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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

実力派のあんちくしょう

2011年01月05日 | 紀行
オーストラリア2日目。

少し、夏らしい暑さになりましたが、夜になると俄然涼しくなります。
あ、雷がゴロゴロなってきた。
ここ、本気で雷が鳴ったらすごそうだな。
周り何にもないし。
大自然!って感じの音と光になるんだろう、きっと。

今回は大会というわけではなく、遠征(練習試合)なので
特に相手チームのスカウティングがあるわけでもなく。
練習の合間合間は比較的時間があります。
昨日は『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎著 新潮文庫)を
つい一気読みしてしまった。
読む本が尽きてしまうから大事に読まねばならぬのに、
面白すぎて止められなかった。
映画は見ていないけど、なるほどこの主人公は堺雅人さんのイメージが
ぴったりだ。

今私の部屋で、コーヒー用に大活躍してくれている、コイツ。

去年、タイのスラータニーに大会で行った時、あまりにも何もないこと、そして
あまりにも下痢腹痛に見舞われる者々続出にびっくりして、
急きょスーパー・マネージャーな「センパイ」
(彼女は私の一連の海外視察に帯同してくれた人。
ここ2年くらい、ずっと一緒に仕事をさせてもらってます。
目から鼻に抜けるような人なので、ものすごく色々助かってる)が
現地のお店でゲットしてきたポット。
ヨーロッパやアメリカあたりだと、ホテルには当たり前にこの手の
ケトルは置いてあるのだが、アジア圏はあったりなかったりするし、
まして今回のようなトレーニング施設には、置いてあるはずもない。
余計な機能は一切ないが、電圧は海外仕様だし、お湯はすぐ沸くし、
何より軽くて大きすぎず小さすぎず、そしてめちゃめちゃ安かった
(確か何百円って世界)というお買い得な一品。
日本に持ち帰ってチームで保管し、海外遠征の度に持っていきます。
おかげで私も、部屋で日本から持ってきた美味しいコーヒーにありつける♪

ところで、今日、愛用の戦国武将万歩計を見たら←まだやってた

お?


うおお、武田信玄でも天下統一してしまった。








夏です

2011年01月04日 | 紀行
極寒の日本から南へ飛ぶこと、9時間。

オーストラリアは真夏ッスー!

と言っても、今年はあまり気温が上がっていないらしく、
日差しは強いし日は長いものの過ごしやすい気温です。

北の方では、モンスーンによる降雨から、洪水の被害が出ています。
こちらに28年住んでいる日本人の方によると
異常気象で高温が続いた地方の土が、干上がって固くなり、
水を吸わなくなってしまっていることも大きな要因なのだとか。

10月にオーストラリアに来た時、去年は夏がめっちゃくちゃ暑くて
冬がめっちゃくちゃ寒かったと聞きました。
11月にバルト三国界隈に行った時も、同じことを言っていた。
特に冬は寒くて、マイナス20℃前後の日が続いたそうです。
寒い場所ではあるけれど、例年ここまで寒くはないのだと地元の方。

まあ暑すぎる夏や寒い夏っていうのは今までだってあったんだろうけど、
昨今の日本の夏の異常な暑さとか、
(私の周りにいる海外の人はだいたい、最近日本でひと夏越せないらしい。
母国がある人は夏の間、避暑に逃げるとか。母国の夏も暑いけど
日本よりマシ、と彼らは言う)
いろんなところに行かせていただいた時の現地の人の話から考えると
地球の気候バランスはやっぱりちょっとおかしくなってきてるんだろうなあという
印象は、残念なことにどうしてもぬぐえないですよ・・・




ばたん

2010年12月21日 | 紀行
さっ・・・・・・・・


さっぽろひがえり・・・・・・


ばたん
(うそ)


帰宅したら0時回っていたのですが、
21日扱いで更新。
本日札幌に行って参りました。
向こうは摂氏3℃。
地元っ子のタクシー運ちゃんに言わせれば
「まだまだ暖かいねえ」だそう。おおう。ぶるぶるぶる。

