ロサンゼルスは、常夏ではないのよw

いつもありがとうございます。

自分の軸をぶらさない、ということ。

2007年10月12日 06時25分27秒 | 雑談 Misc.
今回の転職で、私のキーワードは「自分の軸をぶらさないこと」だった。

まず、誰にも相談しなかった。他人の意見を聞いて左右されがちな私のような人間は、後で何か悪いことがあったら、それも他人のせいにしそうだから。

円満退社をすること。後ろ足で砂をけって去って行くようなことは、絶対にしたくなかった。それは相手も不愉快だし、私も多分自己嫌悪を長くひきずることになる。私は小心者で気にしいなんです。

優先順位を考えて、譲れないポイントは外さないようにした。
時間ぴったりで終わる仕事(子どもの送り迎えがあるから)。家からの車での通勤時間が変わらないこと(ガソリン高いし)。緊急災害時に歩いて子ども二人を学校に迎えに行ける距離にある職場であること(カリフォルニアだから、いつ地震が来るとも限らない)。毎日びしっとおしゃれして出勤する必要のない仕事(日本でOLしていた時、すごいストレスだったので、自分には無理、と悟っていました)。お給料が激減しないこと(福利厚生やその他の条件すべてを含めてとんとんと思えるかどうか)。今よりもクライアントの層が拡大するような仕事であること(日本人相手という殻を破りたかった)。今までの経験が活かせる仕事であること(結構適性あったんです。知識もいっぱい身に付いて、悪くない経験だったから)…などなど。

それらの譲れないポイントすべてを満たしていない職は、すべてはじいていき、応募しないようにした。宝くじと一緒で、応募しなければ絶対にその先には進めない。もちろん、心揺れました。でも、安売りをし続けたら、何も変わらないと思った。心を鬼にして、条件でどんどんはじいていきました。

面接をしても、何があっても、誰にも一切話さなかった。はけ口はこのblogだけ。友達は後から聞いて「水臭い」と思ったかもしれないけれど、私は自分で考え、自分で決断し、自分で演出してゴールにたどり着いたことに大満足しています。

いつも、周囲に合わせようとして、すごく無理してた。11年それを続けて(最初の2年くらいはやんちゃだったけど)、すり切れた。だからこそ、30代最初で最後とも言える「自分だけのことを考えた決断」ができて、大満足です。

次の職場では、あんまり無理しないようにしよう。人が言って欲しそうなことばかり言うのは、もう辞めよう。人が期待する私の役割を演じるのに精一杯になるのはやめよう。

仕事を、楽しもう、と思います。