■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

炎のクリエイター 撮影 & 画像補正

このブログに使用の画像は、殆んどを「iPhone15 pro」で撮り「CANON Power Shot G7XⅡ」と「CANON一眼」などの撮影機器でフォローしています。画像に補正を施せば、とっておきの一枚を奇麗にできます。 ※画像の転載・転用は禁止させて頂きます。 石山寺の秋月祭。紫式部が水面に映える十五夜の月を眺め、源氏物語の構想を練ったと伝わる。画像は後白河天皇以下歴代天皇の玉座とされた「月見亭」で、ここから眺める中秋の名月は、瀬田川の清流に映る幻想的なイメージも含めて、近江八景の「石山の秋月」とされている。2024年は9月17日(中秋の名月)・18日(満月)に、本堂でイベントが執り行われる。

裸の大将には・・・おむすび ~放浪の天才画家 山下清展~

2015年05月31日 22時34分14秒 | 日記
皆さんもテレビで目にしたことはあるだろう「裸の大将放浪記」は、実在する天才画家山下清がモデルであるだけで、その人物像と言えばご本人とは、かけ離れた人物設定になっており、芦屋雁之助の芸が一人歩きしている結果となったが、日本中を放浪しながら、絵の世界で自分の心を表現するところは、実像と重なり合うものであった。下の作品は「長岡の花火(1950年)」。





彼が3歳時、重度の消化不良を患った結果、サヴァン症候群と言う知的障害などが起こる病気にかかる。これは勝手な思い込みだが、その頃は自閉症なる存在もなかったようで、現在の自閉症のような気がしてならない節も数多くある。しかし、率直にものを感じ取る能力は鋭く、そんな長所が絵にも生かされたのだろう。彼の名言に「みんなが爆弾なんか作らないで、綺麗な花火ばかり作っていたら、きっと戦争なんて起きなかったんだな」と言うのがある。下の作品は「ロンドンのタワーブリッジ」。



裸の大将はドラマのイメージが強く、彼のトレードマークであるランニングシャツに短パンは、実際のところ夏が浴衣で寒くなると冬物の着物が主流だったらしい。そんな時代の作品は、ワシ自身あまり興味が湧かない程度の出来栄えで、その後ヨーロッパでゴッホの作品に出会ってからは、彼の技法が一変するのだった。特に10数点残した油彩の絵は、和製ゴッホと比喩したくなる秀作揃いであった。下の作品は「パリのサクレクール寺院」。



画家としての「山下清」が、何を考え何を感じながら作品を生み出したのかと言う視点に立ち、その時々の彼のコメントも紹介しているのが今回の面白い試みでもあるし、彼の代表的な表現の貼絵をはじめ、油彩・水彩・点描・陶磁器の絵付けに至るまで紹介していた。「放浪の天才画家 山下清展」は、滋賀県守山の佐川美術館で2015年6月14日(日)まで開催される・・・・休館日は月曜日らしい。次に東海道シリーズ作品のひとつ、地元草津宿の「姥ヶ餅」を紹介しておく。



余談であるが、ドラマ中の「おむすび」の存在はテレビの脚色であって、ご本人とは無縁だったらしい。また、絵の創作は総て情景を暗記し、実家なり八幡学園なりに帰ってから取り組んだものなので、現地へ置き土産として残し置く作品はなかったようだ。



■佐川美術館 放浪の天才画家 山下清展
・場所:滋賀県守山市水保町北川2891
・期間:2015年4月3日(金) ~6月14日(日)
・時間:9:30~17:00
・休館日:月曜日
・料金:一般1000円・高大生600円・中学生以下無料
※平山郁夫画伯の常設展示も素晴らしいので、是非お運び頂きたい。

