Law of Attractionの悪い例を地でいく人

Law of Attraction。ポジティブなことを考えていればポジティブなことが寄ってきて、ネガティブなことばかり考えていると、ネガティブなことばかり寄ってくる、とは良く言ったものだと感じさせられることがある。

以前同僚だったCさん。出産を機に仕事を辞めた。子供が大きくなったので、仕事に戻りたいが、良い仕事がない、という。ちょくちょく電話をかけてきて、しばし愚痴る。いつもだいたい同じ内容で、話に解決策とか進展がない。

私は、電話を切った後、どっと疲れる。便器にでもなった気分。感情垂れ流し、それをこちらの都合を考えずに全部ぶつけてくる。私がカウンセリング専攻だったとは言え、仕事で人の愚痴とか訳分からない話に散々付き合って、その後プライベートにも持ち込まれるのは堪えます。

最初の頃は、だんなの愚痴だった。収入が少ない、タバコ、酒の量が多い。これを私に言ってどうする。本人とちゃんと対峙して話し合わなくちゃ。それをほのめかすと、「だって、言うと機嫌が悪くなるし」。夫婦なんだもん、ご機嫌伺いばっかりしてもいられないでしょ、一緒に暮らしてるんだから。

最近、というかここ２年くらいは、ずっと仕事の愚痴。最初の頃はうまくいっていたeBayビジネスが先細った。まずその愚痴延々。でも、それは、Baby Einsteinの偽物DVDを香港から買い付けて、本物のように売ってた自業自得。なのに「ねぇ、これ、本物だよねぇ、ねぇねぇ」と聞いてくる。「明らかに英語が間違ってるから、偽物だと思うよ」と本当のことを言うと、「でも、中身はまったく同じなんだから、いいじゃない」と逆切れ。おいおい、苦情を言ってるのは、eBayのお客さんでしょ。私に抗弁してどうする。

ついに経済的にたちゆかなくなり、就職活動を始めたとのこと。でも、年俸が少ない、馬鹿にしている、うんぬんかんぬんと私から言わせると自己弁護の言い訳ばかりして、結局仕事が見つからない。

昨日、思わず夫に愚痴ってしまった私。だって…日本では高卒で、こちらでコミュニティカレッジを出ただけなのに、会社員として大卒、大学院卒と同じ収入を求める時点で、勘違いだと思うの。これは、さすがに本人には言っていない。「日本よりも、アメリカのほうがもっと学歴社会だからね」とやんわり言ったことはあるけど、伝わらなかったみたい。

しかも、私を同列の仲間だと思い込んで、同意を求める。私は、自分で言うと価値が下がるかもしれないけど、ものすごく堅実。まず、妊娠出産を機に仕事は辞めなかった。それは、いろいろ分析して、計算した結果だった。

あと、タバコとかお酒は一切やらない。夫もだ。家計簿もつけ、無駄のない生活をこころがけ、貯蓄に回した分を投資している。

今度、本当のことを言って、ばっさり切ってしまうかもしれない。私って非情？とも思うけど、これ以上嘘の友情は続けられないもの。