JR札幌駅にあったツリー。
ちょっと珍しい感じの色と形だったのでパチリと。

でもこういうキラキラした青は好きだなあ。

札幌市内の端っこにある中学校に行って来たのですが、一仕事終えた後
帰りの電車までちょっと時間があったので、タクシーの運転手さんに
お願いして、大通り公園の方を回ってもらった。
こないだ実損ねたイルミネーションが始まっていました。
今年のテーマは「ミュンヘンクリスマス」だそうで、
出店でホットワインなどがいただけるそうですよ。

空気が冷たくて周りが適度に暗いとライトアップもすごくきれい。
これは今年初の「ウェーブ」だそう。
ブルーのライトが小波みたいに寄せては返す、を繰り返します。

小波の上にはウミネコ?カモメ?が飛んでいる。
動く車の中から撮ったので、いまいちでごめんなさい。
テレビ塔もクリスマスカラーになってた。
信号待ちで止まっている車の中から「きれい~」と見上げていたら、
視界にいきなり佐○急便のトラックが、ばいーん、と。
うおお!見えねえ!!
(と言ったら優しい運ちゃんが、前の車との車間距離を少し詰めて、
トラックからずれてくれた)

日帰り仕事の「ご褒美」(っていうより単に夕食)は。

その名も「空港丼」。
昨日はイベリコ豚、今日は新鮮魚介類。すごいね、アンタ。

そして明日への活力にエネルギー飲料。

(手の出演:本日の相棒)
味はほぼリポD。

帰りの飛行機はちょっと揺れました。
機長さんが機内アナウンスで
「上空、風がかなり強いので揺れが予想されます」と宣言。
どんなに先に言ってもらって覚悟はしていても
揺れる怖さは軽減せず。
何回乗っても揺れんのはこわいー
まあでも何も知らないよりは、気流が悪いから、風が強いから
揺れてるんだなって分かった方がいいとは思う。
最近の日本の飛行機は、機長さんがちゃんと説明してくれますよね。
機長さん、続けて「東京地方の天候は小雨がぱらついています」と
おっしゃっていたが、実際着いたらほぼどしゃぶりになってて吃驚した。

ばたん
(寝た)









洗礼を浴びる

2010年12月12日 | 紀行
日付が変わってしまいましたが、
日曜日扱いで。
淡路島にお仕事しに行ってまいりました。
当初は後泊して帰るつもりが、月曜日にどうしても出なければならぬ
会議があったゆえ、日帰り強行。

朝暗いうちからオウチ出発。
今日の仲間の一人が、新幹線に乗り遅れそうになったり、
三ノ宮から淡路島へ行くバスへの乗換が5分しかなくて、
走って走って1分ほどバスの発車を待ってもらったり、
薄氷の移動でしたが、何とか時間に到着。

淡路島は通ったことはあるのですが(徳島から陸路で)
滞在したことはない。
明石海峡大橋、いよいよ渡りますー!どきどき。

快晴!!





バスからタクシーに乗り継いだのですが、
タクシーの運ちゃんが教えてくれた淡路の美味しいものは
海産物と和牛とたまねぎ。
それから、牧場があって牛乳が飲み放題やねんーとか、
讃岐うどんの「丸亀製麺」はオイシイでーとか。
丸亀製麺は東京にもありますよ、と言ったら、エライ驚いてはった。

残念ながら日帰りコースなので、帰りのバスの時間に合わせると
どこにも寄れなかったのですが。
でも、テレビで見た震災のあとがもうどこにも見当たらない、と
いうことに驚いた。
壊滅状態だったのに。
淡路の人、頑張ったんだなぁ。
すごいな。
あまりゆっくり出来なくて残念。
(電車やバスに乗ってる時間の方が長かった)