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帆立とじ丼 ~激うま疲労回復効果~

2015年05月30日 22時18分55秒 | どんぶり料理
先日の卸売市場のお友達から頂いた「ベビー帆立」は、新鮮なものを生食の刺身でわさび醤油で戴いたが、今日はひと手間かけて、帆立とじ丼にして行こうと思う。もともと、貝類は熱を加えると甘味が増し、中はレアでも充分に食感も良い出来になる。コハク酸・グルタミン酸・アミノ酸の効果で疲れを癒す高機能要素が含まれているので、間違いなしに疲労回復効果が期待できるし、眼精疲労の回復、糖尿病の予防にも役立つらしい。





どんぶり用お鍋に、料理酒を入れて煮切る(火がつくので要注意)。ベビー帆立を適量6~8個入れ、昆布茶少々・砂糖・味醂・醤油を順に追加して、帆立に味が付いたら、少しだけ溶いた卵二個を、真ん中から入れ15秒後くらいに続いて外側へもまわし入れる。菜箸で掻き混ぜるようにして半熟を見計らって炊き立ての白ご飯にかける。丼に蓋をして1分蒸らせば「帆立とじ丼」の出来上がり。





「帆立とじ丼」は、卵をとじた後のタイミング勝負で、半熟が命なので卵が出来過ぎないように厳重注意することと、帆立のエキスが総てお出汁に溶け込むので、お出汁は、多く作らず・残さず・こぼさずで仕上げると間違いないだろう。途中で味を変えるのには、唐辛子か山椒のお世話になると最後まで飽きが来ないと提案する。





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焼肉パーティ ~優しい言葉に涙ながら飲む~

2015年05月29日 21時25分42秒 | 日記
勤務先の新人さん歓迎会にバーベQと言うか、焼肉パーティをすると言うんで、後輩に家まで迎えに来てもらって準備もあると言うので早めに乗り込んでみた。テキパキ動く若い衆に感心しきり「ビールでも飲みながら準備を見ていてください」・・・何ぁ~んて優しい言葉をかけられたら涙ながらに飲むしかないべ?





普通の赤系の「ハラミ」や「ロース」的なものが主流の中、ワシと言えば「ホルモン系」しか食べないのである。小さなバケツに総てのホルモン系を放り込み、下ダレをまぶし混ぜ混ぜしておくと準備はOK、残るはビールを注ぎに行くのみで臨戦態勢が整った。









懐かしい顔から、知らない?顔まで(何で?)入れ替わり立ち代り、焼き立てのお肉を楽しんだが、ごく合間に野菜もなかなか良いもので、デカイ椎茸が何とも美味しそう。お昼から始まったこのパーティ、ワシは夕方に失礼したが、その後深夜まで続いたとのこと・・・若いって元気だこと。翌日のお仕事は午前4時からと言うのも考慮したら超人的である。





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帆立の世界も厳しい! ~美味しいうちに食べる~

2015年05月28日 21時17分47秒 | 魚介料理
またもや卸売市場に通っているお友達から差し入れを頂いたのは、どうやら「ホタテ貝の稚貝」であって、普通のホタテ貝を養殖する過程において、間引きしたものであった。殻付きのものでも価格が手頃で、素晴らしいお出汁も取れるが、今回のブツは軽ぅ~く蒸して剥き身になっており、即わさび醤油で戴くことが出来る。





この大きさの青森産のベビーホタテは、ノーマルな帆立貝より小ぶりのものだが、稚貝と呼ばれるものよりは、かなり大きいサイズだ。生食と言うか、そのまま食べるのも美味しいが、サラダ・天ぷら・煮付けなどに使われることも多いようだ。



大きくなると、緑色の部分やオレンジ色の卵がクルリと貝柱を巻き込むようなウロが発育し、割合がグンと多くなることから、それを嫌う人が多いので小さなうちに売ると言うことだった。従って、帆立になりきらないものを食べるのではなく、美味しい若いうちに食べると言うことだった。オリーブオイルたっぷりで焼くアヒージョ風も熱が加わると更に完璧に美味しい。



