黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

今年も残り1週間

2005-12-24 15:00:23 | インポート
昨日は、メンテナンスとやらでほぼ1日ここにアクセス出来ず。

さて、一昨夜のdepthですが・・・現場で機材周りを見て失望。当日の昼にムーチーと共にdepthのY君が店に来たおりに、心配だったので「タンテは3台だよね」と念押ししておいたにもかかわらず、2台のみ・・・エフェクターも無し・・・絶句。普通のセットで考えれば、2台でレコードを繋いで行けば良いだけの話しなんだけど、今回は特殊なセットでやるはずだったので、レコード7枚(うちノーマルなレコードは3枚のみ。笑)だけとCD1枚(エフェクターがないと使えないCD)しか持って行っていない。事前にタンテが2台になったと伝えてくれれば、通常のセットに組み直してレコードを持って行ったのに・・・とにかく3台目のタンテを僕の時に繋いでもらったが、結局ミキサーの問題(PHONO入力が2個しかない)で1台は使い物にならず。絶望感の中、とにかく2台のタンテとCD(まともには使ってません)で最善を尽くすしかなかったので、可能性を探りつつレコード7枚で1時間やりましたが、やりたい事はあんな事ではなかったのです。
終わった後に、Y君には散々文句を言わせてもらったけど、でも、普段あまり一緒にやる事のない人や、いつもと違うお客さん、そしてやった事のないクラブでやれて楽しかったです。と一応言っておきますが、現実には大変でしたよホント。近いうちにdepthでやり直させてもらわないと、笑。でも、声をかけてくれたY君、本当にありがとうございました。それからムーチーのDJ、僕は大好きです。だからなおの事、しっかりやりたかった・・・。
ただ、そんな妙なDJ (?)セットでやる人は他にいないだろうから、普通にタンテとCDJがあればやれるだろうって・・・思うわな・・・なるわな。やっぱ前日にでも、しっかり僕のやりたい事を伝えて理解しておいてもらうべきだった。
あの状況での最善は尽くしたし、悪条件の中で可能性を探ること自体嫌いじゃないので、そう言う意味では楽しかったです。

そんな事を書いてる中、お客さんが来たのでレジに戻り、先日の打ち合わせで貰ったペドロ・コスタ(映像作家)の本をパラパラめくっていたら、こんな言葉が。
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(前文略)
それを製造した人々が望む事をしてはいけません(略)望みどおりには使わないのです。作業をする上で便利なものがあります(略)使おうとする時には、注意しなくてはなりません。できる限りの作業をしなければならないし、その作業とは、たやすさとは正反対に位置するものでなければならないのです。たやすくできるものとは、最初に思いついた事であり、抵抗の行為を欠いているのです。
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本当にパラパラめくっていて読んだ箇所なので、どのような流れでその言葉が出て来たのかわかりませんが、一昨夜の事を書いていて、このようなモノを目にするとリアルに伝わってくるのでした。