淡路では何も買えなかったけど、新大阪から新幹線に乗るなら
意地でもこれは買わにゃーならん。レッツゴー「551」!!
新幹線の時間はギリギリだったのだが、えいっ!とお店の行列に並んだ。
今回はシュウマイを買ってみた。早速新幹線内で開ける。

うふふふふー
シュウマイ♪シュウマイ♪
もちろん豚マンもお土産用と我が家用にゲット♪♪♪

この新大阪へ向かう際、東海道本線に乗ったのだが、
仲間と座ろうとした電車の座席に、後ろからすすすーっと入ってきた
オバサンがぺイッと荷物を置いた。
開いたドアから乗りこんで、二人で自然に腰を下ろす、という
普通で自然なタイミングだったのに
私はそのまま一連の動作で座ったが隣の仲間はオバサンのバッグで座れず、
二人で呆然とオバサンの顔を見る。
オバサン、動じずまったく視線を合わせようとしない。
なんていうか、腹が立つよりびっくりした。すごい技だな・・・
噂には聞いていたが、さすがやな・・・
東京の電車ではちょっと経験できない「洗礼」でした。








低血糖状態の判断

2010年11月25日 | 紀行
ここはどこかと言いますと・・・

北海道・札幌市だったりします。
時計台です↓

さすがに夜は冷えますよ~!
こちらの方はまだまだ薄着ですが。
間違いなく、今日本中で一番ツリーが似合う場所でしょうね。
東京は暖かくて、いまいち説得力がない。


今回は仕事が夕方から夜だったので、さすがに帰京できずお泊り。
以前、小樽に通うお仕事があった時は、日帰りで通いました。
北海道ってもう日帰りができる時代なのね・・・

因みに沖縄も日帰りできますよね。
こういう便数が多いところは、哀しいことに最終で帰れちゃったりするのだ

北海道でお泊り!!
どうしよう、どうしよう!
夜何食べよっか!!と今回の相棒と一頻り盛り上がり、
結局私たちが選んだのは、

わあい
こんなししおどしがあしらわれている全個室のお部屋に通されて・・・
(ちょっと全体的に暗かったけど)

わあい、わあい!

いや、あの実はでも、私はそんなに蟹好きでもないんですが、
今日の相棒ちゃんが大の蟹好きだということが分かり、
また私のお腹が空きすぎて、もう北海道らしいものなら何でもいい、という
盛り上がった割には自分的によく分からないチョイスに落ち着いたのだった。
血糖値が下がり切ってて、判断力が極端に鈍ること、ありませんか。

いや、でも、北海道で蟹。それもいいだろう。うむ。

さすがに鍋は、蟹の出汁が効いてて美味しかった。

これ↓は私が、蟹と言えばどうしても食べたかったもの。

揚げたて、カニコロ!
しかも、中はズワイガニたっぷり!!!わおー!!


私たちの鍋を担当してくれたおねいちゃんは、
北海道が好きで好きで、住みたくてたまらなくて、半年前に茨城から
引っ越してきました、というツワモノ。
「・・・とうとう、やっちゃいました」とニコニコしていた。

なんで北海道が好きなの?という私たちの質問に、
美味しいものが沢山あるし~、温泉もたくさんあるし~、という回答。
それだけで引っ越してきたとは、なかなか勇気があるなあ、おぬし。
まだ冬を越してないんですけどね~と、更にニコニコ。
で、いい温泉を教えてくれました。
確かに、なんだか楽しそうだ。

おねいちゃんが作ってくれた、鍋の締めは雑炊。

これまたいいお出汁で、最高でした。
「北海道」を鱈腹いただきました!!

