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ヤサシイヒカリ

藤木直人ファン歴18年目になります。藤木君話、おやこ劇場話、男闘呼組話、思う事、呟いてみたいと思います。

イノセンス~冤罪弁護士~第5話

2019年02月22日 10時58分19秒 | 直人ドラマ
第5話振り返り動画はこちら
現代社会の闇が描かれている…と言うと安易な言い方になるでしょうか?

パワハラ、セクハラ、体罰、いじめ、動画拡散…できれば聞きたくない、目にしたくない言葉たちです。
部活の在り方も、ここ最近は問題になっていますね。

あまりにも思う事が多くて、感想がうまく書けないですね。
簡単に解決できない事だし、高松さんも藤里、田代、森吉の生徒たちもそれぞれの主張は間違ってはいないし、でもどこかですれ違っていたり思い上がりもないわけではなく…。
3人のうち田代は、一見強力的な態度をとって、高松さんのために証言するとしれっと嘘をつき、いじめている相手を利用したりと、やっていることは群を抜いて悪質な気がしますね。
高校生たちは、もし真相が発覚したらその先はどうなるかと言う事までは思い至らなかったのでしょうか?言い分があっても犯罪行為なのは間違いないわけですから。
そして、おそらくしでかした事に対して重すぎるかもしれないほどの世間からの荒波を受けなければいけないのも事実なんですよね。
こうした場合に当事者が言うのは「大変な事になるとは思わなかった」と言う言葉ですが、彼らも、拓君が無罪を主張した公判で、同じように思ったのかも知れません。あくまでも私の勝手な想像ですが、後先の事が考えられない年齢層ではないのですから、決して同情はできないと、厳しい事を考えてしまう私でした。
もちろん、自分だってこの先全く犯罪に関わらずに生きていける保証はなく、明日は我が身だと肝に銘じていかないといけないです。

「化学を扱う者は常に、その人間の倫理観が問われる」
「倫理次第で、化学は容易に人を傷つける凶器になりかねない」
秋保先生の言葉が突き刺さります。化学に対してだけでなく報道に携わる人たちにも、ネットやSNSを日常的に利用し享受している私たちにも…。
知識もツールも、倫理をもって使用する事が何より大切な事、その倫理をこれからの世代に伝えなければならない事も含めて、役に立つ便利さの裏には、凶器にもなり得る危険も必ずついて回る事を感じた法廷のシーンでした。

突っこみどころがあるとすれば、法廷で高校生達が証言台に立った時にパーテーションを立てるなどのプライバシー保護策を全くとらなかった事でしょうか?傍聴席からの好奇の目を遮る必要はあったのではないかと思うのですが…。

後半の法廷のシーンは、重いですが個々のドラマの訴えたいことをギュッと凝縮した場面だと思いました。
初めて声を荒げて断罪した拓君、これからの自分の行く先を嘆く藤里達。
そして、もうひとつ拓君が訴えた言葉、「裁判とは違って、社会的制裁には歯止めがありません。」これも心に突き刺さります。
報道陣だけでなく、すべての人に対して向けられるべき言葉だと…。

今回は、いろいろな事が分かりましたね。
うざさ100%にも見えた所長さんも、兄を失うと言う悲しい過去があり、彼なりに悲劇を繰り返さないように必死になっていて、拓君の事もなりに守ろうとしているようで、新たなイメージが湧きました。
和倉さんへの援護射撃もナイスです。

秋保先生の過去も徐々に明らかになっていくようで、これは切ない気持ちになりそうですが。
重苦しい気持ちになりがちなお話だっただけに、秋保先生の存在がいやしでもあった第5話でした。

…時間がかかった割には、やっぱりまとまらない感想でした(苦笑)


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