【その5からの続き】
玄関先での諸道具の説明も一息つき、居間と思われる部屋に通される。
Kylmäkoskiのホームページで見た光景が広がる。
あれよりは、マシな写真に撮ってやると思い、シャッターを押した。(見比べるべし!)
特別な名品はないようだが、この時代の平均的な家庭の姿であることが、かえっていい感じだ。調度品やアクセサリーのどれもが時代を感じる。
壁に貼ってあるちょっと小さめのほうの写真は、よく見たらフィンランド独立時の名将「マンネルヘイム将軍」(のちの冬戦争の終戦処理時には大統領になる)の写真だった。
木製ケースのラジオ(写真左下)なんて久しぶりに見た。
《このストーブみたいのなんでしたっけ? 教えて下さい!》
そして、キッチンに移動。
ここは、いろんな時代のものが入り交じっている感じ。
ふと、天井を見上げると...
hapan(酸っぱい)を通り越し、カビの生えたhapanleipä(酸味のあるライ麦パン)がぶら下がっている。
何十年も経っているのだろうか? これはご愛嬌!
さぁ、次行ってみよう!
【その7へ続く】