お店の入り口にある生簀の毛蟹。

ツキノワグマ(の木彫り)が守っているのでした。


コンビニで、こんな入浴剤を見つけたよ。










ヨーロッパ行脚・ラスト

2010年11月17日 | 紀行
今回のヨーロッパ行脚のラストになります。

そうそう、ご質問を受けましたが、一応今回もこれ、仕事で行ってます。
ただ、団体で行っていないので比較的自由に動き回れることが多く、
ちょっと出歩いたり、ご飯を食べに行ったりする時間がとれたとゆーわけです。

まあ、プライベートでヨーロッパに行くなら
さすがに私でも、まずはイタリアーとかドイツーとか言うだろうなあ。


と、ドイツが出てきたところで。
最終日にポーランドのGORZOWからドイツのベルリン空港に
車で向かいました。朝6時半に出て、到着は9時。
ポーランドも素敵な街並が多かったのですが、
国境を越えて(検問の跡だけ残っていた)ドイツに入ると、
景色は、大袈裟じゃなくて、ガラッと変わりました。
一言でいえば、家や道路がいきなりきれいになった。
これだけ地続きなのに、経済状況や文化がこんなに違う国同士なんだ、というのは
日本人にとってはなかなか新鮮。

ドイツに入ると、これぞ「ザ・ヨーロッパ」とでも言えそうな
かわいいお家や綺麗な木立が立ち並びます。
でも朝早くて車の中ではほとんどうつらうつら・・・
写真がなくてごめんなさい。
そうそう、アウトバーン(速度無制限の高速道路)に乗りましたよ。
追い越し車線では、ガンガン飛ばす車が多数!!
でも車種や地域によっては速度制限もあるそうですね。
アウトバーンって世界初の本格的な高速道路なのだそうですが
意外。ヒトラーが整備したそうです。(byウィキペディア)
いいもの作ったりもしたのだなあ。

ドイツは4回目。今回は通り過ぎるだけだったけど、
知人も住んでるし、すごく好きな国。
機会があったらまた行きたいです。


さて、ベルリン空港。
といっても、ベルリンには空港が3つあるそうですが。
チェックインをして朝ごはん。
久しぶりのスタバ。

↑とりあえず、マクドナルド的にスタバがあればホッとするのよね。
注文の仕方も、飲み物の種類も、だいたいの値段も支払い方も世界共通っていうのは
案外安心するもんですよ。
だけど、食べ物は各国ちょっとずつ違ってて面白い。
これは大好きなドイツパンのサンドイッチー!!
相棒氏曰く「ああ、文明の香りがする」(笑)

空港の一角に、クリスマスの飾りつけがされたチョコレート屋さんがありました。

日本ではもうクリスマス一色のような気がしますが、
この辺りは案外そうでもなかった。
空港でも、このお店1軒だけでした。
うう、でも、さすが、置いてある商品はどれもすごくかわいい!

ドイツ伝統のクリスマス菓子、シュトーレンやお土産を幾つか購入。

ああ!プレッツェル屋さんを発見!!

大好きなドイツの塩塩プレッツェル・・・
食べたいのに、さっきのサンドイッチでお腹がいっぱいすぎる・・・

ベルリンからの乗り継ぎ、アムステルダムのスキポール空港は
利用客が多いハブ空港なだけに、もう少しクリスマスデフォルメしてました。

クリスチャンじゃなくてもやっぱりこの雰囲気にはウキウキしてしまう。

今年は皆様、どのようにお過ごしでしょう。
私は昨年は確か仕事で、帰宅して納豆ご飯でした




食べ物編

2010年11月16日 | 紀行
今日、本気で自分で自分を誉めてあげたい・・・と思ったのです。
わたしったら、時差ボケほぼ克服してるじゃん!!
今日から出勤しているのですが、生命の根源的欲求クラスの眠さは襲ってこなかった。
(いつもの昼ごはん後のネムネムは当たり前に来ましたが)

さて、今日は、ヨーロッパ行脚中の食べ物編です。
ポーランドの伝統料理屋さんに連れて行ってもらいました。
まず始めに出てきたものに、ちょっと笑う。

ビールにストロー??
こっちの人ってこうやって飲むの??との問いに
「いや、これはジュースが入ったビアカクテルだから」という答え。
どうやらフィアンセ嬢が自分の好きな飲み物を、私にも頼んだ様子でした。

写真が暗くてごめんなさい。
店内がちょっと暗かったもので。

何を頼んだら良いか分からない私たちに、カップルが次々に料理を頼んでくれた。
ポーランドもリトアニア同様、スープが伝統的料理の一つのようです。

パンに入ってきたよ!

