すみれのうつと戦う日記

日々の心の変化や日常をつづっていきたいと思います。

Aくん利用・その1

2009-02-21 23:48:31 | Weblog
私と結婚する前の夫の話です。

Aくんは私と会う前からずっと夫に利用されていました。

彼(夫)から一緒に会社を立ち上げようともちかけられ、Aくんはバイトも辞めるように指示されていました。

彼は中卒で、私よりもずいぶんと若く、夫からしたらすごい年下です。
顔は怖いのですが、心根がすごくやさしい人のようでした。

たぶんそういう彼の優しさに夫は目をつけたんだと今はわかります。

どうみても釣り合わない2人だったからずっと気にはなっていたんですよね。

で、会社のことに戻りますが、フリーペーパーを作る会社を立ち上げようとしていました。
夫はAくんにいろんな会社へ行き仕事を取ってくるよう電話で指示しました。

Aくんは毎日、夫に何度も電話で仕事の状況を逐一報告させられていました。

でもいつも「今日は何件取れました」とかありえないことを言っているようで私はだんだん不信感で一杯になりました。

だって、仕事ってそんなにうまくいかないことはよくわかっています。
私が預金を取るだけでもどんなに言ってもお客さんはなびいてくれませんでしたから。渉外さんだってなかなか話を聞いてくれないと言っているのも仕事している時に聞いていましたし。
私は仕事柄、企業とのやりとりなんかも見てきています。新規で何も分からない人の話をきいてくれるだけでも奇跡ですよ。忙しいからと言って課長が断っていましたのをまじかで私は見てきていますから。


それを当時彼(夫)は「本当か、すごいのう」と言って信じきっていました。

そういうのが何度も続き、ついに「私はAくんうそついてると思うよ。あやしいよ。そんなに取れるわけないし。」と言ってしまったんです。

彼(夫)は「そんなこはない。毎日3~5回電話もしてくるし、この間は●●まで行ってきた、今から電車に乗ります。って電車の音もしていたよ。」と言っていました。世間をしらなすぎると言うか・・・・。

でも絶対に私はうそだと確信していたので「一度彼に会って一緒に回ってみたら?」と提案してみました。しかし、「その必要はないよ。Aくんはちゃんと仕事してるし。本当にリアルやし。それに俺きつい。」と言っていました。

それでも毎日電話してくる内容を聞いているとあまりにも話がうまく回っているようで「絶対うそついてると思うよ、一度話に行ってみたら?」と私は強く言いました。だって、こっちが一緒に会社立ち上げようと言っているのに一度も会わないなんておかしくないですか?

もしAくんが、がんばっていたとしても失礼きわまりないです、何か月も。

そして夜9時をまわり、いきなり彼(夫)が「今からAくんのところへ行くからついてきて」と言い出したんです。

それから私は車の中で1時間以上待たされ、彼とAくんはなにかしゃべっていました。

その後もAくんからちくいち報告の電話が彼(夫)に入ったのは言うまでもありません。