黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

てんとう虫の唄

2005-02-18 16:45:52 | インポート
週末にまた天気が崩れるらしい・・・いい加減にしてくれー!うんざり。

大友良英"guitar solo"が届く。
僕はどんな表現であれ、作り手の呼吸のようなものが伝わらないと興味が持てない。それは綺麗な事柄ではなく、手垢のようなものや生活臭に近いものかも知れない・・・ん~チョット表現が違うけど、ニュアンスとして。どんなにハイテクな機器を使おうが、クールなコンセプチュアル作品だろうが、何か引っ掛かるものには絶対に呼吸のようなものを感じる。
逆にいかにセンチなメロディを駆使しようが、巧妙な演出をされようが、そこがないものには全くの不感症になってしまう。また歴史を背負い込んだ中で(作者自身のではなく)、その作品の価値を語るみたいな部分にも全く興味が持てない。絵でも音楽でも映画でも舞台でも、その作品が等身大の中でスーッと立っている立ち姿に僕は感動を覚える。それが全てじゃないけれど、そんな部分に僕の場合心惹かれる事がとても多い。
この大友さんのアルバムを聴きながらそんなことをツラツラと思った。とにかく心惹かれる素敵なアルバムです。