チキンときのこと野菜が入った、コンソメ風のスープ。
パン好きの私は、もちろん、「蓋」も完食するよ!

次は、これ、山で作るチーズだそうです。

帆立貝ではない。
噛み応えがあるチーズで、スモークされてて、味的には全然しつこくない。
これをトマトのスライスと、向こう側にあるベリーのソースでいただきます。
酸味と甘みのあるベリーのソースが、意外に合うんです!
このチーズはお腹一杯になってなかったなら、もう少し味わいたいなあと思った。

そして、これは気に入った。

ほほほ。
まるで餃子ですよね。
ラトビアにもこの手の伝統料理があるそうです。
これは中にお肉が入っていました。
チーズが入っているバージョンもありました。
皮はもちろん、モッチモチ

しかし、このカップル、自分たちはこの食事に来るまでに
中華をしこたま食べてきたそう、そんでもって私たちには食べきれないくらいの
品数を頼む頼む。
最後はやっぱり食べ切れませんでした。
基本この辺りのご飯って、お腹にズシッと溜まるんですよ。
ラードもかなり使っているしね。
ってか、人を夕食に招待しておいて、自分たちは先に食べるって
なんかちょっと意味がよく分からなかったんだけど、何でだったんだろう。

こういうポーランド伝統料理って、毎日食べるものなの?と訊いたら、
基本はこういうものを食べている、という答えだった。
じゃあ彼女(フィアンセ嬢)もこういうお料理を作るんだね、と
言ったら「う~ん・・・・(と言葉を濁して)作れるけど、ほら、私
忙しいから。でも、ウチの場合、彼が料理が上手なのよ」だそうだ。
どうやら未来系ダンナが料理担当らしい。


さて、次はお茶編。
リトアニアで試合を観ていると、ハーフタイムになるごとに、その体育館の事務室
(体育館というよりクラブハウスみたいな感じですが)に連れて行かれました。
曰く「TEA TIME、TEA TIME」と。
これは1件目の試合でご馳走になった「TEA TIME」。

「ティータイム・・・ってか、酒じゃん!!」と指摘する私たちに、
「週末だからリラックスタイムよ」と笑った女性。
数日前も書いた気がしますが、寒い国では日中もこうやって甘いものなどを
つまみながら、こういう蒸留酒をちょっと飲んで暖をとるのだそうです。
蒸留酒はグラス一杯くらいなら、身体にいいのだ、と彼らは口を揃えました。
40度くらいあるお酒なので、私はヒト舐めでクラクラ。
件の彼女は、左に写っている乳白色のはちみつを舐めながら、クッ、クッと
グラスを開けていきます。
(はちみつはリトアニアの名物だそう)
うーん、グラス一杯は優に超しているんだけど。

ハーフタイムが終わるくらいまで、ここで体育館関係者やクラブ、チーム関係者が
暖をとり、おやつをつまみながら、ああでもないこうでもないと話に花を
咲かせていました。
こういうのも、試合のお楽しみの一つなんでしょうね。

これはポーランドのモールにあるコーヒー店で頼んだケーキ。

こちらはこんなに寒いのに、なぜかあちこちにアイスクリーム屋さんがあります。
このコーヒー店にも、数種類のアイスクリームが置いてありました。
コーヒーは何処で飲んでもおいしいです。


SOBOTの街で、一服。

フィアンセ嬢と、各所属国の家族事情、家庭の役割事情について話し、
意見を交わす。
彼女は20代前半で、すでに未来系ダンナと同棲しているが、
家族が大好きで毎日電話をしているのだそう。


