2.26事件起こる

　　　　　　　　　　    百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周　2月26日　曇

　昭和１１年２月２６日、この朝、私は西神田小学校５年生。登校したが生徒は僅か。夜中に近衛兵たちが総理大臣や偉い人を殺して立ち上がったんだって、だから学校は休みになったんだって、と。

　ラジオが入ってないので、情報が伝えられなかったのだ。帰宅して餅菓子屋の大渕さんと兵隊を見に行った。竹橋では土嚢を築いて機関銃を据え付けた兵隊が居た。近づいて行くと「見世物じゃないぞ！」と怒鳴り付けられて逃げ帰った。

　午後には駿河台に高崎の兵隊がやってきて撃ち合いが起こるかもしれない、ビルの陰などに隠れるとイイなどの話も聞かれた。軍人会館に戒厳令司令部が設けられたという話も聞いた。

　ラジオの情報が入らないので、記憶に残っているものは少ないが、総理大臣が殺されたのは間違えである事は判ったが、「今からでも遅くないから原隊へ帰れ…」の気球が揚ってクーデターは収まったが、細かな事は記憶にない。
 

　　          百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周　2月２6日

	日数「日」	総歩数（歩）	総距離（ｍ）	平均歩数　　　　　　〈歩〉
今　日	１	１6，620	９,972
今　　月	２6	３76,766	226,060	１４,491
2年	５3	７56,913	４54,148	14，281
2０５年から	４,362	6８,９91,449	４7,２48，871	１5,8１６
2７０歳の誕生から	７,84６4	1５０,922,397	104,６66,723	１9,１９2

  アメリカ大陸を横断して、西海岸を北上してアラスカアンカレッジに向かて、あと１.２23,129m

病衣利用料 支払い

　　　　　　　　　　    百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周　2月25日　曇

 パパ宛に再発行の請求書が来た。文面を見ると、私が日赤に入院した時の看護用のCSセットの代金の請求書だった。

　パパ宛であったため、内容をよく確かめずに捨ててしまったようだ。事の起こりは、私の退院祝いでパパの親戚に挨拶に行って、玄関前の階段から転げ落ち、救急車で日赤に入院して、治療をうけた時の病衣の請求書だった。私は未だ意識が朦朧としていたので、利用者らんには私の氏名が記入されたのだが、請求書の宛先がパパの氏名になっていたために、ぱぱに無視されたのだと判った。

　私は後期高齢者で何時何処で事故に遭って不慮の死を遂げるやらわからぬ身、未払いを残して死ぬのは本意ではないので、分割払いは一切しないことにしている。

　早速、セブンイレブンで決裁した。

　　          百歳に向かってもう一度 歩いて世界一周　2月２5日

	日数「日」	総歩数（歩）	総距離（ｍ）	平均歩数　　　　　　〈歩〉
今　日	１	１6，325	９,795
今　　月	２5	３60,146	216,088	１４,406
2年	５2	７40,293	４44,176	14，236
2０５年から	４,361	6８,９74,829	４7,２38，899	１5,8１６
2７０歳の誕生から	７,84６3	1５０,905,777	104,６56,751	１9,１９2

  アメリカ大陸を横断して、西海岸を北上してアラスカアンカレッジに向かて、あと１.２33,101ｍ