百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

四書五経

2013年02月16日 17時10分56秒 | 随想

 歩 い て 世 界 一 周  2月16(土) 雪

 

日 数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩)

今  日

        1 

15,038

10,527

 

今  月

16

264,437

185,106

16,527

今  年

47

774,982

542,487

16,489

2005年から

2,978

42,093,701

29,465,591

14,135

70歳の誕生日から

6,510

124,043,837

86,830,686

19,054

イツ・オランダ、ベルギー.、フランス.イギリスを経てアイスランドのレイキャビックに向かう、後 477,272m

         

         

         

 今日は一日中雪降りで家に閉じこもって四書五経に取り組んだ。と言っても全文中国語(漢文のまま)で読めないし、難解だし、死ぬまで掛っても最後まで読破出来ないだろうと覚悟している。そんな難しい本を何で買って来たのか。それにはこんな経緯がある。

 中国でボランティア活動していた時の話。多分、予定の仕事が終わって帰国前の一日だったと思う。河北省の外事弁はお礼の意味で名所の観光案内をして呉れる。その日は寺巡りで石家荘市の隣県の正定県に行った。千手千眼観音像で有名な隆興寺に行った時、境内に並べられていた古書が目に留まり、その中に「四書五経】があった。

 私はその本を手に取って夢中になって立ち尽くしていた。すると案内の邢春さんが来て、「その本が気に入りましたか?」と言うので「ぜひ買ってほしい」と頼むと、「私が買って、貴方に差し上げます。お土産です」と。私は彼女の好意を受け入れました。今もこの本を手にするとき、胸にときめきを感じる。私の最も大切な宝物だ。

 中国には嘗て(隋から清まで)【科挙】と云う制度があった。科挙はエリート官僚への登竜門で、これに合格すれば、国家の官僚として地位・名声・権力を得て、それを元に大きな富、栄耀栄華に預かることが出来た。そのために幼少の頃から学問に専念して高名な学者に付いて、沢山の高価な書物を読破しなければならなかった。その中でも四書五経は全巻暗唱が必須だったと云われている。

 四書には論語・孟子・大学・中庸の四つの哲学書の事であり、五経には易経・書経・詩経・礼記・春秋の五書がある。私の手元にあるのは北京中国書店出版、宋元人編集の全三冊(上・中・下)で全巻が纏まって居て、しかも今中国で使われている簡体字で無く、すべて昔のままの繁体字だ。貴重品だが、積読(つんどく)では意味は無いので余暇を見つけては見て行きたい。

 

 



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