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金髪関取誕生にイチャモン?

2005-07-31 | Sports
サッカーの話題ではないが、少し前に気になった話があった。
日刊スポーツの「金髪関取誕生、角界にまげ論争勃発」という記事だ。

9月の秋場所の編成会議が行われ、5人の新十両が決定した。
その中にエストニアという国の出身である把瑠都(ばると、20歳、三保ヶ関部屋)
というブロンドヘア(金髪)の力士が昇進した。伝統を重んじる角界からは
「染めたほうが良いのでは」と批判的な意見が上がっている。

はぁっ!?

ちょっと待てよ。
伝統を重んじようが軽んじようが知ったことではないが、染める!?だと!?
おいおい、おっさんたち、本気で言ってるのかな。(本気だろうね)

俺の中学や高校時代は、髪を染めようなんてことをしたら、生活指導の教師に
はさみで髪を切られるくらいの「してはいけないこと」だった。
今の時代でも大抵は同じように言われているだろう。

また、うちの奥さんはOL時代は髪を茶色に染めていたが、妊娠をきっかけに、
出産後の今も黒髪を維持している。染めることによる髪から伝わる母体への
悪い影響を避けるためである。髪の染色は人体への影響が少なからずあること
は医学的にも検証されているのである。

角界のお偉いさん達の言い分を、もし例えるならばこうなるのかな。
ある日本の伝統ある歴史の古い高校に、イギリスから金髪の男子生徒が
転校してきた。その高校は伝統があり、校則が厳しく、生徒はみな黒髪と
決められているので、そのイギリス人転校生はやむを得ず髪を黒くするよう
染められた・・・。

今、角界の意見をまともに受けるならば、上記の高校の話とどこに違いが
あろうか。

そのままで何が悪いのか?

ま、「角界の意見」と言っても、批判的ではない見方をする人も多くいるわけで、
どうやら「ある一個人」の独断的な意見が強く出すぎてしまい、「角界の総意」の
ようにも感じてしまっていることも否めない。
その一個人とは

北の海理事長 である。

現役時代も長く「嫌われ者役」として徹してきたが、今もそれは健在のようだ。

把瑠都関よ、「のりをたくさん食べて髪を黒くしよう」なんて考えなくていいぞ。
金髪の関取なんて格好いいじゃないか。
ファンは君の金髪の大銀杏を大いに見てみたいと思っているぞ!(´∇`)

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