ザ・サスペンダー

日本を斬る社会派ブログ

ベリーズ会議

2007-09-30 13:21:46 | モームス
ベリーズはしばしば長時間におよぶミーティングをやってるらしいですね。

まず、発言が多いのは嗣永と徳永です。とにかくこの二人がぽんぽんと意見を出すのがミーティングの基点になります。ときに正反対の意見が出て対立します。
その意見をとりまとめるのは夏焼ですね。夏焼が中心になって議事が進行していきます。
須藤は意外と発言が少ないんですけど、公正な視点で、出た意見の是非を判断したりします。
熊井は求められたときに自分の意見を言う、オブザーバー的役割です。論理的な発言はできないんですが、誰も熊井には強いことを言えないので、熊井を引き込んだ側が勝つ、という重要人物です。
菅谷は聞き役です。意見が求められることはまずないです。ただ、劣勢側が多数派要員として引き込もうとするときは同意を求められたりします。
最終的に採決するのは清水ですね。ときに堂々巡りになる議論に終止符を打つのは、キャプテンの権限と自覚のあるこの人になります。

以上、想像ですけど、だいたいこんな感じじゃないかと思います。

ポラリス

2007-09-30 12:42:16 | モームス
ZYXの中心人物は村上である。
一般向けには、「モームスの矢口とキッズによる」と宣伝されたが、歌パートにせよ立ち位置にせよ、メインに押し出されたのは村上だった。
しかしそれも、PVのパフォーマンスを見れば納得のいく人選である。
のち人気を博す矢島や嗣永はもちろん、「モームスの特攻隊長」矢口ですら霞む、図抜けた存在感が、村上にはある。

あぁ!の中心人物は鈴木である。
こちらもモームス、しかもこれから売り出そうという新人の田中を擁しながら、完全な鈴木ワントップの体制だ。
アイドルとは到底呼べない容貌の鈴木を中心に据えようと、販売元に判断させたのは何だったのか。
小学生には奇異なほどの歌唱力に商品価値を見出されたのではないだろうか。
いずれにせよその実力を疑う向きは、今に至るまでまず、ない。

同時期に活動した二つのキッズユニット、その中心同士がぶつかったのがキュートである。
キュートのメンバーが、他のメンバーを特定のテーマに沿ってランクづけするDVDの企画において、二番を渡された村上が、「二番って微妙だよね・・」と不満を表したことがあった。村上の、常に一番であろうとする姿勢は、他にも散見できる。
一方、鈴木は、歌手として立身する希望は口にすることがあっても、グループ内の立場について、あまり自己主張するイメージはない。
どちらが中心人物になるかで競争があったのかどうか、本人以外に知る由はないが、二人の性格の違いから、正面きってぶつかり合うことはなかったのではないかとは思える。
しかし当時のキュートは、鈴木の歌唱力と急激な美少女化でトップと見ることもできれば、ダンスやトークといった総合力で、村上をエースとみなすこともできた。
本人らの意思はともかく、二人の中心争いは、さまざまの力線が交錯した混沌の状態であった。

決着がついたのは、村上の脱退によってであった。
メジャーデビュー直前というのも含めて、宿命であったように思う。
脱退の理由は、公式発表では学業専念で、ネット上の風説もあり、鈴木との頂上争いは無関係に見える。
ただ、結果としてキュートのエースとして脚光を浴び続けている鈴木と、スポットライトとは無縁の生活に戻った村上。
スターとしての天分は、どちらが勝ったのかわからない。だが、運命は鈴木のみを選んだ。
中心としての天分があまりに強すぎた二人、共存は無理だったのだ。
北極星は全天にひとつしか存在できなかったのだ。