ベランダ園芸

前にも書きましたが、今年のベランダは緑がいっぱい。
マロンさん、とまでは言わないけれど、毎日毎日気になって入院中でも写真を撮ってみせてもらってたくらいです。
これがお庭だったらバードフィーダーを置いて完璧なんだけど、そう何もかもかなうわけではないのが現実。
そんな中で、自分の出来る範囲で考えるのこと自体も案外楽しいものです。

ブルーベリーはぼーぼーに成長中。
空芯菜は第1回収穫を終えました。
（その数日後、宅配野菜に入っていた立派な空芯菜との違いに愕然としましたけどね。）
トマトは今は元気がないけど、いっぱい実をつけてくれました。
（皮がかたいけど、これもご愛嬌。）
ハラペーニョの成長は順調。
先発隊の唐辛子は青唐辛子として中華炒めで活躍中。
ハーブ達は地道に活躍中。
もらったほおずき、わさわさ赤い実をつけてくれてます。
その中で、朝顔は花が不発弾ばかり。
青いのは苗そのものの発育がよろしくなく、えび茶色のはどこか花びらの一部が切れていて、白いのにいたっては咲かせるぞーといい感じで広がりかけて、結局広がらずに萎れてしまう毎日。
朝顔を育てるのってこんなに難しかったっけなぁと、小学校で初めて育てた朝顔に思いをはせて…。

秋からはどんなものを植えてみようかと、ひよこ豆と最近よく話しています。
野菜派ひよこ豆vsお花も植えたい私。
どんなものが植わるんだろうね。


さて、話が変わって
ここ数ヶ月はまってしまったもの。
それは数独。
病気の疑いがでてから、すっぱりアルバイトもやめてしまい、ほぼヒキコモリの毎日をしているので、拍車がかかってしまいました。
入院のアイテムにも数独本一冊。
これをしてると、頭の動きの良い時と悪い時が自分でよくわかります。
注意力散漫な時は何でか解けない。
今さらって感じもするけれど、まだまだ家の中ではブームが続きそうです。

猫かと思ったら

ベランダ向こうをタヌキが通過。
それも真っ昼間。
やっぱり疥癬にかかっていて、お尻の方がはげちょろけでした。
お薬どうぞとはいかないし、タヌキに蔓延してしまったこの病気、何かいい解決策はないものでしょうかね。

ちなみに今日も私はアリガタイ星人です。
高い位置の物干に洗濯物が干せれるだけ、腕が上がるようになりました。
やっぱり、傷は少しは痛いしつっぱれるけれどね。
それでも、ありがたいありがたい。

6月から

昨日、ベランダの前の木にコゲラが来ていました。
木を叩く音でひよこ豆が気づいたそうです。

さて、今年6月7月は私には大きな出来事がありました。
5月末に胸にしこりを発見。
6月に乳癌とわかって、７月には手術。
病理の結果で、抗がん剤は使わずにホルモン療法、放射線療法をがこれからの治療です。

もともとのんびりした性格なので、落ち込むこともなく不眠にもならず普通に過ごしていましたが、やっぱりいろんなことを考え、感じ、本気で自分自身を見直すよい機会を得ることができました。
ほんと、何にも詳細がわかってない時にはいつまで自分の命があるのだろうとか、その時私は何を周りの人に頼んでおかなければ、言っておかなければいけないだろうかと真剣に考えたりしたものです。
妙に鮮やかに木々の緑が見えたりして、変な感じでした。
でも、とにかく一安心のところに行き着き、ほっとしているところです。

この2ヶ月ほどで、周りの人達のありがたさが身にしみました。
今、こうしていることだけでも感謝することなんだと実感しました。
自分は病気になってもとてもラッキーだったことを忘れてはいけないと思いました。
今まで感じてた不満なんてたいした事ないんだと知りました。
とにかく私という存在は周りに支えられていること、全て感謝しなくちゃいけないことなんだと思い知りました。
ありがとうの宗教じゃないけど、やっぱり全てに感謝の気持ちでいっぱいです。

「私、これから生まれ変わるんだ」
ってひよこ豆に言ったら
「それはそれでちょっとコワイかも」
というコメントをいただきましたが、今の気持ちは忘れずにいなければと胆に命じている私です。

あ、それから病気になると治療費がかかります。
これってけっこう大変なこと。
免疫を高めて病気にならないようにするのが、やっぱり大切なんですね。

ごぶさた

ほったらかしのまま、だいぶたっちゃいましたねー。
5月の末からいろいろありまして、まだちょっと落ち着かない状態でいます。
今月末くらいには、物理的にも内面的にもいろいろ整理もついてブログ更新の再開が出来ると思ってます。

広くもないバルコニーには、今年も空芯菜、コリアンダー、バジルががんばっています。
新入りにはトマト、唐辛子（これが全然辛くないんだな）、ハラペーニョ、ブルーベリー。
お花は朝顔、そしてお友達からもらったほおずき。
毎日見ていてもどんどん成長がわかるので、植物育てるのも面白い。