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じめじめ州の取り組み

2021年10月06日 14時31分26秒 | アメリカねた

未だにみんなを悩ませているコロナ対策ですが、じめじめ州の取り組みを知って欲しいなと思いましたので。
ご興味があれば読んでみて下さい。

国内では州の権限が強く、誰が州知事かでおおげさに言うと運命も変わります。

ロックダウン、マスク必須、などなど、人それぞれ意見があるかと思いますが、ここではワタシなりの意見で。

じめじめ州の知事は共和党のデサンテス知事で、ワタシは今のところ彼に大きな不平不満はありません。
(だから共和党がいいのよと言ってるわけでもありません。)

州知事のスタンスは、
ワクチンは受けたいという人はみんな受けられるようにする。強制はしない。
治療に関しては抗体カクテルのセンターを作り極力病院に負担がかからないようにする。

彼はマスク必須としないと言って叩かれてもいますが、マスクをしなくてもいいと言っているわけでもなく、
必須にしないと言っているので、いいがかりというか、すればいいだけではないかと、
ワタシは思っています。
いろいろご意見はあると思いますが。

抗体カクテル療法というのがありますが、トランプ大統領がコロナに感染した際に治療として使われました。あとはビタミンDと亜鉛を摂取してましたかね。
ということは、その時点では最高峰の治療法だったわけですよね。

州知事の取り組みでは、州内の何か所かにその抗体カクテルのセンターを作る。
調子が悪く条件があえばその場に行って無料で抗体カクテルの治療をしてもらえるようです。
まあ無料って言っても州の税金で賄っています。
抗体カクテル療法って点滴と注射があるそうですが、センターでは手っ取り早い注射の方を行っているそうです。

じめじめ州の治療センターです

当たり前ですが、人口の多い場所にあります。
どの州民も2時間も運転すればどこかのセンターにたどりつくと思います。

 

じめじめ州の保険局というのかな、そこのサイトにありました。


「ワクチン接種の有無の関係なく、12歳以上でリスクのある人は利用可能。
治験では、モノクロナル抗体治療では70%入院や死亡を減少させることができている。
リスクのある人でコロナに感染した人と接触した人には一時的に免疫を上げ、感染することを80%減少させることができている。」

ということらしいです。

医療関係者を含めてこの選択があることを知らない人が多いので最近はよく州知事が記者会見を行っています。
その際には実際によくなった人も連れて来て、その時の経験を話しています。
経験された人は当たり前ですが、良くなったという話をします。
びっくりするほどあっという間によくなったと言っています。
良くならなかったという体験談はまあここではでてこないので、その辺りはよく分かりません。
州知事はみんなにこの選択肢があるというのを知って欲しいのだと強調されてました。

すばらしいことと思いました。
これをやらない意味が分からないくらいじゃないですか?
(本当にコロナを収束させたいなら)

ここまではいい話。

こうしてじめじめ州知事ががんばっていると。

一週間もしないうちにじじい政権が抗体カクテルの薬品を国レベルで配布すると言い始め、
じめじめ州への薬品の配布を減らしてしまいました。
他の州に回すのをじめじめ州が横取りしたのではないんですよ。
もう契約もすませているのですから。
州知事の判断で行っており、全州が行っているのではないですし。
いやがらせです。
人の命がかかっていてもするいやがらせってすごいなってとても驚きました。
だからと言ってじじい政権がそれで何かをしてるわけでもないんですよ。
対抗してセンター作ってるとかね。するわけない。

信じられませんか?
でも事実なんです。

それはさておき、こうして治療を向上していく取り組み、すばらしいと思いました。
少しでも治療の選択肢が増え、病院への負担、感染したり亡くなられたりする方が減少するといいなと思います。