夢の扉

毎週日曜日午後6時30分から放送されている「夢の扉」。「あらゆる業界・ジャンルで『未来の夢』をめざす人・グループ・プロジェクトに密着するドキュメント番組」というのがコンセプトのこの番組からは、いつも大きな刺激を受けます。

そんな番組で今日取り上げていたのは、吉岡大祐さんという鍼灸師。「医療が根付くその日まで、苦しむネパールの人たちを、自分の鍼治療で救いたい 」と、単身ネパールで活動し、行く先々で名前を呼ばれては、病院にいくことのできない現地の人たちを励まし、彼らの痛みを取り除き続けています。

彼の活動によって救われる人々の笑顔や、安堵感に満たされた表情に心打たれ、私には何ができるのだろう、と自問自答しながら、番組を見ていました。ふと、S.T.E.P.22第一期奨学生の今村君のことを思い出し、ネパールで医療について学び、今は九州にある救急病院で経験を積んでいる彼の未来が、吉岡さんと重なりました。

熱い想いを持ち、誰かのために貢献できる生き方。

今の私は、まだそのための小さな1歩を踏み出したに過ぎないけれど、必ず近い未来にそんな生き方を実現させられるよう、日々努力していきたいと思います。