自分が今の彼と結婚したら、子どもを生んで
やっぱり自分が育ってきたような家庭を作りたい、と
キラキラ語っていました。
(因みに、ラトビア、リトアニア、ポーランドでは少子化の問題は
ないとのことでした)

そうだね。
じゃあ、そのためにはまず、お料理を覚えようか(笑)

















ポーランドかーちゃん

2010年11月13日 | 紀行
さてさて、ポーランド式国民の休日の休み方を堪能した後、
フィアンセ嬢の、予定通りいけば(←いぢわる 笑)2年後の旦那様宅に、
ランチにお呼ばれ!!

ランチ、というか、もう16時だったのですが、
こちらの人って少し遅めにお昼をがっつり摂って、
夕食は軽く済ませるのだそうです。
これに、スペインやイタリアはシエスタが入ってきますね。
でもって、ウイークデーの一般の人の業務時間は、
AM7時~PM3時なんですって。
3時か4時には仕事を終えて帰宅して、家族と一緒に「ランチ」して
過ごすのだそう。
日本の9時-17時とはずいぶん違いますね。

ポーランドのお家にお邪魔します!

お庭を見せてもらう。

普段は犬が遊ぶ場所なので、デッキの下には降りないでね、と言われる。

ものすごく足が長くてめちゃくちゃ美人の女の子と、
フィアンセ嬢の、予定通りいけば2年後にお義母さまになるおばさまが
お出迎えしてくれました。
フィアンセ嬢、予定通り行けば(以下略します 笑)2年後の旦那様、
旦那様のご両親に足長美人の女の子、そして私たち。

近くの森で採ったキノコのマリネは、特別なお客様が来た時の料理だそう。
ピクルスも勿論自家製。

このワイン、ちょっと甘くて美味しかった。

おばさまの手料理は、ミートソースのパスタでした。

こういう形のパスタは初めて食べた。
ミートソースが本格的で、とても美味しかったです。
本当はポーランドの伝統料理を作ってあげたかったけど、
お店が全部休みなので材料が揃わなかったの、ということ。

おばさまは後妻だそうで、フィアンセ嬢の未来の旦那と血はつながって
いないのですが、ニコニコしていて、恰幅が良くて、大声で笑って、
家族みんなとっても仲がいい。
早速私たちは「ポーランドかーちゃん」と命名。
その後、家主のおじさまは出かけ、代わりに妹さんが遊びに来た。
おばさまは英語が話せないのだが、
フィアンセ嬢と足長ビジン嬢が英語が話せるので、通訳しつつ
犬の話などで談笑。

家族みたいな温かいおもてなしが、本当に嬉しかったし、
ポーランドかーちゃんはすごく明るい人なので、楽しかった!
因みにポーランドかーちゃんは、この家で一番エライ人なのだそう(笑)


買い物ができなくてアンラッキーと思っていたけど、
お休みでどこも開いていないからこそ、
お家にご招待いただけた。
何が幸いするかなんて、分からないもんですね。


さて、ゲームが終了した後、
5時間かけて陸路を移動してきました。
グディニアを出たのは20時。最終目的地であるGORZOW(地元の方は
ゴルジューと発音)に到着したのは、夜中の1時です。

ゴルジューは大きい街ではないけど、やっぱりきれいな街でした。

宿泊先前の広場にあった、
独立運動に貢献したこちらの都市の将軍の銅像。



長い行脚はここで終了。
これからドイツ・ベルリンへ車で向かい、日本へ発ちます!