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しんじるたぬき・・・・陶芸家 リサ・ラーソン展

2015年05月27日 22時21分13秒 | 街角風景
信楽の「陶芸の森」へ出掛けたとき、偶然であった「リサ・ラーソン展」で目の保養をした。今回の信楽での展示会となったきっかけは「しんじるたぬき」の作品によるもので、お狸つながりと言うところだろうか? タヌキの習性について、おもしろい記述があるのでご紹介すると、タヌキは常に夫婦で行動し、夫は子育てにも熱心と言うことなので、今風に言えばイクメンってところだろうか? そして生涯を通じてパートナーを変えない一途な性格とある。余談だが、仲の良いご夫婦に例えられる「おしどり」は毎年相手をかえると言うが、今回のリサ・ラーソンとは何ら関係ない。



そんなお狸さんを考えてのことか、リサ・ラーソン作の「たぬき」の、何だかほのぼのと優しそうでありながらも思慮深い表情から、夫婦は「お互いを信じるたぬき」という言葉で表現するとおもしろいし、時には化かしあう?(これはさておき) 信楽の字の中にも「信」があり「信楽は信じる楽しさ」と主催者は表現しておられる。そこからきた題材名「しんじるたぬき」となったようだ。





他にも、ネコが主役級の「リサ・ラーソン展」は、デザイン的にも充分見ごたえがあり、陶芸家の見事な焼き物だけでなく、動物の癒し効果も同時に楽しめるような気がした。こうめちゃん好きだろうなぁ~。







■北欧スウェーデンの動物のやきもの「リサ・ラーソン展」
・会場:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
・会期:2015年3月7日(土)~6月7日(日)

・・・・・・・・・<切り取り線>・・・・・・・・・

仲良し人気ブロガーのtomatoさんよりの独立へのお祝いの品、ありがとうございました。フルボディーが大好きなお好みまで覚えて頂いていて大感激です。その名の通り素晴らしくフルーティーな赤ワイン、美味しく戴きました・・・感謝です。





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たけのこ牛丼 ~オリジナルレシピ紹介~

2015年05月26日 22時30分23秒 | どんぶり料理
筍を使った丼で、具材が一種類では見た目シチュエーション的に愛想がない・・・・そこで考えた。牛肉・新玉ねぎ・筍のトリオにして「たけのこ牛丼」としたら、筍にお肉の旨味が沁みて、なかなかの素晴らしいメニューになったので紹介したい。画像を見て頂ければ、こと細かに説明する必要はなさそうだが、一応のレシピは記載しておく。



■たけのこ牛丼の材料 (4人前)
・アメリカ産牛バラ薄切り:500g
・玉ねぎ:250~300g(約1個分)
・たけのこ:150g

■たけのこ牛丼の調味料
・料理用白ワイン:50cc
・水:250cc
・砂糖:小匙3半
・牛ブイヨン:ひとつ
・日本酒(料理酒):50cc
・醤油:35cc
・昆布茶の素:小匙半分



■たけのこ牛丼の作り方
・玉ねぎは半分に切ってからスライスしていく。
・ボウルに大匙1の水と玉ねぎを入れてをラップ後レンチンしておく。
・お鍋で白ワインを熱し煮切る(沸騰させるだけ)。
・そのお鍋へ水を加えて日本酒・砂糖・昆布茶・醤油を入れる。
・煮立ったところへ、アメリカ産牛バラ薄切りを一枚一枚剥がして入れる。
・お肉から赤色が消えたら、そのまま中火で沸騰させずに10分。
・火を消してたけのことレンチン玉ねぎでフタをして完全に冷ます。
・余裕のある人は一晩寝かせると味が沁みこんで落ち着く。
・冷めたら、表面に脂が浮くので取り除く。
・もう一度あっためたのちに、穴あきお玉で好みの量の煮汁を白ご飯にかけ、具を盛って出来上がり。



