歩 い て 世 界 一 周 2月22日(金) 雪後晴
日 数「日」 |
総歩数(歩) |
総距離(m) |
平均歩数(歩) |
|
今 日 |
1 |
17,429 |
12,200 |
|
今 月 |
22 |
366,568 |
256,598 |
16,662 |
今 年 |
53 |
877,113 |
613,979 |
16,549 |
2005年から |
2,984 |
42,195,832 |
29,537,082 |
14,141 |
70歳の誕生日から |
6,516 |
124,145,968 |
86,902,178 |
19,052 |
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランス.イギリスを経てアイスランドのレイキャビックに向かう、後 405,781m
遂に87歳最後の日が来た。明日からは88歳米寿だ。孔子は【七十にして心の欲する所に従って矩を踰得ず】と言ったというが、私は何時まで経っても一人前の大人に成れないでいる。今日も一日【小人閑居して不善を為す」だ。
【我が家の庭の雪が何時消えるか】の懸賞募集の為の応募票と趣意書をプリントしたあと、【唐詩鑑賞辞典】を探し出して一日中、中国での思い出で潰してしまった。
唐詩鑑賞辞典
この辞典は上海の百貨店で買ったのだが、全頁中国語で日本語は全く使われて居ない。大冊の割合にしては安い、総頁15036頁、詩人196名詩作1105編に加えて詩人の小伝・年表・名句索引まで字数1,812,000字、それが定価52.10元、つい安さに惚れて、訪中の記念品として買ってきた代物。 残念ながら簡体字なので、【日中辞典のお世話にならないと読めない。普段は積読専門。
開こうとすると、付箋がついて居る。杜甫作の5言絶句 「江碧鳥逾白 山青花欲燃 今春看又過 何日是帰年」
この詩には恥をかいた思い出がある。寺巡りの寺宝展があって、私は正受庵の当番を仰せつかった。参観者が見えられると、調子に乗って「この絶句は”江(こう)は碧(みどり)にして鳥いよいよ白し、と書いてあるんです」と仏間の脇の書を説明したところ、「山は青く、花燃えんと欲す、と続くんですネ」と言われた。私はそこまでの知識は無かった。
唐詩撰を見て、これが「江の碧、鳥の白、山の青、花の赤」の色彩を読み込んだ杜甫の代表作であることを初めて知った。良い勉強になった。
今日、索引から崔の黄鶴楼の詩を見つけた。
昔人巳乗黄鶴去 此地空余黄鶴楼 黄鶴一去不復返 白雲千載空悠悠
晴川歴歴漢陽樹 芳草萋萋鸚鵡洲 日暮郷関何処是 煙波江上使人愁
芳草 萋萋(せいせい)たり 鸚鵡洲(おうむしゅう) 日暮 郷関 何れの処か是なる 煙波 江上 人をして愁えしむ
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