黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

女子高生とノイズ

2005-09-16 18:07:35 | インポート
よく見るサイトの日記に、電車内の女子高生達を撮った写真があり、何と言って良いのやら・・・僕はこんな光景に出会った事はないのだけど、結構当たり前の光景なんすかね?パンツラインより上じゃないの?と思う程に短く上げたスカートで電車の床に座り込む、5~6名の女子高生達・・・まぁ邪魔じゃなければ、床に座り込む事自体がダメな訳じゃないし・・・でも、あの写真に映った光景は素敵じゃなかった。
内も外も、裏も表も、本音も建前も、そんな価値観すら抹消した僕らは、自分の陰すら見る事がなくなったのか、その陰すら存在しないのか・・・スーパー・フラット街道まっしぐら!・・・スーパー・フラット街道の中で、なんとか陰を産み落としているのが、あの女子高生達?そんなカッコ良さは感じない。

エイフェックス・ツインの曲をアコースティック・アレンジしたCDが入って来たのだけど、ちょっと驚きです。あの奇怪な曲を、どう料理しているのだろうと思ったが、いやー素敵に仕上がるものですね。エイフェックスの原曲が持つエッジもしっかり生きてるし、面白い。仙台フィルとかでも、そんなコンサートをやってほしいものです。

僕は何故に未だにノイズを聞くのだろうと考えてみたのですが、それはノイズを聴く事自体よりも、ノイズを聴く事で僕の中にある回路に及ぼす、ある作用がとても僕には重要なんだと、そう気付いた訳です。それは他の音楽を聞く時の状態とは、まるで違う受け入れ方をしているのかもしれない。
どのような作用か?というと・・・え~何でしょう・・・何かの出発点を無限に並列に晒してくれるような、そんな感じですかね・・・そんな事をいちいち考えて聞いている訳ではありませんが、自分の中に浮かび上がった疑問を探ると、そんな事のような気がします。
もちろん全てのノイズが、そのように僕に作用する訳ではないのですが、他の音楽からは絶対に受ける事のない作用を、確実に僕の中に与えてくれます。僕にとってはノイズを聞く作業は、今後も必要不可欠なのです。