで . . . 本文を読む
スタートからいきなりUターンというコースレイアウトがありました。上図は上級のレイアウトですが、初級でもたまにはそういうことがあるようです。
こういう時に何が難しいかというと、速度ゼロから加速しながらスタートして、当然前輪の荷重が抜けているところで、バイクを倒し込み旋回していく必要があることです。アクセルを開けてスピードをつくろうとするとバイクは起き上ろうとしている訳ですし、しかもフロントに荷重 . . . 本文を読む
さて、お次は上級の午後のレイアウトです。イントラのK島さんが「思ったより、うまくできました」と自分を褒めてあげたい気分になった(私もよくできましたと賞賛したい)バリアブルのコース設定です。コテコテというほどではないのですが、バリアブル基本コースの面影を残しながらラインの変更を要求する細かい設定が混ざったいかにも上級向きのコースでした。
この設定は、いつものレイアウトをイメージするとそれをブロッ . . . 本文を読む
昨日は上級に参加してきました。担当イントラはK島さんとM川さんです。午前中の最初のコースが上図のレイアウトでした。午後は中級で全く同じレイアウトで走っていました。厳密に言うと中級ではスタート直後の右Uターン①が1メートルほど離れたところに置かれていましたが、他は同じです。
距離は周回で380m、実走で360m(推定)の短いコースで最後のパイロンを抜けるまで、私の時計で43秒ほどでした。ちなみに . . . 本文を読む