初中級から中上級のクラスへレベルアップしていく中で、それまで考えて目指していたこととは違うことをアドバイスされたり、新たな目標を自ら設定するようになることがあります。つまり、操縦技能が全体に向上し、バランスやフォームや操縦動作がスムーズにないしは速やかなものに改善されることによって、それまで問題だったことに代わって別のことが課題になり、その結果、目指すべきものが変わってくるのです。
まず、ブ . . . 本文を読む
続いて午後のコースレイアウトです。前半はスピードを上げてからブレーキをしっかり使って小さく回る連続Uターン③④と、その後のスピードが乗ったところからブレーキを軽く掛けたまま左右に振って⑤の小さなターンまで持ち込むセクションです。
後半は、⑥から⑪のセクションと⑭から⑰のセクションに分けられて、それぞれ連続した細かいターンの連続になります。
私ごとになりますが、今回はうれしいコメントをM本イ . . . 本文を読む
天気予報に反して晴れ上がった空になり、日中は汗をかきました。上図は午前中のコースです。いかにもM本さんらしいコースだと思ったら、実はサブのT網さんの設計だったそうです。T網さんも上級の好みがわかってきましたね、よぉっ!と声をかけてあげたいレイアウトですね。右半分はもっと詰めてよと言いたいところもあるのですが、右上の一角が親子バイクのために使えなかったことを考えると、全体としてもよくできています。 . . . 本文を読む
連続するUターンの切り返しで一つ目のUターンを回った後、早めにアクセルを小さく開けてスピードを作る方法について紹介しましたが、それはパーシャルを作るコーナリングにつながっています。
上図は11月29日上級のコースレイアウトですが、T木イントラの設計によるものです。コースの始めと終わりの外周の走行を除くと、バイクが直立している区間が殆ど無いレイアウトになっています。
特に左上のセクション③~ . . . 本文を読む
連続Uターンに対するラインの組合せで、出発点になるのが少し間隔が離れた二つのUターンのセットです。上級のバリアブル基本レイアウトでも入口のところで3連続のUターンが置かれています。このようなセットでの基本的なラインの組合せは「AからAへ」になります。
そうなる理由としては、①最初のUターンのアプローチに余裕があるので、パイロンの内側にきちんと回り込むと、次のパイロンへのラインを浅くすることが . . . 本文を読む
小さなUターンがうまく回れず、大回りになってしまう人は、もっとバイクを寝かせるか、そうでなければもっと思い切ってスピードを落としてハンドルを強く切るか選択し挑戦する必要があります。つまりスピードを残し、深いバンク角によって実舵角を作る方法とスピードを思い切って落とし、ハンドルの切れ角によって実舵角を作る方法の二種類があるわけです。これがつまりご紹介したUターンを回るためのラインAとCに相当します . . . 本文を読む
小さなUターンの回り方は、オフセットパイロンの回り方と少し違ってきます。大回りできないので、最小回転半径に近いところを狙う必要があります。また、旋回が深い、つまり120度とか90度のオフセットと違って、180度もしくは次のパイロンに対して220度くらいまで回り切るまで粘る必要があるのです。
また、それを回り終わった後がどのようになっているかによっても、作戦が変わってきます。回り終わった後に広 . . . 本文を読む
さて、午前と午後のレッスンを終えて、連続Uターンの練習をたっぷり積んだ参加者への仕上げとして、朝のバリアブルをそのまま継承して、上図のような仕上げのコースが作られました。M本さんは、この日最後まで連続切り返しターンを提供してくれました。
(ということはこの日併設されていた初級の参加者はあのバリアブルを走ったんだと思うとビックリです。おそらく、4番のエリアのオフセットはもっと易しくなっていたで . . . 本文を読む
2006年11月5日の中級は、イントラM本さん担当のセッションでした。上図のコースレイアウトを見ればわかるように、連続したUターンがテンコ盛りで、普通に考えれば、Uターンの練習がテーマであるように思えます。
しかし、M本さんの表現では、「アクセルとブレーキの練習」なのだそうです。一日終わって、その後感じたことを含めて、M本さんが伝えたかったことがどういうテーマだったのか、段々わかってきたような気がします。 . . . 本文を読む
安全シリーズをいくつか書きましたが、そう言っている内にまた季節がめぐってきました。
安全と言えば「安全運転競技大会」の開催案内が送られてきました。
>今年もやります!
>昨年大変ご好評いただきました、あのイベントのお知らせです!
>
>『第2回 TEC-R 安全運転競技大会』
>
>あなたもSaftyJapanインストラクター競技大会の雰囲気を
>経験してみませんか!?
>日頃HMSに参加し . . . 本文を読む
環境要因的なリスクに関して、もう一つの話題です。上級の常連の人たちは皆知っているのですが、旧コース全般(特に4番から5番のエリア)では、水捌けを良くするために路面に傾斜がついています。上図のバリアブルのコースで言うと、中央を境として矢印の方向に下がる傾斜がついています。
最近の上級クラスでも、⑧のところで2名の転倒者が出ました。⑧の走り方はちょっと独特の要因がありますから、一概には言えません . . . 本文を読む