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まぐろの中落ち丼「市場の食堂」 ~水口の寿志亭~

2015年05月25日 22時27分49秒 | まぐろ料理
滋賀県は甲賀市水口の中心部、真向かいには「つばきの湯」があるのが目印。京都卸売市場から新鮮な魚介類も届く、第三セクターとしての市場がある。その一画に極めて間口の狭い「市場の食堂」があり、システムも風変りなので紹介しておくと、まずは食堂で注文して食べ終わってから、渡されたバーコードを昨日ご紹介した隣のお惣菜屋さん「市場の店」で、お買い物客に混ざって精算お勘定するとのこと。





まず、このお店の人気メニュー「まぐろ中落ち丼/690円」は、ご飯の上に錦糸卵、またその上に所狭しとマグロの中落ちが、中トロ~赤身の区別なくドッサリ! 味も申し分なく脂身の中トロが舌の上でとろけるさまは、心地よい瞬間である。また「海鮮丼/690円」もあり、いずれの丼も小鉢2つとお味噌汁、お漬もの付きのお値段であると言うから魅力だ。



この食堂は、ベースが白ご飯の「どんぶり」と、酢飯となっている「ちらし」とにメニューが分かれていて、のっけてあるものや食材はまったく同様のものである。少し変わったバリエーションを紹介すると、前もってお造りや、揚げものや、煮ものといった惣菜がズラリ並んでいるお惣菜屋さんで、ハモの付け焼きやトンカツを買って、食堂に持ち込んでの豪華ランチにも変化させて満喫できそう。ただ、気になると言えば気になるが、還暦~古希くらいの年季が入った従業員の方々で、接待はおじいちゃんがヤカンを持ってお茶の追加サービスをされるのも名物のひとつだろうか・・・・。



■水口寿志亭市場内「市場の食堂」
・ジャンル:まぐろ中落ち丼・海鮮丼・鰻丼・ランチなどと、その他テイクアウトなど
・場所:滋賀県甲賀市水口町水口5606
・電話番号:0748-62-6668



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水口城(みなくちじょう)は、幕府直轄!そしてお惣菜。

2015年05月24日 22時57分16秒 | 史跡・歴史巡り
滋賀県甲賀市にある「水口城(みなくちじょう)」は、湧水を利用したお堀に碧い水を豊富に湛えていたことから、別名「碧水城(へきすいじょう)」とも呼ばれている。水口城の築城は、三代将軍徳川家光が京都上洛の際の宿泊所として、幕府直轄で築城(1634年)されたものだ。延べ十万人の土木作業員・大工さんを投入しての大がかりな作業が遂行されたと言うのにも拘わらず、公方さまはただの一度しか宿泊していない極めて贅沢な建築物だったのだ。









現在は、水口城出丸址に二重櫓が復元されているが、出丸には元々櫓はないところへ、本丸乾櫓の資料をもとに建築した「水口城資料館」と姿を変えている。築城奉行には、建築家や作庭などを始めとする茶人としても有名な、小堀遠州が3年の歳月をかけて完成させた。お手本となったのは京都の二条城で、それを小型にしたものが本丸と二ノ丸の2郭で構成され、特に公方さまご利用の本丸御殿は、超豪華な造りであったらしい。近所には戦国大名「六角氏」に敗れた、九里公の「水茎岡山城」も小高い丘の上にあったと言う。









水口は、東海道の宿場町としても知られ、町の中心部にある「寿志亭市場」内のお惣菜屋さんに立ち寄った。造り・お弁当・揚げもの・煮ものと言った惣菜がズラリ並んでいる惣菜販売店で、色んなものが所狭しと並んでいた。明日は、このお店のユニークなご利用法を紹介する。

■水口寿志亭市場内のお惣菜屋さん「市場の店」
・ジャンル:お惣菜・揚げもの・お弁当の販売など
・場所:滋賀県甲賀市水口町水口5606





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徳島ラーメン・・・まけまけいっぱい!にはならず。

2015年05月23日 22時28分53秒 | 麺類なんでも
お土産のご当地「徳島ラーメン」を頂いた。徳島ラーメンは、もともと「中華そば」や「支那そば」と呼ばれていて、豚骨スープの白系・鶏ガラを中心に野菜エキスの黄系・豚骨スープに醤油ダレの茶系と、三種類のスープに分かれている。豚骨・鶏ガラ・魚介などをベースに野菜・果物・乾物などを長時間煮込むには、ガスコンロよりも七厘を使った歴史があり、現在でも頑なに守っているお店もあると言う。





