押してダメなら引いて見な

 歩　い　て　世　界　一　周　　4月1日 （月）　曇り

	日　数「日」	総歩数（歩）	総距離（ｍ）	平均歩数（歩）
今　　日	1	１8，24５	１２，772
今　　月	１	1８、245	12、７72	１8，245
今　　年	９1	１，５38、168	１，０76，718	１６，903
２００５年から	３，０２2	４２，８56，887	２９，９99、824	１４，１８2
７０歳の誕生日から	６，５５4	１２４，80７，023	８７，３64，916	１９，０４3

ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランス．イギリス・アイスランドを経てグリーンランドのアングマクシャリクに向かう、後 ７2５,089m

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨池の残雪　（４．１）

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　矢落ケ池　埋め立てられた

「トラッシュカンに穴開けて花鉢にして欲しい」とママに頼まれた。屑入れとして廊下や部屋の隅において使っていたが、時々、ダイちゃんがおしっこをするので困る。犬の生まれつきの性格なので、いくら怒っても直らないから、屑入れを片付けて置かないようにするしかないのだと言う。捨てるのも勿体無いので底に穴をあけて植木鉢にしたいと頼まれた。

　そんなに暇人でもないが、頼まれれば断る訳にもいかない。早速、屑入れの底に水抜きの穴を開けてやろうと大きめのポンチと金槌を用意した。屑入れはそこまでが深いのでそれより長い筒を使わなければ、底に丸い穴は開けられないと筒探し。茶筒を見つけて来たが届かないので２本を見つけて、茶筒の上に木片を載せて力いっぱい打ち込んで見た。穴が開くかと思いきや、跳ね返るのみで受け付けない。ポンチの刃が切れなくて使えものにならないことが判った。

　それならばと、千枚通しを探し出して、それを打ち込んでやっと穴を開け、そこへドライバーを差し込んで穴を大きくしようと小一時間もやってみたが、プラスチックは受け付けて呉れない。電動ドライバーなら一気に穴はあくのだろうが、そんな上等なものは無い。半ば諦めかけたが、ふと閃いた。

　そうだ！熱には弱いかもしれないと、蝋燭を探して来て炙って見た。暫くは黒いススでいぶっていたが、穴に火が点いた。みるみる裡に青い炎に変り、溶けだした。親指が通るほどの穴になった所で、火を消した。大成功！この調子で屑入れの底に向かって蝋燭の火を当てて次々と穴を開けることが出来た。押してダメなら引いて見ろ!とはこのことか。