ちぃクック×ちぃクック

心や体にとって優しく自然な食生活を目指す主婦のブログです。

母性心性

2014年06月25日 05時18分59秒 | 生き方のヒント
おはようございます。

先日、前田實子先生(元武庫川女子大学児童心理学教授)のお話を聞く機会がありました。
育児や母性、児童の心の発達などについて、お話を聞いてきました。

先生は94歳。
先生のおおらかなお人柄に触れ、
また、90代とは見えないシャンとした姿や筋の通った話に
とても驚き、感動しました。

私もこんな高齢者になりたい。
こう思ったのは、私の97際の祖母以来です。


先生のお話の中で、印象的だったお話が、「母性心性」の話。

赤ちゃんが泣いていて、なぜ赤ちゃんが泣いているのか
わかる母親とわかりにくい母親がいる。
これは母性心性の強さにあるとのこと。
(母性心性とは、簡単にいって「母性」といってもいいかもしれません。)

私は子どもが泣いていて、なんで泣いているのかわからないことがあるので、
私の母性心性もまだまだなのかしら??

母性心性を強くするのが、「かわいい」という感情だそう。
かわいいと思わせるものの特徴は、
まるっこい、小さい、ふわふわしているといったもの。
こういったものに囲まれた生活により、母性心性は強くなるのだそうです。


これを聞いて思ったことがあります。

よく、「赤ちゃんの誕生とともに、母親も誕生する」と言いますよね。
母親は可愛いわが子に母乳やミルクをあげたり、オムツ変えたり、抱いたり、
毎日毎日お世話をすることで、
日々母性心性を強くしていっている。

最初は赤ちゃんが言わんとしていることが理解できなかったとしても、
日々、赤ちゃんのお世話をしていくことで、
母親も少しずつ母性心性が強まり、赤ちゃんをより理解できるようになっていく。

子どもを理解するということは、
子どもと沢山関わりをもつということですね。








最新の画像もっと見る