体外時計

今こうしてパソコンで色々調べたりしていると、時間の感覚がいまいち良くつかめない。集中の度合いとは別の次元で、肉体的な疲労度がない分、どうも時間に対しての実感が湧かない。実感が湧かないと言うか・・・別の感覚で時間を計っているようだ。気のせいのような感じもするが、多分違うだろう。体の疲れと時間って以外と密接なような気がする。体が必要以上に疲れると時間が長く感じたり、体調が良いと短かったりとかね、その尺度がパソコンに向かっていると、全く違うからよく分からなくなる。

昔、湯川秀樹の本を読んだときに書かれていたことで「人間は体と精神（心）ともう一つ、情報で作られていると思う」と、そのような事が書かれていて、それがとても印象に残っていて、僕はその言葉を引っ張り出しては、物事を考える事も度々ある。
社会として考えると、今なら当然のごとく言われるのかもしれないが、でも色々と置き換えて考えると、様々な角度でのものの見方が可能になる。それに情報一つとっても、今こうして目にしてる物だけではないだろうし、何を持って情報とするかも色々あると思うので、とてもシンプルなことだが僕にとっては奥が深く面白い。

昨日、京都の町屋について書かれた雑誌を借りて読む。勉強になりました。その雑誌に紹介されていた、町屋で仕事をしている人達の、仕事へのスタンスが自分を少し解きほぐしてくれた。それにしても町屋の佇まいが羨ましい～。

こんな鉄骨の建物も１０年近く使っていると、色々とイカレてくる。今日も最近ドアの鍵が抜けづらくなり、ドアノブを交換してもらった。