トッピングはチャーシューではなく「豚バラ肉をタレで濃厚に煮込んだもの」を使っているお店が多く存在していて、ご飯のおかずとして食べる人も多いので、多数のお店では「白ご飯」と「トッピングの生玉子」を別注することができるとある。そこらをよくよく考えて作ることにした。豪に入らずんば郷に従え・・・ちょっと意味合いが違うぞ!



麺はストレートの中細麺で、柔らかめに仕上げているお店が多い。徳島ラーメンの鉢の直径が18cmで高さが6.5cmと、全国平均のものよりかなり小ぶり。徳島人は、ラーメンの麺やスープが器から溢れんばかりに入っている状態を好み、徳島の方言で言うところの「まけまけいっぱい」を好む傾向にあったが、それは昔のお話でいまは平均的なサイズとなっている。



典型的な失敗作をご紹介したい。即席ラーメンを作るのに、挽肉で辛ウマ担々麺風に仕上げようと思ったのだが、何を思ったのか、昔は嫌いで食べられなかった「真っ赤な福神漬け」をふんだんに入れてしまった。結果スープまで真っ赤に染まったが、めげずに玉子を落としてみたら、味からして福神漬けになって・・・くど過ぎだぁ~。

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ビックリ刺身定食・・・煮魚・焼き魚・蛍イカなど全7品がセット。

2015年05月22日 22時23分13秒 | 食べ歩き
前々から定食の味は果たしてどんなだろう?と、気になっていたお店がある。謎の怪しい「刺身定食/800円」を、販売しているお店があると聞いて注目していたのだが、正直に言うと外観がみすぼらしいので入り辛いのが先立つ。勇気をふり絞って入店してみると、乱雑に食い散らかした食器の山が目にはいり圧倒されていると、親父さんから最初の洗礼を受けた・・・・・。

■刺身定食の内訳は、左上から順に・・・
・鯖半身の塩焼き
・焼き豚・ポテトサラダ・野菜サラダ・塩昆布
・小さな玉子焼き・沢庵・ふじっこ昆布
・ハマチの刺身・イサキの刺身の盛り合わせ
・小鯵の南蛮漬け
・子持ちカレイの煮付け
・どんぶり飯
・ボイル蛍イカの酢味噌
・トン汁(これは普段海鮮汁のようだが品切れでトン汁になった)


何も言ってないのに「そこら辺りを片付けると座れるよ」との第一声。えっ!ワシが片付けるの?って躊躇していると、先客がワシの席となるべくところを、片付け始めたのだ。気づつなくて(京都弁で気の毒で気が引けること)お礼を言っていると、親父が再び口を開いた。「きょうはね、俺一人だから時間がかかるよ。いつもは3人だから」みたいなことである。次々と料理が運ばれて来て、卓上は全7皿と白ご飯とトン汁の刺身定食とあいなった・・・・・これってアットホーム?





さすがに「鮮魚」と言うだけあって、刺身系や生ものは美味しかったが、煮付けは生っぽい部分も垣間見れたのは、親父のひと言が表わすように人手不足なんだろう・・・その他の食べ物は褒められたものでもなく、煮付けに限ってはあと少し煮込むと美味しくなりそう。これは仕切り直しをして、再度挑戦しなければ実力は判らないだろう。お土産のお魚達は、立派なサイズの「肝付きカワハギ姿造り/650円」なんかがズラリ!「ヒラメ姿造り/1080円」もなかなか立派なサイズだ。







■サンチョク鮮魚荒木
・産直鮮魚販売と鮮魚を使ってのメニューの販売
・場所:名神八日市インターを下りて右折、八風街道沿い右側すぐで御園派出所の斜め向かい。
・営業時間:12:00~23:00
・電話:0748-23-2098



