百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

老子

2013年02月15日 18時11分44秒 | 人物

 

歩 い て 世 界 一 周  2月15(金) 曇り時々雪

 

日 数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩)

今  日

        1 

16,087

11,261

 

今  月

15

249,399

174,579

16,627

今  年

46

759,944

531,961

16,521

2005年から

2,977

42,078,663

29,455,064

14,135

70歳の誕生日から

6,509

124,028,799

86,820,159

19,055

イツ・オランダ、ベルギー.、フランス.イギリスを経てアイスランドのレイキャビックに向かう、後 487,799m

 最近、中国古書に興味を持って読み漁っているが、勘違いしていたことや新しく知ることが出来たことが結構ある。【聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥】というが、間違ったままこの年まで記憶していたことは恥かしいが、正しい知識を得て頭の中が整理されたことに感謝している。

 私は、中国の思想は孔子を中心とした忠孝の思想に永い間継承されているものだとばかり信じていた。それは自分が初めて【孝経】を教えられ、次いで【孔孟新鈔】を習っただけの知識で判断していた所為だったことを知った。

 孔子・孟子・荀子の思想家を「儒家」と云うのに対して「道家」と云う思想家があることを初めて知った。その芯となる思想家が「老子」だということも初めて知った。私は老子も孔子の弟子だとばかり思って居たが、孔子も老子に教えを受けたという説まであるとのことには驚いた。

 老子は【春秋時代】末期(紀元前4~500年前)の人物で名は聃(タン)、楚の出身で周の王室に仕えたが、周の徳の衰えを見て、函谷関を出て、それ以降の消息は無いという。出国に当たって【老子道徳経】を著したと云われる。

老子は「柔は剛に勝つ」柳に雪折れなしと云われるように、柔軟さこそ生の象徴、柔軟さの極致を求めて、無抵抗なまでの流動性・一切の固定した形に対する否定をしている。何が柔らかい、何が弱いといっても、水ほど柔らかく弱いものは無い。そのくせ、堅く強いものに勝つ事水に勝るものは無い、と説いている。

また、最高の善とは水のようなものを云う。水は万物を助け育てながら自己主張もせず、人の嫌う【低き】へ低きへと下る。水と同じように自己主張をしないものが自在な能力を得る、と。なるほど!



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