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ステラの高原へいらっしゃい!

標高1100mの星降る清里高原の自然の中で生活するステラのペンションエストレリータの素敵なゲストと楽しい出来事のご紹介

中林淳真 スペイン・中南米 RECITAL DE GUITARRA 

2010年09月08日 | 音楽

夏の終わりに一通のお便りが届きました。
封を開けると中からリサイタルのチラシ、お手紙、ご招待状が・・・



「同封のリサイタルご招待状同封申し上げます。上京タイミングが合えば、ぜひお出ましください・・・1962年よりメキシコ、スペイン、国内等で演奏活動をしている作曲家中林淳真です。
メキシコシティー国立劇場ベージャズアルテスの中にあるポンセホールの依嘱で「エストレリータ」の編曲とバリエーション作曲を依頼され、初演を同ホールで致しました。来年5月中旬頃、長野飯田市等に演奏に行きます・・・」




中林淳真 スペイン・中南米・語りべ ギターリサイタル
日 時:2010年10月20日(水)
会 場:東京オペラシティ リサイタルホール
備 考:開場 18:30 開演:19:00
全席自由



ステラがお琴の演奏をすることと、母方のルーツが中林氏が在住されている岡山であること等、エストレリータ以外にも関連がある方でしたのでメールで色々とお話させていただきました。
お返事の中に、



「六段の八橋検校は江戸時代まで残って弾かれていたスペイン宮廷楽士が演奏していたビウエラ(パンフ裏面の絵)
の影響を受けたらしく、ヨーロッパ和声を初めて使った作曲家です。ザビエルはこの楽器でミサをあげ、小田信長はこの楽器が気に入り、小姓達に習わせ
茶会で愉しんだと記述に有ります。中期江戸時代までこの楽器が残り演奏されていたのは興味深いですね。ギターとビウエラは同系の弦楽器で、ギターで古典箏曲を弾くとヨーロッパ北米の人々には良く理解できるらしく日本文化の誇りとして編曲演奏しております」



中林淳真氏のHPよりプロフィールをご紹介しましょう!


第7回 東京国際ギターコンクール優賞

1964年 日本人ギタリストとして最初のカーネギー
ホール リサイタル

73年 パリ ショパンホールに於いて決定的成功

83年 グラナダ国際音楽祭ゲスト アルハンブラ宮中庭でスペイン交響楽団と共演

2000年 サンクトペテルブルグ コングレスフィル
    共演 自作 バレエ曲 グラナダ1492年をロシア初演

2009年 メキシコ市等主要4都市の招かれ公等

 
演奏 ナルシソ イエペス
ホセ ルイス ゴンサレス 
作曲 ホアキン ロドリゴ に師事

    海外紙評

 ニーヨークタイムズ (1964.4.27付 夕刊)

『的確な技巧と箏曲による作品が絶品』

 パリ ガイデ ムシカ (1973.3.17付)

  『楽器と精神、肉体が一致した素晴らしいこの演奏者を、我々はいつまでも忘れる事はできない』

 スイス モントリオール紙(1981.6.23付)

『この日本国籍のギタリストは、才能に富み、優れた作曲家のみらず、彼自身の作品の熟練した演奏家でもある』


   ホアキン ロドリーゴ メッセージ
管弦楽とギターによるバレエ曲 グラナダ1492年 東フィル M トローバ指揮 初演に寄せて
オリジナル曲ライヴCD化にに当たり、ささやかな祝福の言葉を贈ります。中林淳真はギターとゆう難しくも美しい楽器への機微を尽くした探究の成果を示しています。永く輝かしい成功に満たされた芸術の道が、この先も待ち受けています様に!

   アンドレス セゴビア メッセージ
作曲家 M  トローバは氏の才能を絶賛していました。作品がCD化したら是非聴きたい



NKKTV 生活 ほっとモーニング 音楽番組 NHKラジオ深夜便 みんなの歌作詞曲 民放TVラジオなどメディアに出演

      CD DVD 13枚
 
 優れたCM に与えられる ACC賞受賞

 映画音楽 日活 吉永小百合主演
     音楽監督 他 13本

 日本人ギタリストとして 初めて公演 ホール   リサイタル記録。

NYカーネギーホール 
パリ プレイエルショパンホール 
スイス ベルン フランス教会他 
マドリード アテネオ劇場他  
シンガポール 国立劇場
インドネシア ジャカルタ市立劇場
タイ バンコク 国立劇場
香港シティーホール
アルゼンチン コスキン音楽祭野外劇場
パラグアイ アスンシオン市立劇場他
ペルーリマ アルセードホール他
コロンビア ボゴタ 国立音楽院ホール他
エクアドール キトー 三角カテドラル
ホンデュラス テグシグァルパ市立ホール
キューバ ハバナ ロルダンホール他
メキシコ国立劇場ポンセホール他
ロシア サンクトべルク 楽器博物館ホール
モンゴル等



こんなにすばらしい演奏家、作曲家の方から直接にご招待を頂けるのは、エストレリータのお陰です。何かの記事でエストレリータと言うペンションがあるのを知って非常にうれしくお思いになって、お手紙を下さったようです。
すばらしい出会いに心より感謝申し上げます。
きっと、ブログをごらんの方の中にとても興味深くご覧になってくださった方が大勢おられることと思います。
どうぞ、コンサートにいらしてみてはいかがでしょう?
ステラも伺えればいいなっておもっております。
では、どうぞ秋の宵にエストレリータを!


明日は毎年9月9日にある清里の小さな地域のお祭りです。ご紹介しましょう。じゃ、またね。 


ステラ情報
エストレリータはメキシコの作曲家マヌエル・ポンセのラテンの名曲です。お聞きになりたい方はペンション エストレリータのHPへどうぞ!