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おもしろ信楽焼き ~本格派でないお狸と鯉~

2015年05月21日 22時08分51秒 | 街角風景
先日ご紹介した滋賀県の信楽が誇る「信楽焼き」の、狸の置ものは一種のPR的存在かも知れない。信楽の土は、耐火性に優れ腰が強いと言われ、家くらいある「大きな陶器」から、極端に小指くらいの「小さい陶器」にいたるまでカバー。そんな細工しやすい粘土質は大むかしびわ湖の湖底だったこともあり、まったくもって多種多様。バラエティーに富んでいる作品が多いのでご覧あれポンポコ。(まだ続けるか)



食事処の建物全体が「お狸さん」の場合は、例え通り過ぎるだけでもインパクトがある。是非、たぬき蕎麦でも販売していて欲しいものだと思ってのぞいて見ると「狸うどん」なるものを売りものにしていたポンポコ。



一方、池の中に見える鯉も、実は丘に登っているのでご安心願いたい・・・・・そうでなく鯉も信楽焼きの陶器なのだ。少し悪乗りで、下の画像は池の中に見えるよう画像を特殊加工すべく色々と触ってみた。もうひとつ下の画像が元画像であった。





帰りに朝宮を通過したら、お茶の木に黒い覆いがしてあったポンポコ。これは光を当てない方が、栄養素も香りも優れたお茶が出来るのを利用して「玉露」を育てている光景だ。勿論手間は倍以上かかるし、従って玉露の価格が高いのも納得できるだろう。



逆に、今年だけ放置してある茶畑も横にあったのだが・・・・・哀れ。整備された茶畑と比べると雲泥の差を感じるし、これで苦労を察することが出来ると言うもの。





地元産の「そらまめ」を販売していたので、ひと握り買って酒の肴にした・・・・大っきい! そして美味しい! ポンポコ。(もうくどいし)





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ひき肉と水菜のトマトパスタ ~冷蔵庫お掃除パスタ~

2015年05月20日 21時37分14秒 | 麺類なんでも
きょうは食材のストックが何もない・・・・・そんなセリフは、どなたであっても時々は聞こえて来そうだ。かく言うワシも例外ではなく、本日に限っては目ぼしい食材が見当たらないので、冷蔵庫のお掃除よろしく、眠っている残り僅かな食材を掻き集め「ひき肉と水菜のトマトパスタ」を作ることにした。



冷凍庫からは、合挽きミンチ・ミックスベジタブル、冷蔵庫野菜室からは、水菜・ニンジン・玉ねぎが選抜された。乾麺を集めた保存用の缶ケースからは、安売りのパスタを召集した。





この日のために用意したかのような、パスタソースの素なるものを偶然に発見したので、トマトペーストを少々追加し、あとはケチャップで味を整えただけで出来上がり。僅かずつ残っているものを綺麗に使い切った充実感は気持ちの良いものであった。そう言えば粉チーズもあったはずだ。



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信楽焼きの伝統と、新にんにく丸揚げ。

2015年05月19日 22時30分54秒 | 旬のもの
滋賀県は信楽にある県立「陶芸の森」には、数々の「信楽焼(しがらきやき)」が展示・陳列され販売もされている。信楽焼きは甲賀市信楽中心に作られる陶器で、日本6古窯のひとつに数えられ、一般には狸やフクロウなどの置物で有名だ。狸と言えば日本では珍しくないが、世界的に見れば極東地区の日本・中国・朝鮮半島のごく僅かにしか生息しない希少動物なのである・・・緑のタヌキではなく、黄色いタヌキと赤いタヌキ・・・それは豚とキツネやろぉ~!



上の画像のように、タヌキ目線まで下りていって、腹ばいになって撮るのと、下の画像のように何気に、うんこ座りで撮るのとでは、画像として訴えてくるものが違うと思うのだが・・・・どうだろうポンポコ!