独立記念日

2010年11月12日 | 紀行
ええと、今日は何月何日何曜日なんだ?
こちらは現在、11月12日金曜日の23時前です。
なので、12日扱いでアップします~

ビリニュスからポーランドのグダンスクへ飛び、グディニアに車で移動。

グダンスク~ソボット~グディニアは海沿いの街です。

そして、おりしも、11月11日がこちらの独立記念日だったわけです。
この写真↓は10日に視察にうかがったスポーツ学校の、独立記念イベント。
全校生が講堂みたいなところに集まります。
そんでもって始めは「校長先生」の話を聞く。日本とおんなじ。

この女の子たち↓が、音楽と映像に合わせて、ポーランドの歴史をラップで
歌いあげました。
言葉は全く分からなかったけど、なかなかファンキーでドラマチックな感じ。


翌11日は朝からずーっとテレビで特集番組を流していました。

ポーランドは、本当に起伏のある歴史を持っていますね。
今、これだけ大きな国なのに、地図上から「ポーランド」という国が
消えてしまった経験が、一度ならずあったり。

私たちが到着したグダンスクの街からの中継もありました。
ここはワレサ議長が(地元の人は「ワレンサ」と発音してた)1980年代に、
ソ連から独立する一番初めの行動を起こした都市だからだそうです。

この日はゲームが夜からだったので、空いてる午前中はお土産などを
近くのモールで買う計画だったのですが、国民の休日ということで
お店はすべてお休み。ああう
いきなり18時近くまで時間を持て余す羽目になった私たちを、
例のフィアンセ嬢が、隣町のソボット(Sobot)へ連れ出してくれた。

結構な人出。
久しぶりにこんなに人を見ましたね、と相棒氏と。







海に張り出しているウッドデッキを、向こうまでただ行って帰ってくる。
途中、立ち止まって海を眺めたり。
夏はもちろん海水浴場になるそうです。
夏に来たら、気持ちよさそう。

本当にたくさんの人たちが歩いているのですが、特に買い物をするでもなく
(まあお店はほとんど閉まっているんだけど)
何かで遊ぶでもなく、勿論携帯メールなんかしてる人はほぼゼロで、
みんなゆっくり、話しながら歩いている。
途中、お店のウインドウのディスプレイに足を止めてみたり。

まさに、「何にもしないをする」ってやつですね。
日本人は休み方を忘れちゃったのかもしれないなあ、などと
談笑しながら何をするでもなくのんびり歩く彼らを見て、思う。


あらゆるお家とあらゆる場所に、ポーランドの国旗が
掲げてありました。


仲良くなったポーランドの人に、
侵略を受けた隣国の人々についてどう思っているか、と聞いてみた。
(もちろん、「訊いて構わないか」と訊ねて了承をもらったうえで)
やはり少し複雑な心境だそうです。
アウシュビッツやその他の場所で多くの人が虐殺されているし、
ポーランド将校をある場所で大量虐殺していた事実を、
ロシアが最近まで隠していた、という事件もあったし、と。

ただ、隣国人である友人たち一人一人はみんな本当にいい人ばかりだし、
過ぎ去ったことは過ぎ去ったこととして考えているよ、と
最後に彼は、言いました。











りんごの天ぷら

2010年11月09日 | 紀行
リトアニアの予定も終了。
本日は移動日です。
ポーランドのワルシャワを経由して、グダンスクと言うところに入り
その後、また車で移動します。

どこなんだ、それって感じですよね。
わたしにも分からん(笑)
今日もお天気がイマイチなので、小さい飛行機は揺れるだろうな・・・


こちらの人には、連日すごく良くしていただいた。
遠征や合宿だと、観光することってほぼないのですが
今回みたいな視察になると、スケジューリングしてくれるこちらの方が
時間を見つけて色々なところに連れて行ってくれます。

観光すると、当たり前に異国の歴史や文化や民族的背景や自分の国のことを
考えるようになる。
遠征や合宿でもこういう時間を少し採り入れるのって実は大事なのかも、と
今回思いました。


寒いこちらは、スープが美味しい!

