黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

銀色のツルツル

2006-12-20 18:48:58 | インポート

「仕事とは元来、人のリスクを取り除いてあげるもの」と誰かがどこかで言っていたが、そう考えると僕の仕事は誰のリスクも取り除いていないようにも思う。
例えば売る事とは別に「テクノやノイズのCDが人のリスクと関わりがあるだろうか?」と他人に問うてみると、最後の「か?」を聞く間もなく、ニヤけた顔で他の話題をカットインされる事間違いなしだろう。それ以前に「テクノ?ノイズ?」と極端にズ?を変調され、その説明に頭を抱えてしまうのだろう。まして重くデカイ、レコードなんてもってのほかか・・・そう考えると、こりゃ仕事じゃないのだなと諦めもつくってもんだ。じゃ、なんだ?

まっ、そんな話しは置いておき、CDというものにいまだに馴染めない者が、CDを売っているわけです。
僕はCDに対し、完全に心開く事が今もって出来ていないのです。だいたい、あのサイズがどーも好きになれないし、あの実体のない銀色のツルツルなマチエールも好きになれない。やっぱマチエールは大事。そして人差し指か中指を真ん中の穴に入れ、プレイヤーにセットする格好も、ブランデーを小指立てて飲むみたいでねぇ・・・・・。
日本には大小数多くのレーベルが数えきれない程あるけれど、一つや二つアナログに意識的に関わるレーベルがあってほしいと非常に思うのです。12”レーベルは別として。「じゃ、お前がやれ」って話しでしょうが・・・う~ん、やりたい。いつかやってやる、とは思っています。
なんて言いつつ、アナログよりCDの方が所有している数が絶対に多いはず。一体どのくらい持っているのだろう?整理しなきゃ。