お話が脱線気味になったが「陶芸の森」には、色々と趣きある作品が展示・陳列されている。その時一瞬目に飛び込んできた販売コーナーの一画にあった冷酒用の信楽焼き・・・・「欲しいぃ~!」これは、確かに値は張るが、最近思うのだが美しいもの優れた感性のものはスルーしてしまうのが、逆に勿体無いと感じる。後日美味しいお酒と出合ったとき「似合うグラスが」となったときに後悔したくないのが正直な気持ちで、その時に一緒にご紹介したい。





帰り道には地元の直販で、女性の握り拳くらいのデッカくて瑞々しく青々した「新にんにく」を買って、ノンフライヤーで丸揚げって・・・揚げとは言わないか?





赤ちゃんの可愛いお尻のような、エグミの無いとろんとろんの大きな「新にんにく」が、皮も一緒にホクホクしていたのを塩コショウでシンプルに。





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水菜と豚肉のたいたん ~京都言葉はお公家さん発祥~

2015年05月18日 22時26分48秒 | 煮込み料理
関西近郊、特に京都で言う「おばんざい(お晩菜)」とは、昔より京都の一般家庭で作られてきた「お惣菜」のことで、その中に「たいたん」なる言葉がある。ストレートに言えば「炊いたもの」のことを指し、煮ものの一種で京都言葉なのである。京都では、未だにお公家さん言葉が幅を利かせているし、微妙な感覚が含まれているのは、「炊きもの」とは別に「煮もの」と「茹でもの」とが異なるものとして存在する。従って、給食のメニューにも「大根のたいたん」などと堂々と明記してある。水菜と豚肉のたいたん・・・・・。





その定義となれば、ゆっくりと加熱してお出汁を食材に沁み込ませる料理を、総称して「たいたん」と呼んでいるので「たいたん(炊く)」と「煮る」は、別物として存在する。微妙過ぎる違いかも知れないが、京都人の言葉遣いには深みがあるのだ。お出汁は鰹と昆布で、豚バラ肉を比較的厚切りにして肉の味を楽しむ、そして魔法の卵をぽっとん!



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ぼたん鍋 ~アントキノ猪・山の幸~

2015年05月17日 22時44分05秒 | 食べ歩き
信楽の山の中。あたりの田畑の周囲がバリケードで囲われているのは、暴れ者の害獣「イノシシ」の攻撃から作物を守るためである。ご近所にも猟師さんがおられるのだろう、「ボタン肉(猪肉)」の解体から直売所まで兼ねているお店があり、毛皮が乱雑に干されてあるけれど、決して可哀そうとは思うべからず。あれだけ囲った田畑を荒らすのだから、人間さまも生活がかかっているのだ。昔なら毛皮は漁師さんの靴とかにされたようだが、今では引き取り手も僅かだと、お肉屋さんのご主人も嘆かれた。猪肉に限りグツグツ煮立っているところから、ダチョウクラブのように直にお口に運んでも、火傷はしない不思議な肉質なのも特筆したい。





少しばかりだが、お肉も買って素人ながら「牡丹鍋」のスープを作ってみた。味噌・料理酒・砂糖・味醂をブレンドして味付けするが、新鮮なので味噌は少なめに白味噌で試めすことに。注意点は、砂糖・味醂の量を加減しながら加えないと、甘くなり過ぎる時があるので、少しづつ味見をしながら加えて作って行くと失敗はない。お好みで山椒を入れて飽きが来ないようにするのも良いものだが、山椒のことだから取り皿にとってからの過量の方が無難かも知れない。道中では猪肉ラーメン。



帰りの道すがら、何気に小さな白いお花が咲いている・・・つくられた花より野(や)の花こそが美しい。そんな山道に咲くお花を紹介したい。アヤメ科の「著莪(しゃが)の花」が群れで咲いていた。白地に紫と黄色の斑紋、そして縮れた花弁が特徴の花だが、ワシの目にはカサブランカを、スモールライト(ドラえもん5巻参照)で小っちゃくしたような雰囲気だった。





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