これはマッシュルームのスープ。
こういうクリーム系は勿論、野菜を細かく刻んでコンソメで煮るタイプも。
サワークリームが必ず付くのがこちら流だそう。

伝統的なリトアニア料理は、ジャガイモ料理が中心です。

これ↑全部、ほとんどジャガイモで出来ている。
ジャガイモをつぶしてコロッケにしたり、ひき肉やチーズを包んで焼いたり、
パンケーキみたいに平たく伸ばしたり、ソーセージみたいな形にして焼いたり。

ただ、ものすごーくお腹に溜まります(笑)
この写真のジャガイモ君たちは、3人でシェアしても食べきれなかった。

連れて行っていただいたお店は、ビリニュス市内オールドタウンの中に
ありました。
お店内部の装飾がいちいち可愛かった。

こちら、食べ物はとっても安いです。
(経済が良くないから物価が安い、とこちらの人は言います)
今回いただいたこの3人でシェアするコースは、スープとたっぷりのパンと
飲み物を頼んでも、一人頭1000円くらい。

で、ラトビアにも当たり前にあってびっくりしたのは
日本のお寿司。
リガではモールの前にあった喫茶店で、フィラデルフィアロール(アボカドと
チーズとカニかまをご飯とサーモンで巻く)をカプチーノと食べた(笑)のですが、
海が近いリガならまだしも、かなり内陸部にあるここビリニュスでも
魚を使った日本食屋さんが結構あります。

こちらの人曰く、日本食ってヘルシーなんですって。
お寿司ってそんなにヘルシーな食べ物ではないと思うんだけど、
確かにジャガイモを油で焼いたり揚げたりするのが主流のこちらのお料理に
比べれば、ヘルシーかなあ。
特に若い女の子は、太りたくないから、リトアニアの伝統料理は敬遠する傾向に
あるのだそう。どこの国も一緒ですね。

ということで、日本食レストランにも連れて行っていただいたのですが
デザートがちょっと面白かった。

りんごの天ぷらですって。
これをちょっとコーヒーの味がするチョコレートソースにつける。

日本食、というよりはこちらのお店のオリジナルだと思うのですが。
味は・・・
まあ、りんごはわざわざ天ぷらにしなくてもいいのかなって感じ。

というわけで、お寿司(巻きずし中心)はかなり国際的認知度が上がっている
ということでございました。
今度行くポーランドにもあるかな。探してみますね。


宿泊先の近くには、例の「日本のシンドラー」杉原千畝さんの記念碑が。

碑文↓


実はビリニュスを訪れるのは私は4回目なのですが、
日本人だと言うと、必ずここに案内されます。

周辺には杉原さんの業績を讃えて、日本の桜(ソメイヨシノ)が植樹されてます。

ただ、寒いのでなかなか育たないみたい。
でも春には少しですが花を付けるのだそうですよ。

植樹した方のサイトを見つけました。
特定非営利法人 日本さくら交流協会
ちょっと、ウゥッとくる話です。


私の周りの方たちだけなのかはわからないけど、
親日家と言うことではなくて、リトアニアの人って、なんていうか、
裏表がなくて、素朴で、親切なひとが多いです。
1991年にソ連から独立したので、ソ連時代を経験している人がほとんどだけど
憎んでいるのかなあと思いきや、
「ロシア人の友だちもたくさんいるけど、あなたたち(私たち)同様に
いい人たちだよ。悪いのはソ連の政府(というか、政治的な思想)であって
彼らは別に普通の人たちだし」
「ロシアは経済的にいいパートナーだし・・・何の問題もないんじゃない」
といった発言ばかり。

ただ、リトアニアの国旗の色の意味は
黄色が太陽、緑がground、赤は血、を表現しているし、
例えばなんでバスケットが盛んなのかを訊いた時も、
ソ連邦に対して、ほんものの武器で対抗する手段はなかったけど、
伝統的に強いバスケット(ソ連に併合される前からバスケットは強かった)では
ソ連に勝つことが出来る、バスケットはソ連に対する武器だったんだ、という
答えが返ってきた。

普段は穏やかだけど、闘うメンタリティはしっかり奥底に根付いている。
かなり私たちとは違う人たちなんだなあ、と感じました。