狂言師 山本東次郎さんのお話

今日は、狂言師　山本東次郎さんのお話を聞く機会に恵まれました。

少な少なの精神。
究極に削ぎ落とし、醜いもの（争いやケンカ、暴力などのシーン）こそ美しく演じるという奥ゆかしさ。
日本人の精神性って本当に素敵だなぁ～と実感できた夜でした。

同時に、狂言の世界も、私達の日常と通じる部分があり、厳しくすることをためらい、自由を与えすぎることで、守るべき伝統が失われているのも事実とのこと。
やはりそんな伝統文化を守るためにも、まず狂言について知り、その魅力を語り、ファンを増やしていくことが小さな一歩なのかもしれません。

せっかく山本さんのお話を伺うことができたのだし、狂言も実際に観に行きたいと思います！

ちなみに下記サイト。
狂言ど素人の私には、かなりわかりやすいサイトでした。
http://www.kyougen.jp/index.html

「過去の狂言」をクリックすると、写真集という項目があります。
これはかなり面白い読み物です。

ちなみに、昨日話題にのぼっていた作品は下記の3つ。
＜末広かり＞
http://hazama-forward.com/blog/archives/2005/10/post_35.html
＜佐渡狐＞
http://tarokaja.com/wiki.cgi?page=%BA%B4%C5%CF%B8%D1
＜三番三（さんばそう）＞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%8F%E4%B8%89%E7%95%AA

解説を聞けたおかげで、狂言がとっても身近な存在になりました。
後はいただいたテキストや、著書、実際に狂言を観ることで
さらに身にしていけたらなって思います。