2011年は 高校水泳のラストチャレンジ年
当然ながら 全国総体個人出場 を目指して挑むでしょう。 しかしながら 春からはまた 強い新人が加わってくることでしょうから、 激戦地区の高校生スイマーにとっては 厳しい闘いとなるでしょう^^;
同じ大会を目指しながらも 一高校生として その年代に相応しい総合的な考え方に基づいて自己の将来を考える時に、 その先もまた水泳一筋 の 志を強く抱いて臨む者と 水泳を 競技として取り組みながらも それ以外の道を目指したい者との差・・・というのは一体何だろう? 素人母は、そんな事を考えたりしますが・・・、 そういうタイプの違う選手を 同様の強化練習で指導する上で 後者に対する否定的な概念を抱いているコーチが多いような気がします^^;
それは 水泳コーチである以上は 『水泳至上』 の精神を臨むのは当然。。。 でしょうが、 だからと言って 後者のタイプの選手が 練習に対して 怠けた心があるのか? どうか? という意味では、 簡単に否定されてしまうことには・・、 否 否定をするようなコーチでは 人としての許容性を疑ってしまう。。。
以前にも書きましたが。。。 『水泳至上』で 高校の3年間に好成果を収めて大学に進む選手と 学業への妥協も許さず 水泳にもレベル高く臨もうとしている選手と 果たして どちらが優れた選手なのか? という比較はできない! 私としては、水泳の練習のレベルも下げずに取り組みながら、 学業を大切にしている選手こそ! 真の高校生らしい選手だ と 思いたい!
他の競技に於いても然り! 甲子園を目指す高校球児でも 東大野球部~プロ野球に入団する人もいる(いた)。 競技力だけで比べれば・・・、 シンプルに取組める者 と その他の負荷のある者とでは 最終的には 練習量の問題などもあって 『差』 となって現われるかもしれない。。。 しかし、人としての総合力で比べてみると・・・、 ハードな競技を継続しながらも 他の分野での可能性にもチャレンジしている そういう選手を 水泳指導者だからこそでしょうが、 『水泳至上』 の目で見た結果だけで 『甘い
』 という そういうコーチが多いことに 愕然としています。。。
人のプライドの質は異なるもの! それぞれが自己のプライドに恥じぬよう努力をしているのであり、 『水泳至上』 だけの観点しか持ち合わせていないコーチには落胆する。。。
スイマガで紹介されていた 『千葉大学水泳部』 の例のように、 学業にもしっかり取り組みながら 『競泳』 にも情熱を持っている学生はいる タイプの違い・・・ですから、 どちらかを否定することはできない。。。
我が息子も! 国立大の水泳部を希望しながら、 高校水泳ラストチャンスには けっして 情熱を失っているわけではありませんヨ(コーチ)