歩 い て 世 界 一 周 2月16日(土) 雪
日 数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩) |
|
今 日 |
1 |
15,038 |
10,527 |
|
今 月 |
16 |
264,437 |
185,106 |
16,527 |
今 年 |
47 |
774,982 |
542,487 |
16,489 |
2005年から |
2,978 |
42,093,701 |
29,465,591 |
14,135 |
70歳の誕生日から |
6,510 |
124,043,837 |
86,830,686 |
19,054 |
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランス.イギリスを経てアイスランドのレイキャビックに向かう、後 477,272m
今日は一日中雪降りで家に閉じこもって四書五経に取り組んだ。と言っても全文中国語(漢文のまま)で読めないし、難解だし、死ぬまで掛っても最後まで読破出来ないだろうと覚悟している。そんな難しい本を何で買って来たのか。それにはこんな経緯がある。
中国でボランティア活動していた時の話。多分、予定の仕事が終わって帰国前の一日だったと思う。河北省の外事弁はお礼の意味で名所の観光案内をして呉れる。その日は寺巡りで石家荘市の隣県の正定県に行った。千手千眼観音像で有名な隆興寺に行った時、境内に並べられていた古書が目に留まり、その中に「四書五経】があった。
私はその本を手に取って夢中になって立ち尽くしていた。すると案内の邢春さんが来て、「その本が気に入りましたか?」と言うので「ぜひ買ってほしい」と頼むと、「私が買って、貴方に差し上げます。お土産です」と。私は彼女の好意を受け入れました。今もこの本を手にするとき、胸にときめきを感じる。私の最も大切な宝物だ。
中国には嘗て(隋から清まで)【科挙】と云う制度があった。科挙はエリート官僚への登竜門で、これに合格すれば、国家の官僚として地位・名声・権力を得て、それを元に大きな富、栄耀栄華に預かることが出来た。そのために幼少の頃から学問に専念して高名な学者に付いて、沢山の高価な書物を読破しなければならなかった。その中でも四書五経は全巻暗唱が必須だったと云われている。
四書には論語・孟子・大学・中庸の四つの哲学書の事であり、五経には易経・書経・詩経・礼記・春秋の五書がある。私の手元にあるのは北京中国書店出版、宋元人編集の全三冊(上・中・下)で全巻が纏まって居て、しかも今中国で使われている簡体字で無く、すべて昔のままの繁体字だ。貴重品だが、積読(つんどく)では意味は無いので余暇を見つけては見て行きたい。
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