ウチの窓から見下ろす、人が住んでないらしいオウチの放置中庭、
緑の感じが私好み。

色々考えるところあって、立ちすくむ昨今。
昨日、大学の先輩で、大手の編集社を辞めて去年共同出資で
編集の会社を立ち上げた人と会ってみた。
携わっている世界は全く違うが、何故か言語が共有できる、
私のありがたいご意見番のうちの一人。
1言えばもう5の辺りまで、言外で分かってくれる
目から鼻へ抜けるような人。
(因みにもう一人、この人と同期で、大手企業総合職から
40になって転職した「出来る女」の見本みたいなご意見番もいらはるのだが
昨日は都合が合わずお会いできなかった)
この人は、大学時代主務(マネージャー)だったせいか、
ものすごく人をよく見ていて、
その人物観察眼が、とにかく信頼に足るのだ。
面白い夜でした。
なるほど、と思うことばかり。
最近は人に相談されることが多くなり、自分のことを人に相談する機会が
めっきり減っていたのだが(年齢重ねれば必然的にそうなるやね)
今回はとことんナルシスティックに自分のことを話させてもらった。
一番面白かったのは、
「私は基本『人生=ひまつぶし』と思ってるからね」という彼女の言葉。
この言葉だけ採り上げれば、異論もたくさんあろうが、
(彼女は確か無神論者)
「人生ひまつぶし」と思っている人が安寧の道を捨てて
わざわざ会社を立ち上げるなんて困難な道を選んだりするわけだ。
つまり、
「どうせひまつぶしなんだから、ただ安寧より多少波風あった方が
いいでしょ」
「もしうまく行かなかったとしても、死ぬわけじゃないんだから」
というわけです。
前向き発想の後ろ向き発言。しかも、しっかり地に足ついていながら
何気にひねてる。彼女らしいと思った。
曰く、私は「きちんとしすぎてる」のだそうですよ。
自分ではかなりいい加減で面倒くさがりな人間だと思ってるのですが。
そういう風に見えるらしい。ほぉ~。
でも彼女の指摘には思い当たらないこともなかったりする。
なので素直に拝聴。
「『不調』の後は絶対『好調』が来るから。これは絶対保証するから」
と、よく耳にするような言葉でも、
(しかも私自身も他人に相談されるとよく使う言葉だったりする)
彼女に言われると、なぜかお腹にすとんと落ちる。
大変有意義な夜でした。
ということで、彼女を話した内容を強化すべく、今日引っ張り出した本は
茂木健一郎著『セレンディピティの時代』(講談社文庫2009年)
セレンディピティ(「偶然の幸運に出会う能力」と茂木はこの著書の中で
説明しているが)に出会うためには、まず行動せよ、そして世界を広く
受け入れよ、という至極真っ当なことを言っているご本なのですが、
今の私にはドドンピシャッ子な感じでした。
彼女というご意見番がいてくれることに感謝。

緑の感じが私好み。

色々考えるところあって、立ちすくむ昨今。
昨日、大学の先輩で、大手の編集社を辞めて去年共同出資で
編集の会社を立ち上げた人と会ってみた。
携わっている世界は全く違うが、何故か言語が共有できる、
私のありがたいご意見番のうちの一人。
1言えばもう5の辺りまで、言外で分かってくれる
目から鼻へ抜けるような人。
(因みにもう一人、この人と同期で、大手企業総合職から
40になって転職した「出来る女」の見本みたいなご意見番もいらはるのだが
昨日は都合が合わずお会いできなかった)
この人は、大学時代主務(マネージャー)だったせいか、
ものすごく人をよく見ていて、
その人物観察眼が、とにかく信頼に足るのだ。
面白い夜でした。
なるほど、と思うことばかり。
最近は人に相談されることが多くなり、自分のことを人に相談する機会が
めっきり減っていたのだが(年齢重ねれば必然的にそうなるやね)
今回はとことんナルシスティックに自分のことを話させてもらった。
一番面白かったのは、
「私は基本『人生=ひまつぶし』と思ってるからね」という彼女の言葉。
この言葉だけ採り上げれば、異論もたくさんあろうが、
(彼女は確か無神論者)
「人生ひまつぶし」と思っている人が安寧の道を捨てて
わざわざ会社を立ち上げるなんて困難な道を選んだりするわけだ。
つまり、
「どうせひまつぶしなんだから、ただ安寧より多少波風あった方が
いいでしょ」
「もしうまく行かなかったとしても、死ぬわけじゃないんだから」
というわけです。
前向き発想の後ろ向き発言。しかも、しっかり地に足ついていながら
何気にひねてる。彼女らしいと思った。
曰く、私は「きちんとしすぎてる」のだそうですよ。
自分ではかなりいい加減で面倒くさがりな人間だと思ってるのですが。
そういう風に見えるらしい。ほぉ~。
でも彼女の指摘には思い当たらないこともなかったりする。
なので素直に拝聴。
「『不調』の後は絶対『好調』が来るから。これは絶対保証するから」
と、よく耳にするような言葉でも、
(しかも私自身も他人に相談されるとよく使う言葉だったりする)
彼女に言われると、なぜかお腹にすとんと落ちる。
大変有意義な夜でした。
ということで、彼女を話した内容を強化すべく、今日引っ張り出した本は
茂木健一郎著『セレンディピティの時代』(講談社文庫2009年)
セレンディピティ(「偶然の幸運に出会う能力」と茂木はこの著書の中で
説明しているが)に出会うためには、まず行動せよ、そして世界を広く
受け入れよ、という至極真っ当なことを言っているご本なのですが、
今の私にはドドンピシャッ子な感じでした。
彼女というご意見番がいてくれることに感謝。
